カンボジアではアリも食べます。
もちろん、どんなアリでも食べるわけではなくて食べれる種類の赤いアリです。
赤アリ本体の食に関してはこちらの記事をご覧ください。
本日のその「赤アリの卵」のお話です。
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①食べれる赤アリの卵
赤アリ本体はわりとタレなどに混ざっていたりで時々見かけるのですが、卵はアリ本体ほど頻繁にお目にかからない気がします。
収穫できる時期があったり、生のまま食べるので新鮮度や保存の問題などもあるのでしょう。
左は大粒で、右側は小粒のアリの卵です。
色は白くて透明感があります。
値段は上記の写真の一盛で5,000リエルでした。(180円くらい)
カンボジアでは「ポーン・アンクロン」と呼ばれます。
「ポーン」は卵、「アンクロン」が(この食べる)赤アリのことです。
②アリの「卵」といえど幼虫や蛹もあり
アリの「卵」と言いますが、よく見ると「幼虫」のような形をしていたり、「蛹(さなぎ)」のようになっていてアリの形をしているものも入っています。
姿ができているものは黒い小さな目が二つ付いていますね。
通常の赤アリもいっしょに混ざっていたりします。
まだ微かに動いてる赤アリもいました。新鮮度は抜群です(笑)
大人のアリより蛹のほうが大きいような…まあここから脱皮をすると小さくなるんですかねー
余談ですが、東南アジアで卵といえば「孵化しかけのアヒルの卵」も有名ですね。
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③生のまま食べれる
このアリの卵は生のままで食べることができます。
口に入れるとプチっとつぶれて中から液体がでてきます。身のようなものはほとんどなくて、少量の水分が出てくるだけです。
かすかに甘みを感じる程度であまり味はありません。
水分の多い生の小エビでも食べてるような食感でした。
買ったときにカンボジアでおなじみの調味料がついてきました。
売り場で一粒味見させてもらったときは美味しくもまずくもなんとも感じなかったのですが、何粒か食べてるうちにだんだん美味しくなってきて、「やめられない止まらない」になって一気に食べてしまいました。
後でお腹痛くならないか心配…
(結果、お腹は大丈夫でした)
④お料理にも
アリの卵は炒め物などにも使用するので、別に少し分けておいて後で家にあったアヒルの卵といっしょに炒めてみました。
もともと味の主張はあまりなかったので、アリの卵が入ってるのか入ってないのかよく分からない感じになりました。
でもアリの卵、栄養素はけっこう高いようです。
以上、いかがだったでしょうか。
「幼虫、蛹」のように言葉にしたり、じっくり見ると拒否感を感じるかもしれませんが、不思議と食べてるときは全く気持ち悪さは感じませんでした。
衛生面は少し心配になりますが、機会がある方はぜひ「生のアリの卵」に挑戦してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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