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財布を盗まれた体験談・スリの手口【海外トラブル】

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海外で財布を盗られた私の実体験のお話です。

実例を詳しく知っておくことで手口が分かり、被害にあうことを防げる確率は高くなると思います。
私は同じような手口に二回遭遇したことがあり、二回目はうまく防ぐことができました。

あなたにもこの記事を読んでいただくことによって、財布を盗られて悲しい思いをしないようにお役にたてれば何よりです。

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①ベトナムでバイクに乗った二人組に財布を盗られた手口

ベトナムのハノイで財布を盗まれる

1、ハノイで財布を盗られる

初めて海外で財布を盗られたのがベトナムのハノイでした。
一人旅で東南アジアを周遊していたときです。

 

2、バイクに乗った女性二人組に声をかけられる

時間帯は夜の8~9時ごろのことです。
その日は特に予定もなかったので、一人で街中をぶらぶらと歩いていました。

ハノイの街の真ん中にあるホアンキエム湖の北の方のエリアでした。

するとバイクに乗った二人組の女性が声をかけてきました
年齢は20代半ばから後半くらいでしょうか。

最初は雑談のような話でバイクに乗りながらゆっくり横を付いてきます。

私は心の中で怪しいなと思いながらも、暇だったこともあり適当に相槌を打っていました。
どういう話になっていくのか興味があったというのもありました。なので特別に拒否することなく街を歩いていました。

まわりは人通りも多く明るかったので、急に危険な目にあうことはないだろうし危なくなったら逃げようと楽観的に考えていました。

 

3、近くにマッサージ屋がある

途中からは後ろに乗っていた女性がバイクから降りて、いっしょに歩いてきました。
バイクを運転していた方はゆっくり後からついて来ていましたが、知らないうちにいなくなりました。

しばらく歩いていると近くにいいマッサージ屋さんがあるみたいな話になってきます。
話もだんだんと長くなってきたので、そろそろ終わらしたいなと思っていたころです。

道も細めの横道に入りだして明かりが少なくなってきていました。

これはそろそろ逃げた方がいいなと感じ拒否を始めると、相手も狙った獲物を逃すまいとくらいついてきます。

マッサージ屋はもう次の角を曲がったところにあるから、とりあえず見るだけでもいいからと誘ってきます。

 

4、ボディタッチがふえてくる

私はその店まで行ったら絶対マズイと思って、引き返そうとすると腕をつかんできます。
気づくとバイクを運転していた方の女性もいつまにか現れて、いっしょに参戦してきます。

最初は腕を軽く引っ張るくらいだったのですが、「マッサージ!」「マッサージ!」とか言ってだんだんとボディタッチの頻度が高くなってきます。

冗談をいいながらマッサージの真似をするように、二人で足や背中はたまたお尻など身体全体に触れてきます

さすがに急にお尻をつかまれた時はビクッとしてしまいました。

 

5、ポケットから財布が消える…

マッサージの真似事がエスカレートしてきたころ、二人組の女性はそれまで笑っていたのが急に表情がなくなり素になりました。

その瞬間パッと手を止めてバイクにまたがって走りだしました。

私はまだ何が起こったのが全く気付いていません。
「何なんだこいつら!?何か急用でも思い出したのかな?」くらいにしか思ってなく走り去るバイクをボーっと見てました。

バイクが先の曲がり角を消えた、その数秒後くらいにハッと我に返りポケットに手をやってみると…

財布が消えています。

一瞬でまわりの空気の質感がかわってしまうような「やってしまった」感が、体中をおおいます。

財布は後ろポケットに入れていました。でも飛び出るようなサイズではなく、ちゃんとポケットの中に納まっていました。

自分バカだな~と思いましたよね。

マッサージの真似をしてお尻をつかまれた瞬間ですよね。
人間いきなり尻をつかまれると単純にビックリしてしまい、「財布」というものにまで全く意識がいっていませんでした。

この盗られたことに気付いた時の感覚はいまだにありありと思いだすことができます。

 

6、教訓・対策

財布の中身は現金1万円くらいだったので被害はそんなに大きくありませんでしたが、クレジットカードも失くしたのが旅中の身にとってはいたかったですね。

つねづね警戒はしていたつもりなのですが、誤算だったのが「彼女らの言うお店まで行ってしまうとヤバい」と思い込んでいたところです。

てっきり何かが起こるのはお店に行ってからだと思っていたのです。
まさか店に行く前に罠がひそんでいるとは…

教訓:怪しい話は中途半端に聞かずに、最初にきっぱり断ろう。

 

②カンボジアで財布を盗られそうになる

カンボジアのシェムリアップで財布を盗まれかける

1、シェムリアップで財布を盗られそうになった話

こちらはカンボジアのシェムリアップで体験した話です。
この時は旅行者ではなくカンボジアに住み始めて数か月がたったころでした。

 

2、レディーボーイの二人組に声をかけられる

時間帯は夜の9時あたり。
メイン通りから一本中に入った、人気の少ない道を歩いていました。

すると道の反対側にレディーボーイの二人組が立っていました
化粧をして女性の格好していますが、誰が見ても分かるような明らかにガタイが男というタイプです。

なるべく目を合わせないように視線を落として歩いていたのですが声をかけてきました。
今回は好奇心旺盛な旅行者でもないので、全く聞く気はなく無視をしていました。

こっちは無視を決め込んでいるのですが勝手に横をついて歩いてきます

 

3、やっぱり始まったボディタッチ

20~30メートル歩いたころから、少しづつボディータッチが入ってきます。

最初はレディーボーイがよくやりそうな指でツンとつつくような感じで触れてきます。

うっとおしいので「No, No」と言いながら払いのけていたのですが、何回か続くうちにサッと後ろポケットに手が伸びてきました

すかさず手を払いのけてよけると、「あ、こいつ気づいてる」と思ったのでしょう。
レディーボーイの顔からスッと表情がなくなり、そそくさと離れて行きました。

 

4、経験から防ぐことができた

以前のベトナムでの経験がなかったら、あやうく盗られていたかもしれません。
予備知識というのは大事ですね。

みなさんも海外に旅行へ出かける際はガイドブックでその国の危険情報などはしっかり目を通しておきましょう

 

5、道端のレディーボーイには気をつけよう

ちなみにシェムリアップに来たことがある人の中には、シェムリアップで「レディーボーイ、マッサージ」という言葉を聞くとナイトマーケット周辺のマッサージの客引きを思い浮かべる人もいるかもしれません。

でも、あそこの客引きは今回紹介したような盗られ方はあまりないかと思います。(たぶんですが…)

注意した方がいいのは夜中に道ばたにいるフリーのレディーボーイ
こちらは注意した方がいいでしょう。実際に盗られたという話も聞いたことがありますので。

 


 

以上、いかがだったでしょうか。

安全対策の基本ですが、
怪しい話は聞かない。怪しい人には近づかない。」が一番ですね!

合わせてこちらの記事もご参考ください。

もし海外で盗難にあって無一文になったらどうする?現金の入手方法を考える

→ シェムリアップで盗難にあったらツーリスト・ポリスへ

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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