なんて疑問を持つ方もいるかと思います。
ずばり答えを言ってしまうと、「ベストシーズンは12月~3月」あたりです。
アンコールワットやその他の遺跡、観光スポットは人があふれ賑やかになります。
ただし一般的には12~3月といわれていますが、その人の好みによってベストシーズンは変わるかもしれません。
この記事ではもう少し細かく各月に分けて、より分かりやすくご案内していきます。
スポンサードサーチ
目次
①カンボジア観光のベストシーズン
冒頭でも書きましたが、一般的にカンボジア観光のベストシーズンは12月~3月あたりだとされています。
ですが「ベストシーズンといっても他の時期が何が違うの?」と思う方もいるでしょう。
まずカンボジアには乾季と雨季があります。
ベストシーズンといわれる月は乾季にあたるので、雨がほとんど降りません。
※雨季になると毎日のように雨が降るので、もちろん遺跡観光には不向きになります。
また12月~3月は乾季の中でも気温が低く、すごしやすい時期になります。
街中には観光客が増えシェムリアップが全体的に活気づいて賑やかになります。
↓カンボジアの全体的な気候や服装などについてはこちら
②ハイシーズンとローシーズン
観光地であるシェムリアップは「ハイシーズン」と「ローシーズン」があり、大きく旅行者の数が異なります。
おおざっぱに見ると「乾季=ハイシーズン」といった感じです。
その中でも日本人の旅行者の方に限定して考えると、日本人にとってのハイシーズンは日本の休暇期間とそのままかぶるといってもいいでしょう。
ゴールデンウイークや8月あたりは分かりやすいぐらいに日本人が増えます。
オールドマーケットやナイトマーケットへ行くとあちこちから日本が聞こえてきます。
やはり日本は休みがとりにくいんでしょうね。
夏休みや冬休み期間、大学生が休みになる2月から3月にどっと人が増えます。
各メリット・デメリット
一般的にハイシーズンが良いとされますが、必ずしもその人にとってハイシーズンの方が良いとは限りません。
そこでハイシーズン、ローシーズンの各メリット・デメリットをあげてみようと思います。
<ハイシーズンのメリット>
- 活気があるので、賑やかで楽しい雰囲気になる
- 雨が降らない
- ツアーなどで同乗者が見つけやすい
- 人との交流もうまれやすい
<ハイシーズンのデメリット>
- やはり人が多いので、待ったり並ぶ必要があるときがある
- 他の人が映りこまないような写真がとりにくい
- ホテルや宿が料金が割高になる
<ローシーズンのメリット>
- 人が少ないので、まわりを気にせず写真がとりやすい
- 待つことなくスイスイ進める
- ホテルや宿が安く泊まれる
<ローシーズンのデメリット>
- 活気が少なく、味気ない感じになる可能性がある
- ツアーの同乗者がみつけにくい
スポンサードサーチ
③各月々の特徴
最後にもう少し詳しく各月々ごとに分けてご紹介いたします
それではハイシーズンが始まる12月からお届けいたします。
【12月】
12月からは急に観光客が増え始めます。
雨季も終わり、まさにハイシーズンに突入といった感じになります。
気温も朝方や夜間は少し肌寒くなり過ごしやすくなります。
就寝用に長袖や長ズボンを用意しておくといいでしょう。
31日の年越しカウントダウンはカンボジアにもありますが、年末・大晦日といった雰囲気はほとんど感じられません。
クリスマスも気温が暑いので、ロマンティックといった雰囲気はあまりありませんね。
年末や年越しは宿が取れなくなる可能性があるのでホテルは早めにとっておいた方がいいです。
【1月】
西暦による「インターナショナル・ニューイヤー」です。
わざわざインターナショナルと付けたのはカンボジアには3回も正月があるからなんです。
カンボジアの正月についてはこちらをご覧ください。
年越しは人で溢れますが、5日ごろをすぎると全体的に少し落ちつき始めます。
【2月】
2月はおそらくハイシーズンのピークです。
1年の中でも最も観光客がふえる月です。
雨もほとんど降ることがなく、気温も落ち着いておりまさにベストシーズン。
また中華正月の時期ともかぶってきます。
※「中華」正月といえどもカンボジアも影響を受けます。
中華正月の時期はパブストリートも人で埋めつくされ、ホテルも満室になります。
日本からも大学生を中心にどっと人が押しよせる時期ですね。
【3月】
ピークだった2月から少しずつ落ちついてくるのが3月。
前半はまだまだ多いですが、後半に入るとだんだんと人が減ってきます。
気温も少しづつ暑くなってきます。
【4月】
カンボジアのお正月であるクメール正月(ソンクラン)のある月です。
4月は全体的に観光客はそれほど多くないのですが、この正月の前後だけは急激に人が増えます。
アンコールワットのあるシェムリアップには他の地域からカンボジア人も多くおとずれるため、ホテルや宿が満室になります。
4月~5月は一年の中でも気温がもっとも暑いといわれる時期です。
【5月】
5月はゴールデンウィークだけ日本人が増えます。
あとは本格的にローシーズンの始まりで、雨も降りはじめます。
【6月】
雨季に突入します。
毎日のようにスコールが降りはじめ、観光客がもっとも少ない時期。
人が少ない方がいい方はこの6月あたりを狙うといいかもしれません。
雨が多くなるため気温は少し落ち着く印象です。
【7月】
あまり特徴のない「間」のような7月。
日の出は早く、日の入りは遅い時期になり日中の明るい時間が長くなります。
【8月】
8月は夏休みですね。観光客が増えてきます。
日本人を含め全体的に旅行者は増えてきますが、ハイシーズン(2~3月)ほどではありません。
日本人宿などは満室になったりするようですね。
【9月】
8月の活気が少し落ち着いてきます。
カンボジアのお盆であるプチュンバンやってきます。
【10月】
10月も谷間のような月。
観光客がガクッと減ります。
雨季が明けハイシーズンが始まる11月へ向けて、嵐の前の静けさとでもいうべき月。
【11月】
この11月あたりから、徐々に人が増えてきます。
暑さも落ちついてきて、雨も少なくなってきます。
雨季の終わりを祝う祭りでもある「水祭り」が行われます。
↑上記12月へ戻り、本格的にハイシーズンへ突入です。
以上、いかがだったでしょうか。
あなたにとってのベストシーズンは見つかりましたか??
※各年につきズレがありますことをご了承ください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
↓混む時期は早めにホテルをチェックしておきましょう