カンボジア・クラチェ周辺のメコン川には珍しい「カワイルカ」が生息しています。
カンピー村というところからイルカ鑑賞用のボートも出ていますので、そんな愛らしい「カワイルカ」に会いに行きましょう~!
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①クラチェの「カワイルカ」
メコン川に生息するイルカは正式には「イワラジイルカ」(カワゴンドウ)と呼ばれるイルカです。
絶滅危惧種にもなっており、近年は減少傾向にあるようで体長は大きいイルカで2.5メートルくらいあり30年くらい生きられるそうです。
クラチェのイルカは厳密には「カワイルカ」という種類には入らないらしく、本来は河口付近や海に近いエリアに生息する種類のようです。
でもメコン川に住んでるしクラチェから海までもけっこう遠いし、海の方まで行ったり来たりしてるわけでもないようだし。まあ「川」の「イルカ」ですよね、そのあたりはよく分かりません…
②イルカ鑑賞ポイントのカンピー村へ
イルカ鑑賞ポイントはクラチェ市内の北側にある「カンピー村」というところにあり、そこからボートがでています。
カンピー村までは片道約30分です。
交通手段は宿泊していた「シルバー・ドルフィン・ゲストハウス」でバイクタクシーを手配してもらいました。往復で10ドルでした。
それではバイタクに乗っていざ出発。
クラチェ市内は現在道路工事が盛んなのかあちらこちらで工事をやっていて、道路状況はあまりよくなかったです。
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③カンピー村のボート乗り場
カンピー村のボート乗り場に到着。
可愛いイルカの像がお出迎えです。
ボート代は一人10ドル。人数が多くなれば一人あたりが少し安くなるようですね。
乗船時間は約1時間。
チケット売り場のそばには「カワイルカ」にまつわるお話の看板がありました。
④ボートに乗ってカワイルカを鑑賞
チケット売り場のすぐ隣にある階段を下りていき、黄色いボートに乗り込みます。
いちおうライフジャケットなどもボートに置いてありました。
イルカは乾季の方が見やすいらしく、現在は乾季から雨季へ移り変わるところ。
まだ良い時期だということで期待に胸がふくらみます。
エンジンをかけて川の沖の方へ進んで行きます。
各ボートに屋根がついており、炎天下でのイルカ鑑賞1時間ではないのでそこはご安心を。
いざ沖の方へ進むとメコン川めちゃくちゃ広いです。雄大な景色の中を風をきって進んでいくボートに爽快な気分。
しばらくすると「プシュー」って音が聞こえてきました。いましたいました、カワイルカです!
川の水面から背びれが出てくるのが見えます。いっしょにボートに乗り込んだおっちゃんが「あっ!」とか言ってイルカのいる方向を教えてくれます。
けっこう沢山いるんですよ。頭数が多いのか同じイルカが何回も現れてくれてるのか分からないですが、あちこちから何度も「プシュー」って出てきてくれるんです。
だけど、なかなかカメラに収めるのが難しい!
2頭並んで泳いでいます。
おっちゃんが子供とお母さんみたいなこと言ってたりで、後でお母さんイルカの横によりそって泳ぐ子供イルカの写真なども見せてくれました。
ボート乗り場からはそこまで遠く離れてないんですが、こんな近くにカワイルカがいっぱい生息してるだなんてちょっとビックリでした。
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⑤イルカグッズなお土産屋
チケット売り場の手前にはお土産屋があって、可愛らしいイルカの置物やキーホルダーも売ってます。
こちらの木製の小さなイルカ・キーホルダーは1個2000リエル。
以上、いかがだったでしょうか。
イルカくんもチラ見せのようで、もっと近くで見たくなりますが、そこは「川に生息する野生のイルカ」しょうがありません。
全部で2時間くらいで市内まで戻ってこれます。
それでは素敵なイルカパワーをもらって、また明日もがんばりましょう~!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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