カンボジアの定番料理のひとつ「バイチャー」。
美味しくハズレも少ない頼もしい存在。
「フライドライス」なんて世界中にあるのでクメール料理と言っていいのか分かりませんが、カンボジアにいる人なら誰もが知っている有名な食べ物。
そんな「バイチャー」に本日はスポットを当ててみました。
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目次
①「バイチャー」はフライドライス
クメール語で「バイ(バーイ)」が「ごはん」で、「チャー」が「炒める」です。
炒めたご飯で「バイチャー」。
日本でいう「チャーハン」や「焼き飯」ですね。英語ではメニューなどで「Fried Rice」と書かれます。
「ごはん」は通常「バーイ」と伸ばすのですが、「バイチャー」は定番食でもあるので、もう伸ばすのが面倒くさく「バイチャー」とサクッと言っても通じます。
ただしアラレちゃんノリで「バイチャ!」なんて言うと「??」みたいな顔されるかもしれません。もちろん「バーイチャー」とちゃんと伸ばすのはOKです。
1、炒め料理は通常は「チャー」が先
余談ですが、クメール語での炒め料理は通常は「チャー」を先に言います。
・チャーボンラエ → 野菜炒め
・チャートロップ → ナス炒め
でも「バイチャー」は「チャー」を後ろにつけるんですよね~
②日本人にも食べやすい味
カンボジアの「バイチャー」は日本人の方にも食べやすい味付けです。
基本的に辛くはありません。
もちろん店によって味は違うものの、不味いほどに大きくはずれることもないので安定して注文できるメニューのひとつです。
また炒め物を提供しているようなレストランにはかなりの高確率でバイチャーがありますので、メニューがよく分からないときはとりあえず「バイチャー」といっておけばチャーハンでてきます。
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③スープやチリソースが付いてくる
「バイチャー」を注文するとスープやチリソースがお供に付いてくることがよくあります。
スープが付いてくると何気にうれしいですよね。味ものみやすく肉団子やニンジンなどが入ってることが多いですかね。
④「バイチャー」の種類
メニューでは最初から肉の種類で分かれているか、オーダーするときに「肉の種類を選ぶ」ことが多いです。
牛肉、豚肉、鶏肉やエビなどのシーフード系、肉なしの野菜だけなど店によってさまざまな種類があります。
料金はシーフード系はちょっと高め、野菜だけは少し安めの設定が多いですね。
牛肉(サイッコー)の場合は「バイチャーサイッコー」と肉の種類は「バイチャー」の後ろにつけて言います。
1、マンゴーチャーハン!?
ある日「マンゴーチャーハン」なるものを発見しました。
英語では肉の種類は「with」を使って書かれるのですが、「with pork, with chicken」などのあとに「with mango」って書いてあったんですよねー。
いったいどんなものなのか注文してみると、まさに「Fried rice with mango」、「チャーハン」と「マンゴー」が出てきました(笑)
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⑤「バイチャー」の材料
「バイチャー」の材料は上記の肉系のほかに主に野菜です。
お店によって様々なのですが、人参はだいたい入ってますね。それと緑系の何かが一品くらいは入ってます。葉っぱ系のものかインゲンみたいなやつかネギとかもよく入ってる気がします。
見た目はわかりませんが、ニンニクも必ずといっていいほど入っていると思います。
あとは卵ですね。
いっしょに炒めて出てくるか目玉焼きになってでてきます。
⑥「バイチャー」ギャラリー
最後にいろんな場所で食べた「バイチャー」ギャラリーです。
↑夕日鑑賞スポット「プノンバケン」ふもとのレストランで食べたバイチャー。
↑「バンテアイスレイ遺跡」付近の観光客向きレストランのバイチャー。
↑「オールドマーケット」川沿いの屋台で食べたバイチャー。
↑エビに温玉付きのみんなで食べる大皿バイチャー。
↑シンプルな肉なし1ドルのバイチャー。
↑バッタンバンの「ワット・バナン」の麓で食べるバイチャー。
↑ケップの「ゲストハウス」で食べたバイチャー。
↑浜辺で食べる南国気分なバイチャー。
↑カンボジアに観光旅行にきたときに食べたバイチャー。
↑テイクアウトのお持ち帰り仕様バイチャー。(最近だとデリバリー仕様!?)
以上、いかがだったでしょうか。
カンボジアに来たらぜひ一度、カンボジアのチャーハン「バイチャー」を食べてみてくださいね~。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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