シェムリアップの空港(SAI)は市内中心部より約45km離れており、移動がなかなか大変。
そんなシェムリアップの「空港と市内」間のアクセスに便利なシャトルバスがあります。
本日はそのエアポート・シャトルバスの内容と乗車体験をお届けいたします。
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①シェムリアップ空港のシャトルバス
このバスはシェムリアップ国際空港公認のシャトルバスで、現地では一般的に「エアポートバス」と呼ばれています。
1、バスの乗車料金
料金は一人あたり片道8ドルです。
おそらく現在空港までの交通手段としては最安値のひとつになると思います。
車だと空港手配のタクシーは1台35ドル。旅行会社などで申し込むと50ドルくらいしたりするので、お一人様にとっては特に利用価値が高くなります。
空港から市内までの所要時間は約1時間です。
※ちなみにシェムリアップには空港行きの電車などはありません。
2、出発、到着する場所
停車場所は「シェムリアップ空港」と「アンコール免税店」(CDF Angkor Duty Free Store)の2カ所です。
空港のオープン当初は「アンコールマーケット」や「マクロ」などのスーパーにも停まる予定のようでしたが、現在は停まらずダイレクトに発着地の2カ所のみです。
「発着地の免税店」と「市内ホテル」の移動の相場はトゥクトゥクでだいたい1~1.5ドルくらいです(中心部であれば)。少し離れているホテルでも2ドルくらいでおさまると思います。
3、バスチケットの購入方法
バスのチケットは「シェムリアップ空港」および「CDF免税店」で販売しています。
予約は電話かアプリ(テレグラム、フェイスブック、ワッツアップなど)でも受け付けているようです。
現在のところ満席で乗れなくなったという話は聞かないので、保証はできませんが当日の現地購入で大丈夫かと思います。
4、出発時間・タイムテーブル
※2024年6月時点のバスのタイムテーブルです。だいたい1時間か2時間おきに一本という頻度です。
最近はだいぶ安定してきているようですが、ときどきタイムテーブルの変更があるので、可能であれば利用する数日前にもう一度出発時間を確認した方が良さそうです。
②シェムリアップ空港から市内へ
シェムリアップ空港から市内行きのバスに乗る場合は、国際線の到着出口すぐ隣にチケット売り場があります。
バスの出発時間までは倉庫のようで殺風景ではありますが、エアコンの効いた待合所も用意されています。
チケットを購入するとレシートとホテルのキーのような白いカードを渡されます。これ白いカードがチケット代わりです。
バスがやって来たのでチケットを渡してバスに乗り込みます。大きな荷物はバスの下に入れることができます。
イスもしっかりしていて座り心地もよく快適でした。
車内はもちろんエアコンが効いています。ただ前方の時計は時間が全くあっていませんでしたが…
20:00発のバスを利用したのですが、一般乗客のほかにも空港で働いてるスタッフの人たちもこのバスで帰るようで最終的にはけっこういっぱいになりました。
4分遅れの20:04に出発。到着ロビーももう人がいなくてガラガラです。
外はすでに真っ暗です。
市内への道はほとんど何もない田舎道なので窓の外は暗闇しか見えませんでした。
20:54分にシェムリアップ市内のCDF免税店に無事に到着。
バスの乗車時間はちょうど50分でした。
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③市内からシェムリアップ空港へ
お次は、帰国時の市内からシェムリアップ空港へ行く場合です。
出発地であるCDF免税店に各自で集合です。特に早めに到着する必要はなくチケット購入済みであればバスの出る前に到着すれば大丈夫です。
免税店の大きな建物の右手にシャトルバス関係のスペースがあり、そこでチケットの購入やバス待ちができます。
予定時刻より1分巻きの16:29出発。窓の外はあいにくの雨景色。
国道6号線をひたすら東へまっすぐに進みます。
空港へのアクセス用に新しくできた道路の入り口です。ここで時間的にも距離的にもちょうど半分くらいになります。
走っているうちに雨も止んできました。
まわりは何もないカンボジアの大きな大地が広がります。夕日の時間帯だとキレイな夕日が見えることもあります。
赤い屋根の空港が見えてきました!
無事にシェムリアップ国際空港に到着。
3階にある国際線の出発ゲート入り口のすぐ前に停まります。建物の中に入れば目の前にチェックインカウンターが並んでいます。
空港の到着時刻は17:22分でした。
以上、いかがだったでしょうか。
出発時間のタイミングが合わないと1時間くらい無駄な時間ができてしまいますが、バス自体は乗り心地もわるくないし料金も安いのでよかったです。
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最後までお読みいただきありがとうございます。