みなさん「バナナの花」ってどんなのか知ってますか?
いつも食べてるバナナからはあまり想像できないですよね~
実はパッと見だけだとタケノコみたいだったりします。
いがいですか?花って聞くともっと花っぽいものをイメージしますよね。
それでこのバナナの花って食べることもできるんです!
ということで今日はバナナの花を紹介します。
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①バナナの花ってどんなの?
バナナの花って見たことありますか?
この上の赤紫っぽい色したものがバナナの花なんです。
沢山の皮に包まれていて先がとんがっててタケノコっぽくないですか?
皮を剥いていくと中もタケノコっぽい色してるんです。
どんな風にバナナの木になっているかというとこんな感じ。
※上の画像は街中にあるふつうの住宅の庭になってました。
日本じゃ考えられないですね~家の庭にバナナの木🍌
バナナがぶわ~っと沢山できるその一番下にできるんです。
それで、もうこれ以上バナナができないと分かると花の部分は切られて食べられるそうです。
②バナナの花の味
バナナの花の味はというと、なんとあまり味がありません。
辛味なし、酸味なし、苦みなし、ほのかに甘みがある程度です。
でも美味しいんですよ。
味の主張が弱いだけにバクバクと食べれてしまいます。
バナナっぽい味とかは全くありません。
※生でそのまま食べるとアクがあって苦みがあります。
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③バナナの花をつかった料理
1、スープ
カンボジアの食堂などでよく見かけるのが、白っぽい色のスープに鶏肉とバナナの花が入ってる料理。※写真左上
ザクザクっと適当な大きさに切られて入っています。
バナナの花だって知らないとまったく分からないと思います。
あいかわらず花自体の味はあまりないのですが美味しいんですよ。機会があったらぜひ食べてみてください。
2、サラダ
バナナの花をつかったサラダもよくありますね。
サラダの場合はだいたい細かく細く切られて生のまま入っています。
バナナの花は生のままでも食べることができるんですよ。
右上の緑色の葉っぱの間にある細く切られたもの、これもバナナの花でした。
④バナナの花の値段
値段はカンボジアのスーパーでひとつ1.5ドル(160円くらい)でした。
野菜類って通常1キロ当たりの値段があって、その内容量で値段が決まってるんですけど、バナナの花はひとつ当たりの値段でした。
大きいのと小さめのがあってどっちにしようか迷った(笑)
カンボジアでは特に高級食材でも珍しいわけでもなく、ふつうに市場に売っています。
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⑤バナナの花を調理してみる
せっかく今お手軽にバナナの花が手に入る環境にいるので、ひとつ自分でも調理してみることにしました。
まずはまわりの赤い皮をむいていきます。
すると中から長細い雄しべ雌しべのようなものが沢山あらわれます。
これはバナナの赤ちゃんで、大人になり損ねたものだそうです。
この赤ちゃんバナナの部分も食べれるのは食べれるそうですが、あまり繊細な調理じゃない場合はババっと皮だけむいて赤ちゃんバナナもいっしょに捨てられるそう。
ただ食べられると聞いたら食べたくなる性分、残しておきます。
ひとつの花から、けっこう大量のバナナの赤ちゃんが取れます。
いらない箇所は取り除いて水につけておきます。
花本体に戻ってさらに赤い皮を向いていくと中央の白い部分がでてきます。
タケノコ色ですね。食べるのは主にこのクリーム色の部分です。
カットすると白い汁がでてきます。
(バナナの花は皮をむいて切り出すと一気に劣化していきます。)
この汁はアクが非常に強く、すぐに硬くなってネバネバになります。
バナナの花自体も切って放っておくとすぐに黒く変色してきます。
なのでライムや酢などを入れた水につけてアク抜きをします。
今回は茹でる予定なので適当な大きさにカットしてザっと茹でてしまいます。
茹であがるとこんな感じになりました。
あとは適当に他の野菜などといっしょにラーメンにぶっこんでいただきました。
美味しかったです、ごちそうさまでした。
以上、いかがだったでしょうか。
一度自分で調理してみるってのも「バナナの花」のことがよく分かっていいですね。あっさりとしていて沢山食べられるのでヘルシーで健康にも良さそうな気がします。
↓こちらは珍しい赤いバナナ
↓種のあるバナナだってあるんですよ!
最後までお読みいただきありがとうございます。