
カンボジアのラタナキリ州で、ビラチェ国立公園のジャングル体験をする1泊2日の「トレッキング・ツアー」に参加してきました。
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目次
①ラタナキリ州でトレッキング

カンボジアのラタナキリ州は自然豊かな山岳地域であり「トレッキング」も人気のアクティビティのひとつです。
特にラタナキリ州の北部には「ビラチェ国立公園(Virachey National Park)」が広がっており、付近には多数の少数民族の方々が生活しているといわれています。
トレッキングの内容やコースは日帰りのものから何泊もする(3泊4日など)長いものまで様々です。
ビラチェ国立公園でのトレッキング多いですが、その他の滝や湖をまわるツアーや少数民族の家にホームステイするプランなどもあるようでした。
1、ツアー料金や内容など
参加したのはビラチェ国立公園へ行って森の中で1泊する「1泊2日のトレッキング・ツアー」。
申し込みは宿泊していた宿に手配してもらいました。
↓宿泊していた宿
料金は1日あたり40ドルでした。
(だいた1日あたりの料金があり何泊するかによって2日分や3日分となる。今回は1泊2日のツアーなので合計で80ドル)
※参加人数が多いほど1日あたりの料金も少し安くなります。
今回は自分と同じ宿に宿泊していたフランス人のSさん(バックパッカー風のたくまし気な若い女性)の合計2名でのツアーでした。
2、料金に含まれるもの

トレッキング代金には以下のものが含まれています。
- 英語ガイド
- 現地レンジャー(案内人)
- 国立公園近くまでのトゥクトゥク代金
- ツアー中の食事や水など
- 就寝時のハンモックや蚊帳の貸出
3、持ち物

- 長袖・長ズボン(着替え分含む)
- 靴
- 帽子
- サンダル
- レインコート
- 蚊よけスプレー
- 日焼け止め
- ヘッドライト
- モバイルバッテリー
- 水着
- タオル
- トイレットペーパー
ざざっと思いついた持ち物をあげてみました。
参加する前は「しっかりと準備していかなくちゃ」なんて思ったのですが、わりと何とかなりそうでもありました。
ガイドやレンジャーはずっとサンダルだし、Sさんもノースリーブで山の中歩いてるし、レインコートも着たのは最初だけでそのうち雨が降ろうがお構いなしだし、川だって靴のままでつっこむし。
自分は前日にバンルン市場で帽子とモバイルバッテリーを購入していきました。
帽子は結局パーカーのフードをかぶってたので使わずでしたが、モバイルバッテリーは人気でした!
※持ってたのが自分だけだったので、参加者みんなに貸出。
雨季か乾季でまた状況は違うかもしれませんが。11月~1月頃(かな?)カンボジアでも涼しい時期は夜中けっこう寒くなるなので厚めの服とかも準備した方がいいかもです。
現金はツアー中に一度も使いませんでした。
②宿からトレッキング地点へ向けて出発
ここからやっとトレッキング当日のお話です。
朝の8:00に宿の共有スペースに集合。

ハンモックとブランケットなどが貸出支給されます。
自分はしょぼい靴しかなかったので、宿の主が靴も貸してくれました。
まずはビラチェ国立公園のある北方面へ向けてトゥクトゥクに乗って移動です。
赤土のカンボジアの田舎道といった風景が続きます。

道も水たまりがあったり凸凹で、ガタガタ揺れながら走行。
約1時間半ほどかけて「サン川」のKao Piek村のフェリーポイントに到着しました。

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③フェリーで川の向こうへ

このフェリーポイントで「英語ガイド」と「現地案内のレンジャー」に合流です。
(ちなみに今回の英語ガイドとレンジャーはKao Piek村の住人で兄弟でした)

フェリーというのか分かりませんが、この木製の船に小さなエンジンのパワーで「ゴトゴトゴト」っと鳴らしながら大きな川を渡ります。

川を渡ったら、少しバイクに乗って走ってまずは小さな民家へ。
ここでガイドたちがご飯の食材を荷造りしたりとしばし滞在。

豚がいたり、鶏がいたり、犬がいたり猫がいたり。

1.5Lのペットボトルの水が2本ずつ支給されました。
大変ありがたいのですが、これから長い山道を歩くのに「重いんですけど、、(心の声)」
もちろん朝に宿で支給されたハンモックや蚊帳も各自自分で持ち運びです。
④トレッキング開始

やっとトレッキング開始!と言ってよいのでしょう。「自分の足で歩く」の始まりです。時刻は10時45分。
まっすぐな赤土の道がつづきます。足元には雨季なのでやはり水たまりがあります。
でも日陰になりそうな場所もないので、雨季の曇り空でよかったなと思います。

