先日、新しく移転したシェムリアップの空港(SAI)を利用してみました。
それぞれカンボジアの入国時と出国時の流れや様子。
その他「空港に何があるのか」、見かけたお店やレストランなどをご紹介いたします。
※2024年6月時点の情報です。
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目次
①シェムリアップの空港は2023年10月に移転
シェムリアップの空港は2023年10月16日から現在の空港へと変更になっています。
市内から空港までは約45kmで片道約1時間です。
- 旧空港:名称「シェムリアップ国際空港」 空港コード「REP」
- 新空港:名称「シェムリアップ・アンコール国際空港」 空港コード「SAI」
↓現在の空港がオープンした当初の様子や情報はこちら
↓市内より近くこじんまりとしていた旧空港の様子が見たいからはこちら
②【到着・空港内】ビザの申請、入国審査など
カンボジアに到着、入国時の様子です。
飛行機から降りて建物の中を道なりに歩いていくと、まず大きな広場のようなところがあります。
真ん中に机が並んでおり左手に入国審査、右手にビザの申請カウンターがあります。
1、アライバルビザの申請
ビザをまだ取得していない方はここでアライバルビザの申請をしましょう。
通常の一ヶ月の観光ビザで料金は30ドルです。
↓カンボジアのビザに関してはこちら
2、「Cambodia e-Arrival」
来年まで延期したはずが、やっぱり2024年の9月から始まっているようです。とりあえずアプリで事前に登録しておくのが良さそう。
【追記】7月より空路での入国はすべてデジタル化に完全移行するとの告知でしたが、変更となり来年2025年1月からに延期されました。
カンボジアは2024年7月より、紙に記入して提出していた「入国カード」と「税関・検疫の申告書」をアプリを利用した申請(デジタル化)に変更する予定になっています。
※今回空港を利用したのは2024年6月で紙とアプリの両方の申請方法が利用できる時期でした。
↓今まで利用されていた入国カードと申告書。
こちらの申請書もフライト機内で配布されました。
新しい申請のためのアプリは「Cambodia e-Arrival」と検索するとでてきます。
※情報の登録はカンボジア入国予定日の7日前から利用できます。
↓アプリの各ダウンロードページはこちら
iPhone(App store) Android(Play store)
登録の最後に保存用の「QRコード」がでるのですが、今回空港で見せたり利用するところはありませんでした。※スマホに保存はしておいた方がいいでしょう。
また空港内でもアプリで登録できるように真ん中の机にいくつか「e-Arrival」用のタブレットが設置されていました。
3、両替所、荷物受け取りレーン
入国審査を通りぬけると、目の前にひとつお土産屋のようなお店がありました。
なんか珍しいところにあるなと…
その先に荷物の受け取りレーンがあります。
ここに両替所もひとつありました。
為替レートは見えるところに表示がなかったので確認していませんが、おそらく街中の両替所の方がレートは良いと思われます。
また空港の外側には両替所が(現在は)なかったので、空港で両替をする予定だった方はここで両替した方がよさそうです。
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③【到着・空港外】SIMカードや交通手段
空港の外にでると沢山のお迎えに来ているガイドやドライバーたちがいます。
事前にお迎えを申し込んでいた人はここで合流です。
1、市内までの交通手段
まず左手にあるのがシェムリアップ市内までのバスやタクシーの交通手段の受付です。
ここでは市内までのシャトルバスとタクシーを申し込めます。
バスの料金はひとりあたり片道8ドルです。
料金は安いですが運行時間にひらきがあるのが難です。
バスの到着場所は市内の免税店「CDF Angkor Duty Free Store」です。
↓空港シャトルバスについて詳しくはこちら。
空港手配のタクシーは1台で35ドルです。
到着ロビー付近には客を探してる個人タクシーなどがいるときもあります。
