カンボジアの朝ごはんの定番料理のひとつ「バーイサイッチュルーク」。
ごはんの上に焼いた豚肉がのってるという一見シンプルな料理なんですが、これがまた美味しいんです。
「朝からガッツリ肉なんて食べれへんわ~」なんて人もいがいとペロッと食べれちゃう。付け合わせの漬物がまた相性がよくて箸が進む一品です。
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目次
①「バーイ・サイッチュルーク」は豚肉ごはん
クメール語で「バーイ(បាយ)」が「ごはん」、「サイッチュルーク(សាច់ជ្រូក)」が「豚肉」です。
なので日本語に直訳すると「豚肉ごはん」ですね。英語だと「Pork with rice」なんて書かれます。
「Pork with rice」って書くと「豚肉とごはん」であれば何でもありそうな気がしますが、「バーイサイッチュルーク」というと(例えば牛丼のような)ある程度、味付けや料理の型が決まっています。
「サイッチュルーク」はけっこうカタカナにしにくいんですが、最後の「ク」はほとんど発音しないので簡単に言うと「サッチュルー」「バイサッチルー」みたいな感じになります。
②カンボジアの朝ごはんの定番
「バーイサイッチュルーク」はカンボジアでは朝ごはんの定番の一品となっており、午前中に食べることが多いです。
そのため「バーイサイッチュルーク」屋さんは、朝だけとか午前中しか営業していない店も多いのです。
また値段もけっこうリーズナブルなところが多いのも人気の秘訣なのかもしれません。
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③「バーイサイッチュルーク」の作り方
「バーイサイッチュルーク」の作り方は豚肉にしっかりと下味を付けマリネのようにしてしばらくねかせてから焼きます。
あとは細く切ってご飯の上にのせるだけ。
基本的にはこれが軸ですね。
豚肉は炭火をつかって店前で豪快にジュージューと焼いてるお店もよくあります。
④「バーイサイッチュルーク」の付け合わせ
必須というわけでもなさそうですが、「バーイサイッチュルーク」には定番の付け合わせがあります。
この付け合わせセットが全部そろうと総合的な満足度がかなり高くなります!
1、たまご
まず豚肉とともにご飯にのってくるのが卵です。
だいたい薄く焼いて豚肉のように細く切ってでてくることが多いですが、煮卵で出てくるお店もあります。
2、漬物
つぎに漬物。
キュウリや人参、パパイヤもしくは大根などを使用した甘酸っぱい漬物。
漬物は必ずと言っていいほどいっしょに出てきますね。
この漬物が豚肉ごはんと相性がとてもいいんです。
3、スープ
小皿に入ったスープ。
薄くニンニクの効いた味が多いですかね。でもそんなにくどいような味でもありません。
4、お茶
最後にお茶。
だいたいテーブルにお茶がおいてあって、メニューを頼むと氷の入ったグラスを持ってきてくれます。
「バーイサイッチュルーク」屋さんだとけっこうこの無料のお茶を置いてるお店が多い気がします。
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⑤「バーイサイッチュルーク」ギャラリー
いろんなお店で食べた「バーイサイッチュルーク」の写真ギャラリー。
↑お見事、付け合わせセットのそろった「バーイサイッチュルーク」。
↑「サンボープレイクック遺跡」観光のまえに明け方の中で食べる「バーイサイッチュルーク」。
↑首都「プノンペン」で朝のバス待ちの時間にサクッと食べたシンプル「バーイサイッチュルーク」。
↑シェムリアップの「ワット・ボー」あたりで食べた「バーイサイッチュルーク」。
↑どこで食べたのか思い出せない「バーイサイッチュルーク」。
↑「ナイトマーケット」通りにあったお持ち帰り(テイクアウト)仕様の「バーイサイッチュルーク」。
↑病院まえにあった「簡易バーイサイッチュルーク弁当」(2000リエル)。
以上、いかがだったでしょうか。
「アンコールワット」遺跡の観光に行くまえにでも、ぜひパクっと「バーイサイッチュルーク」を食べて力をつけていってらっしゃい~!
最後までお読みいただきありがとうございます。
↓「バーイサッチュルーク」に少し似てる?人気の肉料理「ロックラック」。
↓こちらも朝ごはんの定番の中の一品、お粥「ボボー」。