両脇にはカシューナッツの木がたくさん植えられていました。
残念ながら今は時期が違うとのことでカシューナッツの果実は見かけられず。

水牛。牛がいると鈴の音が「カラン、カラン」と聞こえてくるのですぐに分かります。
森の中へ入った後ではこの鈴の音が「あ、人のいるエリア」に帰ってきたんだなという安心の音に聞こえました。
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⑤森の中へ・川を渡る
まっすぐの赤土の道を歩いてたつもりなのですが、気づいたらいつの間にか森の中にいました。
川が私たちの行く手を阻みます。

まだ最初の川なのでちゃんと靴を脱いでゆっくりと渡ります。
(今後も川のような場所をなんども横切るのですが、結局靴を脱いだのはこの川だけ)

歩きます、歩きます。

少しひらけた場所に出てきたので、一休みです。時刻は12時。

野生のキノコ。

森の中ではところどころで「この木は○○で薬などに使われる」とか説明をしてくれます。たしかこのキノコも薬系だった気がしますが、忘れました。

今見返すと、よくこの重い荷物を背負いながら長時間の山道を歩いたなーと。
でも不思議なことにトレッキング中は歩くことのしんどさや荷物の重さはあまり気にならなかったんですよね…
⑥昼食と雨
ついに雨が降ってきました。
(最初なので)ちゃんとレインコートを着て足を進めます。
見えてきた小さな小屋に入って雨宿り。そしてランチタイムです。

小屋に入って10分くらいすると雨がやみました。ここが誰かの所有地の畑だそうでした。
お昼ご飯はガイドが持ってきてた出来合いの「バーイチャー(フライドライス)」です。

⑦レンジャー君の武器
だんたんと「Sさんは後ろを歩く英語ガイドと話しながら歩き」(体力あるよな)、「自分はレンジャーくんと先を歩く」という行動パターンができてきました。

ここらで先行くレンジャー君を観察。
足元はビーサン、背負うのは袋にタオルを巻きつけた手作り簡易バック(なんと日本語が!「日本の品質-ベトナムをより豊かに」と書いてありました)。
この簡易バッグを一度持たせてもらうと自分のより少し重かったです。
夕食や翌日のごはんの野菜や果物が入ってるとのこと。
両手には大事な2つの武器を持っています。

右手にはこの「なぎなたのような刃」を持っています。
この刃で行く道を邪魔する枝や草木は躊躇なくバッサバッサと刈り取っていきます。
この容赦のない感じがなんだかカッコいい。
道の途中ではこの刃で杖のような支え棒を作ってくれました。

川の深さを測ったり支えになったりとけっこう役に立ちました。時には手元がふさがって邪魔になることもあったけど。
そして左手には謎の武器…

・ヒルに出くわす
歩いてるとレンジャー君がなんだか足元を気にしだしました。
なんだろうと思うと「ヒル」がいるようです。(ヒル知ってますか?くっついて血を吸うやつです)
そう左手のもうひとつの秘密の武器はヒル撃退グッズだったんです。
緑の網の中は「塩」だそうで、ヒルが苦手にとするものです。
ここからヒル被害にあうのですが、知らない方が幸せな事柄もあるのでヒルのことは次回に別記事で書きます。
ヒルは毒を持ってたり、重症になるようなダメージを被ることは基本ないようなので…。読みたい人だけ読んでください。写真もちょっと気持ち悪いかも。
自分はトレッキング当時詳しく知らなくてよかったと感じてます。知らないからあまり気にせずにいられたのかと。
⑧キャンプ場に到着

16時過ぎ、ついに今夜宿泊するキャンプ場のような場所に到着。
川が流れてます。水があるって大切なことですね。

ザァザァと音をたてて激しめに流れていますが、下の方のたまりになっているところで泳ぐことができます。
この川遊びは本日のお風呂代わりでもあります。
泳いでる間にガイドさん達は夕食の準備をしてくれます。

レンジャーくんはあの木々をバサバサと切っていた鉈で器用に野菜の皮を剥いてカットしていきます。
近場から竹も切り取ってきて、その竹が鍋の代わりになったり翌朝のコーヒーカップになります。

⑨夕食・ハンモックで就寝

暗くなる前にちょっとずつ就寝の準備も始めます。
キャンプ場にある木の枠組みのようなものにハンモックを結び付けていきます。
蚊に刺されないようにハンモックを蚊帳で包みます。
白ご飯を炊いてます。

切った野菜は竹の中に詰めて火にかけます。

料理ができました!
おかずとサラダをみんなで分けていただきます。

食後しばらくするともう辺りが暗くなってきます。
ヘッドライトがあったほうがいいですね。スマホのライトでも何とかなりますが、荷物の整理とかがやりにくいです。
19時過ぎにはもう真っ暗になりました。

