「Palm Container Night Market」は閉鎖しました。(詳しい日程は不明ですがコロナ禍の間くらいに閉鎖)。その後は入り口にあった大きなロボットの人形だけがポツリと広場に立っている状態です。
2017年でしょうか、カンボジアの首都プノンペンで、コンテナマーケットというのが大流行しました。
その流行りに続くかのようにシェムリアップでもコンテナマーケットが続々とオープン。(たぶん5か所くらい)
この記事では、その中でも順調に客足を伸ばしているように見える「Palm Container Night Market」を中心にご紹介いたします。
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目次
①Palm Container Night Marketの場所・行き方
場所は60ストリート、アンコールチケット売り場のすぐ近くです。
「チケット売り場」が交差点の北東の角ならば、このナイトマーケットは南西の角になります。
シェムリアップ中心部より北東へ4kmくらい。
トゥクトゥクで15分、自転車で30分くらいの距離です。
②コンテナ・マーケットは地元向け
コンテナ系のマーケットはシェムリアップ市内にあるナイトマーケットとは違い、基本的に地元カンボジア人向けに作られています。
そのため観光客向きの商品は売られておりませんので、日本へのお土産が目的の人には向きません。
(アンコールワットの描かれたTシャツ、カンボジアという文字の入った雑貨、象の置物などなど)
観光客も非常に少なく、カンボジア人の友達同士や家族ずれで賑わっております。
ショッピングに飲食、子供広場とまるで夜のショッピングモールのような雰囲気です。
はっきりしたオープン日は不明ですがここも2017年後半だったと思います。
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③Palm Container Night Marketの内容
★Palm Container Night Market内の全体エリア・マップ★
1、駐車場
バイク大好きカンボジア人のために、バイクや車の駐車場がばっちり完備されています。
マーケットの左右両側にあります。キレイそうなトイレもありました。
2、写真スポット、巨大なロボット人形
入り口では大きなロボット人形がお出迎えしてくれます。
他にもマーケット内には何体か等身大くらいの人形がおり、全体で結構な数のロボットがいます。
私はロボットといえば勝手にガンダムかと思っておりましたが、友人いわくおそらくトランスフォーマーのロボットだそうです。
北西の角にはカラフルな四角いゲートの並ぶかわいらしい写真スポットもあります。
3、服屋、アクセサリーなどの店舗
入り口手前の部分には、服やアクセサリー、靴・バッグなどを売る店舗が並んでいます。
主に女性用のものが多かったですね。
4、軽食
服屋を超えたあたりに食べ物屋が一列ほどずらっと横に並んでいます。
5、レストラン・バーなど大人の雰囲気のエリア
軽食コーナーを越えると全体的に暗くなり、照明の色もロマンチックな雰囲気へと変わります。
レストラン・バータイプの店舗が並び、2階だてのところが多いです。
真ん中ではステージができており、きれいなお姉さんがカンボジアソングを歌っていました。
6、キッズコーナー
一番奥のエリアはキッズコーナーで、カンボジア風の遊園地ですね。
ゴーカートや電車の乗り物みたいなやつや、カンボジアお馴染みの風船割りのゲーム屋台もあります。風船を割って商品がもらえるゲームです。
③その他のコンテナマーケット
それぞれのマーケットの正式な名前が分からないのですが、順にご紹介いたします。
1、エッフェル塔のマーケット
【追記】こちらのマーケットは閉店した様子。
※入り口のエッフェル塔の門は残っていますが、中のお店は営業していなくて真っ暗です。
シバタ通り沿いのかなりいい立地にあります。
現在あまり人が入っている感じがしないですが、立地がいいので今後増えるかもしれませんね。
服屋などのお店はなく、ほとんどがレストランやバータイプのお店が入っています。
2、シェムリアップ北側のマーケット
「Charles De Gaulle」ストリート沿い、上記「Palm Container Night Market」へ向かう道の途中にあります。(アンコール国立博物館とソフィテル・ホテルの間)
かなり広いのですが、途中で止まってしまったような雰囲気で閑散としています。
3、国道6号線沿いのマーケット
国道6号線沿いを空港方面へ向かった途中にあります。カンボジア文化村より少し手前。
こちらも殺風景な雰囲気で半建設途中といった感じです。
4、Temple Container Pub Zone
市内中心部、ソクサンロードにあります。
こちらのマーケットは人気がありますが、名前にもあるようにPub Zoneといった雰囲気で、服屋やお土産屋はありません。
またエリア内には「Hip Hop」という地元で有名なクラブがあります。
以前はオールドマーケット近くの川を渡ったところにあったのですが、移転してきました。
24時間営業のスーパーも併設しており、クラブを中心に深夜まで人が出入りしています。
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④人気の秘密は立地と写真映え!?
たくさんコンテナマーケットができてる中でPalm Container Night Marketだけが一人勝ちしている状況です。(Temple除く)
他のところは店舗もあまり入ってなく中途半端な感じなのですが、人気がないため店が入らないのか、店がないから人気がでないのか、むしろ建設者のマーケットのオーナー自体が金欠で止まっているのか、何なのかはよく分かりません。(全部の可能性もありますが…)
Palm Container Night Marketが人気なのはおそらく立地の良さとロボット人形でしょうか。
1、60ストリートのキュンギュウのすぐ隣にある
立地は観光客にとってはあまりアクセスはよくないのですが、カンボジア人にっては「60ストリート(キュンギュウ)」という昔ながらの大人気の憩いの場のすぐとなりになります。
ちなみにキュンギュウは今も健在ですよ。
2、写真映えによるFacebookでの拡散
入り口にある巨大なロボット人形はよい写真撮影スポットとなり、スマホが急速に普及し自撮り大好きなフェイスブック文化のカンボジアの波に乗ったのかもしれませんね。カンボジアでは「いいね」や「シェア」しまくります。(私もフェイスブックのタイムラインに流れて来た写真を見てマーケットの存在を知りました。)
以上、いかがだったでしょうか。
最新のカンボジア流ナイトマーケット、ぜひ楽しんでみてくださいね。
通常ナイトマーケットはこちら↓
最後までお読みいただきありがとうございます。