引き続きバッタンバンへの旅、2日目後半戦です。
前回はバンブートレインを中心にご紹介いたしました。
バッタンバンには郊外に寺院が点在しており、そこも見所の一つになっています。
2日目はそんな寺院巡りを中心に観光いたしました。
この記事では2日目の様子からバッタンバンの街をご紹介していきます。
スポンサードサーチ
目次
①バッタンバン観光「三つの有名寺院」
バッタンバンには主に三つの有名な寺院があります。
「ワット・バナン」「ワット・プノン・サンポウ」「ワット・エク・プノン」の三つです。
バナンとサンポウは街の南側。エク・プノンは北側になります。
入場料は各バラバラに支払うことも可能ですが、3ドルで共通パスのようなものが購入できます。
その共通パスがあれば同日中は3つの寺院を出入りすることができます。
まるでアンコールパスのようですね。
②ワット・バナン
「ワット・バナン」はバッタンバン市内より南へ約20㎞。
↓ワット・バナン手前にある看板。ここを右手へ曲がります。
まずは3ドルの共通チケットを購入しました。
寺院の麓には屋台やレストランなどもあり良い雰囲気です。
もう少し進むと正面になが~く続く階段が見えてきます。
一度水分補給しておくと良いかもしれませんね。
ここから階段を上ります。がんばりましょう…
頂上へ向かって真っすぐの階段がのびています。
左右に曲がったりはしません。全部で350段ほどあります。
てっぺんの寺院が見えてきました。
頂上付近になると地元の子供が潜んでおり、急にうちわであおいできました。
たしかに汗もかいてたし、一見やさしそうなんですけど。
「そんな歩きながら隣でうちわであおいでも風こないよ」と思いつつ、「お、これはあとでチップ請求されるやつだな」と思って断ります。
上まで登るととても静かで他には全く観光客らしき人は誰もいませんでした。
がんばって登ってきましたが、ワットバナンの頂上エリアはそんなに広くありません。
ぐるっと一周まわったらおしまいです。
階段の上から見下ろした景色です。
足もとに気を付けてまた元の場所まで階段を下りていきましょう。
帰り際には入り口にあったハンモックレストランでお昼ごはんを食べました。
フライドライス1.5ドルと良心的な価格でした。
食事をしているとで子猫がたくさん集まって来てとてもかわいかったです。
のどかでハンモックに揺られながら子猫と遊べる、まさに癒しのレストランでした。
1、新バンブートレイン
2018年にはバナン山の麓に新しく「バナン・バンブートレイン」が出来ました。
気分転換にバンブートレインに乗ってみるのはいかがでしょう。
※バナン山の麓ですが「ワットバナン」への登り口とは少し場所が違いますので、ドライバーに言って連れて行ってもらってください。
↓詳しくはこちら
2、オオコウモリが住むパゴダ
ワット・バナンへ行く道の手前にオオコウモリが大量に住むという「バーイ・ダムラン・パゴダ」という場所があります。
せっかくなので向かってみました。
少し分かりにくい場所にあります。
写真の看板があるところを曲がります。
その先に大きな橋があり、渡り切ったところにパゴダがあります。
確かにたくさんのコウモリが大木の上の方にとまってました。
特別コウモリが大きいのかはよく分かりませんでした。
とまっている木が大きいのと数が多いのは分かりました。
スポンサードサーチ
③ワット・プノン・サンポー
「ワット・プノン・サンポー」は「ワット・バナン」に比べると広く、見どころが数カ所あります。
こちらも小高い山になるので上まで登る必要があるのですが「自分の足で階段を登っていく」方法と、「周りの山道をバイタクなどを使って登っていく」方法があります。
1、キリング・ケイブ
キリングフィールドのような場所です。
ここでも虐殺された方がたくさんいたようです。
霊感は全くないのですが、時空が歪んだような不思議な空気感を感じました。
(霊感がある方は絶対に何か見えそうな…)
少しだけ見学して、そそくさと次の場所へ向かいました。
隣にはお寺のような建物も建っていました。
2、プノン・サンポー
「プノン・サンポー」は山頂に建てられた寺院で、非常に見晴らしがよく良い景色が見えます。
頂上まで上ってきた階段。
毎度のことながら、けっこうな階段を登っていくことになります。
「ワット・バナン」に比べると山頂エリアはとても広いです。
山頂にある寺院。金色でピカピカでした。
とてもよい景色で、バッタンバンの街が一望できます。
近隣にある山々を見わたせ、それぞれの山には名前も付けられているそうです。
ふらふらと歩き回っていると細く長く下る階段を発見。
下まで行くのも大変そうでしたが、気になったので下まで降りてみることに。
するとキリング・ケイブのような場所がありました。
2つの像がこの世の全てをつかさどる神のように立っています。
ここだけ異質な空間で、今から新たな世界が作られるかのような厳粛な空気が漂っていました。(ドラクエのダンジョンに迷い込んだような…)
あとは非常にお猿さんが多かったですね。
露店でマンゴーを買って座って食べていると、マンガのように見事に後ろからサッと奪い取られました。
よく見ると妊婦のサルで、夢中でマンゴーにかぶりついていました。
元気な健康な赤ちゃん生んでくださいな。
3、コウモリの大群が飛び出る洞窟
プノンサンポーの山の麓には夕方になると、
大量のコウモリがいっせいに飛び出すという有名な洞窟があります。
何万匹というコウモリが川のように連なって飛んでいきます。
↓コウモリの洞窟に関しては別記事で詳しく書いてますのでこちらをどうぞ。
以上、いかがだったでしょうか。
シェムリアップから片道3時間と非常にアクセスもいいので、時間に余裕のある方はぜひ足を運んでみてください。観光地でも都市部でもないカンボジアの雰囲気を感じることができます。
バッタンバンへの弾丸旅行でした。
↓バッタンバン観光一日目の様子はこちら。
↓バッタンバンの安くて美味しいレストラン「HOC CAFE」
最後までお読みいただきありがとうございます。