Sさんが持ってきてたトランプでみんなで少し遊びました。
カンボジア人の英語ガイドが始めたゲームは「じじ抜き」でした。
あとはもう何をするともなく自由のゆったりとした時間が流れます。
天気が良い日は満天の星空が見えるそうですが、あいにく雨季の曇り空。
残念ながら星は見えませんでした。
⑩早朝のモーニングコーヒー

朝6時半ころ、ハンモックで蚊帳に包まれてのお目覚めです。
やっぱり朝は少し涼しいです。ブランケット(貸出道具に含まれてる)がないと肌寒いくらいでした。
起きる時間も出発時間も決まっておらず、各自で自然にまかせた起床です。
川の方へ下りていくとガイドたちが朝食の準備を始めていました。

先だって竹筒カップのモーニングコーヒーです。早朝の山の中で飲むコーヒーは美味しい。
じっくり眺めていると竹の模様が「アンコールワット」に見えてきました。
なんでもアンコールワットに見えてしまうシェムリアップ病かもしれません。

黄色と黒の色鮮やかな虫。蜂のようなでもあり蝶のようでもあります。
蜂の一種だったら怖いからあまり近づけませんでした。
朝食はバゲットと卵焼き、そして果物。
バナナにパッションフルーツ、ドラゴンフルーツなどもありました。

これらはたぶんツアー客用の朝ご飯なのでしょう。
ガイドさん達は自分で鶏肉持ってきて焼いてました。(もちろん食べたかったら食べてもいいよと分けてくれましたよ)
⑪再出発・森のフルーツ
荷物をまとめて9時前にキャンプ場を出発。
また木々の間をくぐり抜けていきます。

道端に黄色い果実がたくさん落ちていました。
すると種の中が食べれるそうで、お馴染みの鉈で割ってくれました。
(果実は腐って自然の中にかえっており、種だけの状態でいっぱい落ちている)

中の白い部分がカシューナッツのようで美味しかったです。
果実は落ちて腐ってるものばかりですが、これなら食べれると手渡してくれました。
プラムのような感じで甘みもあって美味しかったです。

後日、もう一度食べたくなってバンルン市場で探したのですが市場にはありませんでした。
野生の森のフルーツですね。
山の中の木々はとても背が高いです。

少し高いところまでやってきて、遠くには行きしにフェリーで渡った「サン川」が見えています。
(日数の長いトレッキングツアーでは、もっと見晴らしの良い場所まで行ったりするそうです)
⑫滝と昼食
11時前、滝に到着しました。雨も少し降っています。

ここでも泳げるのですが、雨も降っており着替えるのが億劫で泳ぎませんでした。
何だか危なそうな雰囲気もあるし…岩がけっこうツルツルすべって怖いんですよね。
静かな場所もありましたが、青くなってる箇所はけっこう深いらしいです。

昼食もここで食べました。
ガイドたちが早朝に作ってくれていた「ミーチャー(フライドヌードル)」です。
森の野外で食べるご飯は何でも最高に美味しいですね。

雨が激しくなってきました。とはいえもう雨が降ろうが特に気にしません。
帰りの道へ足を進めます。

後半はもうひたすらに水の流れに沿って、その水の中を歩いてました。
雨季だから川のようになっているだけなのか、常に水が流れている水路を歩いているのかも分かりません。
⑬地上へ帰還
13時半、森を抜け平らな地上の道に出てきました。

山道では気にならなかったのですが、平坦な道に出たとたんにカバンを背負った肩がとても痛くなってきました。
まっすぐ道を歩き最初の小屋に到着、無事に戻ってまいりました。
⑭少数民族の村・墓地を見学
最後はフェリー乗り場の近くまで戻ってきて、周辺の村を少しお散歩です。
たぶんこの周辺は少数民族の人たちの村になるんだと思います。

高床式の家々や墓地を見学。
一般的なカンボジア人の方の墓地ではなく、この山岳地帯に住む少数民族の方々の墓地であります。

ぐるっと周辺をまわってフェリー乗り場へ向かいます。
再び川を渡って、トゥクトゥクに乗ってバンルン市内へ戻ります。時刻は15時頃でした。

バンルンの宿に到着したのが16時40分。
まずシャワーを浴びます!
お疲れ様でした。
以上、いかがだったでしょうか。
自然豊かなラタナキリ、ぜひ「トレッキング・ツアー」に参加してみてくださいね。
↓ラタナキリの有名な観光スポット
↓ラタナキリ料理「チャナン」
最後までお読みいただきありがとうございます。










