まだキャッシングをしたことがなくて漠然と不安に感じている方。
実際キャッシングに関しては、クレジットカードの種類や各銀行・ATMなどによって手数料が異なっていたり、変更があったりと奥が深いです。
そこでこの記事では「入門編」として海外キャッシングに関する基本的な部分と、実際にカンボジアでキャッシングした様子を中心に分かりやすくご説明いたします。
スポンサードサーチ
目次
①海外キャッシングとは
クレジットカードを使って、海外のATMから現地通貨を引き出すことです。
引き出した金額は次回のクレジットカードの引き落とし日にいっしょに銀行口座から引き落とされます。
クレジットカードで現地通貨を一時的に借りると考えると分かりやすいです。
借金のようなものなので、キャッシング日(ATMから引き下ろした日)から、実際に銀行口座から引き落とされる日までには利息が発生します。
その他各ATM手数料などもあります。
もちろん誰でもいくらでも引き出せるわけではなくて、カードの設定によって海外キャッシングの可・不可や利用限度額が決まっています。
日本から出る前に一度自分のカードの設定を確認しておきましょう。
1、メリット
- 大量の現金を持っていく必要がない。
- 現地通貨をそのまま引き出せるので両替の手間がかからない。
- 換金レートが両替所よりいい場合もある。(これは絶対とは言えないんだけど、現地のぼったりくり両替所みたいなところよりは安心の換金レートで計算される。)
2、デメリット
- スキミング被害などの恐れ
- ATMにカードが飲み込まれる可能性。
(操作時に間違ったりもたもたしてるとカードがATMから出て来なくなる場合があります。その時のことも考えてキャッシングをするときは道端のATMより、銀行やお店の中など、困った時にすぐに聞けるところに設置されているATMを利用しましょう。)
②キャッシングする際の手数料
キャッシングをする際に必要になる手数料や考慮するべきことがあります。
1、ATM手数料
ATM手数料にも二種類あります。現地のものと日本のもの。
- 現地のATMが徴収するATM利用料
- 日本のカード会社が徴収するATM手数料
2、利息
ATM手数料以外に考慮するものとして利息と換金レートがあります。
利息は年利18%くらいのカード会社が多いですね。
18%といっても年利なので、一日あたりに計算すると約0.05%くらいです。
例えば10,000円借りると、一日あたりの利息は約5円です。
引き落とし日まで30日あったとすると5 x30で150円が利息として必要となるわけですね。
※この利息を早期返済によって最小限におさえられる「セディナカード」というのがあります。その返済の仕方はこちら↓
3、換金レート
海外でキャッシングする場合は、引き出しは外貨なので日本の口座から引き落とされるときは日本円に換金して請求されます。
一般的にはVISAよりMasterの方が少しレートがいいと言われています。
スポンサードサーチ
③ATMの利用できるマーク
各カードの種類によって、利用できるATMのマークがあるので覚えておきましょう。
Masterカード →「Master」,「cirrus」
JCBカード →「JCB」,「cirrus」
④カンボジアのATM・手数料
カンボジアでキャッシングをする場合は、ATMは街中にたくさんあるのでATM探しで困ることはあまりないと思います。
気になるのがATM手数料なのですが、最近ではどの銀行のATMでも5ドル程度とられるようです。
以前は○○バンクがお得とか無料みたいな話も聞きましたが、現在はどこもそんなに変わりはなく4~6ドルくらいの間のようです。
(引き出し金額が上がると手数料も上がりますのでお気をつけを。500ドルくらいまではどこも同じようです。)
最大引き出し限度額は250, 500 1000ドルなどのATMがあります。
※後にインターネットで早期返済する際に金額を計算したところ、どうも5ドルはとられてなかったもよう。
スポンサードサーチ
⑤カンボジアのATMの使い方
では、実際にカンボジアのATMでキャッシングした際の具体的な順序をご紹介いたします。
ATMは「CANADIA BANK」のATMを利用しました。
(昔は手数料無料とうわさだったんですけど、しっかり手数料5ドルとの表示が出ました。)
まず自分のカードに対応しているかマークの確認をします。
利用できることが分かると、クレジットカードを挿入します。
慌てずにゆっくり入れましょう。
言語の選択画面がでるので「English」を選びます。
カンボジア語、英語、中国語の三種類の言語が選択可能でした。
「英語」は心配しなくてもどこのATMでも出てきます。
次にPINナンバーを入力します。
PINナンバーが正しいと、サービス内容の選択画面にうつります。
現金引き出しなので「Cash Withdrawal」を選びます。
どこから引き下ろすかを選択します。
キャッシングの場合は「Credit」です。
↓反射して見にくいですが左下に書かれています。
自分が引き出したい金額を入力します。
このATMでは最低10ドルからで1ドル単位は指定できないようでした。
レシートがいるかいらないかを選びます。
最後にATM手数料が5ドルかかるという表示がでます。
「OK」を押すと操作終了です。
まず現金が出てきて、次にレシート、そしてカードの順番で出てきました。
金額があっているか、偽札などはないか、ATMから離れる前にじっくり確認しましょう。
出てきたレシートには手数料のことは何も書かれていませんでした。
これで無事に100ドルを日本の銀行口座から引き出すことができました。
以上、いかがだったでしょうか。
ATMの使い方はめちゃくちゃ簡単です。
迷うとしたら英語の単語が分からない時くらいでしょうか。
この記事ではカンボジアのATMをご紹介しましたが、他の国でもATMの操作は同じようなものです。簡単にお金が引き出せるからといって、引き出しすぎないことが注意点ですね。
今回は海外キャッシングに便利といわれる「セディナカード」を利用しました。
インターネット上で早期返済ができるので利息が最小限にすみます。
※手数料の5ドルも取られてなかったようです。
→ セディナカードで海外キャッシングしたときの早期返済の方法
最後までお読みいただきありがとうございます。
↓こちらは海外旅行保険付きの年会費無料のいちおしのクレジットカード。まだ持ってない方はぜひ!セディナカードについても紹介しています。