バス待ちの間に空港内をぶらぶら歩いてると何度か声をかけられました。
他の人とシェアして一人10ドルというのが最近の相場のようでした。
1台20ドルで市内まで行ってくれるようです。
おそらく他のところで手配する車送迎に比べだいぶ安いです。
最後にツアーの勧誘くらいはありそうですが、他にも裏があるのかはわかりません。
ただ単に他のお客さんを空港まで乗せて来たついでだから安いだけかもしれません。
いろいろと不安な方は事前に旅行会社などに頼んでおくという選択肢もあります。
2、国内線の到着ゲート
カンボジア国内線の到着ゲートも同じロビーのすぐ近くにあります。
横の壁にはカンボジアの素敵な絵が描かれていました。「アンコールトム」の「南大門」でしょうか。
その奥にはエスカレーターで隠れてて目立たないですがレストランなどもありました。
3、SIMカード、コンビニ、ATM
次は到着ゲートを出て右手側。
カンボジアの大手通信会社の3社がSIMカードの販売をしています。
右から「cellcard(セルカード)」「smart(スマート)」「metfone(メタフォン)」です。
似たりよったりで特別にどの会社が「おススメ」「ダメ」というのもありません。いちおう個人的は「スマート」を使っています。
SIMカード販売所の隣にはコンビニの「サークルK」があります。
「サークルK」の前にはATMが2台並んでいました。
キャッシングが必要な方はここでキャッシングすることができます。
ATMのさらにその奥にトイレがあります。
到着ロビーの両サイドにある大きなエスカレーターは上がると国際線の出発ゲートです。
あとまだオープンしていませんでしたが中国銀行が「Coming soon」とのことでした。
④【出発】チェックイン、出国審査
お次はカンボジアから帰国するときの出国時の情報です。
国際線の出発ゲートは3Fにあります。通常空港への送迎を頼むとは出発ゲートのすぐ目の前で降ろしてくれます。
入り口の前で(たしか)パスポートのチェックがありました。
お見送りで来ている方はここでお別れです。
1、チェックイン
中に入るとチェックインカウンターがたくさん並んでいます。
天井も高くとても広々としていますが、現在稼働しているカウンターはその何分の1だけでした。
チェックインカウンターの反対側にはカフェが一軒入っていました。
2、出国審査、荷物検査
フライトのチェックインを済ますと、次に出国審査があります。
カウンターから出国審査までの間は特に何もありません。
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⑤【出発】免税店、食事、ラウンジなど
1、お店が集まるバイヨン像の周辺
出国審査を抜けるとカンボジアらしい大きな金色のバイヨンの像があります。
このバイヨン像のまわりに免税店やお店が並んでいます。(というかこの周辺にしかありません。)
フードコートのような飲食店の集まってるエリアがあります。
バーガーキングが入っています。
中華系っぽいレストランもあります。1食10ドルくらいですね。
空港のラウンジ「Angkor Lounge」。
バイヨン像の周囲のお店の一本裏側に日本人経営の「アメージング・カンボジア」がありました。わりと見落としそうな位置にあります。
日本人経営だけあって、さすがの品ぞろえでした。日本人が好みそうな品々が所狭しと並んでいます。
空港なので値段は少し高いかもですが、お土産を買い忘れた方はここで探すのも良さそうです。
2、充電エリア、水、トイレなど
あとは各搭乗ゲートへ向かう道が三方向へ伸びているだけです。
途中にはドリンクやスナックの売ってる屋台のような店もありました。
他にはところどころに充電コーナーや、ペットボトルなどに自由に補充できる無料の水コーナーなどがあります。
もちろんあとトイレもあります。まだ新しい空港なのでトイレもキレイですよ。
以上、いかがだったでしょうか。
まだ空港の規模のわりには閑散としていますが、今後はもっとフライトの便も増えて賑わってくることでしょう。
↓シェムリアップに来たならまずは「アンコールワット」!
最後までお読みいただきありがとうございます。