
カンボジアのラタナキリ州でのトレッキング・ツアーで「ヒル(蛭)」に出くわしました。
↓トレッキングの話はこちらです。
トレッキングに興味を持ってくれてる人の意欲を削いでしまいそうなので、今回ヒルのことは別記事にしました。
「ヒル」はとても特殊な恐ろしい能力の持ち主でした。これからトレッキングへ行こうかと計画してる方は帰ってきてから読んでくださいね(笑)
この世の中、知らない方が幸せなこともありますから…
スポンサードサーチ
①出くわしたのは「ヤマビル」

「ヒル(蛭)」には大きく分けて「ヤマビル」と「チスイビル」という種類がいるそうです。
トレッキング中に出くわしたのは「ヤマビル」のようでした。
小さい頃の記憶ではヒルって田んぼとか水のある所にいるイメージでしたが、そうでもないようです。
ふつうに道にいて落ち葉の裏とかに潜んでいて、人の体温や二酸化炭素を感知して近づてくるそうです。(そして見た目によらずけっこう早いスピードで移動できる)
道にいるとはいえ湿度は好きらしく、雨上がりとかによく出現するらしいです。
トレッキングの当日といえば「時期は雨季」、「途中で雨も降った」、「落ち葉はいたるところに落ちてる」、「水のたまりの中も歩く」。
もう歩く道全部やん!ていう状況です。気をつけようがない。
しかも血を吸いに来るのは足元だけかと思いきや、カバンについたりススっと上の方まで上がってくることもあるらしいですよ。
恐ろしや…
②痛みを感じなくさせ血が止まらなくなる
ヒルは「痛みを感じなくさせる」「血が止まらなくなる」という特殊な能力(成分)をお持ちなようです。
これ冷静に考えると怖い話です、麻酔のようなものです。
吸血されても痛くないから「まあ、いっか」と思っていても、本当は「痛みを感じなくさせられてるだけ」で、ちゃんと皮膚は刃で傷つけられてるということです。
そして血が凝固しないようにする「ヒルジン」という成分をお持ちなようで、数時間ほど出血が止まらなくなります。
※このヒルジンという成分、実際に医療でも利用されてるとか。そのときは「医療用のヒル」を使うそうです。
恐ろしい特殊能力をお持ちのヒルですが、不幸中の幸いといいますか、
毒などは持っておらず大きな被害を被ることは一般的にないそうです。
※なのでマラリアやデング熱などの感染症を運んでくる「蚊」の方がよっぽど怖いということですね。
気がすむまで血を吸って満足すれば、勝手に離れてどこかへ行ってくれるそうですよ。
スポンサードサーチ
③ヒルの撃退グッズ

現地案内人のレンジャー君がトレッキング中にずっと左手に持っていたものは「ヒル撃退グッズ」でした。
短い木の棒の先に丸い緑色の布が巻きついています。

布の中は「塩」が入っているそうでヒルが「苦手」とするものです。
足にヒルがくっついてるのを発見すると、この撃退グッズでポンポンと叩いてヒルを落としてくれます。
※ちなみに手でくっついてるヒルを無理に剥がしたりはしない方がよいそうですのでご注意。
今回のトレッキングでは「塩ステッキ」はもう大活躍で必需品というべき代物でした。
④当日の被害の様子

カンボジアのラタナキリ州にある「ビラチェ国立公園」でのトレッキング中の出来事です。
自分の前を歩く現地案内人のレンジャー君がなんだか足を気にしはじめました。
なんだろうと思ってきいてみると「ヒル」がいるとのこと。
「ほんどだ、いた。」

このときはヒルってたしか「ウニョウニョした血を吸うやつだよね」ってくらいしか覚えてなくて。
そのあと自分も靴とか靴下あたりに小さいヒルを何度か見つけて、撃退グッズでポンポンと落としてもらってました。
もう一人のトレッキング参加者はしょっちゅう足首のまわりを気にしてましたが(きっとヒルの多いエリアに足を突っ込んだろうなとか思ってました)、自分はそんなについてないので余裕ぶっこいて歩き続けてました。
そして川を渡ったところで小休憩に入ったので、じっくりと足元をチェックしてみたんです。

するとまず靴ひもあたりに小さなヒルを発見。
そして靴下をまくってみたら「あれ、またいる。」
、、、「あれ、またいた。」
ってな具合にズボンをまくり上げて行ったら…
「いる、いる。ヒル、いる!」
膝くらいの位置まであがってきて何匹もくっついてる。
しかも今まで見たのよりもなんかデカい!
内心ではもう「ウギャー!なんんじゃこれ」です(笑)。
↓撃退グッズで落としたヒル。

大きかったのはおそらく血を吸って膨らんでいたのだと思います。
↓分かりやすく拡大。一部が丸く膨らんでますよね。

歩いてるときは、まったくヒルがくっついていることに気づかなかったので自分でもビックリです。
撃退グッズで落としてもらうのですが、まったく痛くもないのに血がタラタラと流れます。
これにまたまたビックリです。

ほんとまったく痛くもなく自覚ないんですよね。
しばらく後でキャンプ場に到着して川で泳いでたのですが、水から出ると足から赤い血がタラタラと出てるんです。
これを見て3度目のビックリです!
(このときは血が止まらなくなることをまだよく分かってなかった)
知識があったら衛生面が気になって呑気に泳いでられなかったかも。
というようりも逆に泳いだことで流水でゆすいだことになって良かったのかな?

↑後でズボンを見てみたら、これ。
ズボンが血だらけ…まるで事故にでもあったかのようです。
こんなに血が出ていることに気づいてなかったので、これまた4度目のビックリです。
※膝あたりをたくさん吸血されたのは、足首付近には強めの虫よけを塗っていたからかもしれません。膝付近までは虫よけを塗ってなかったですからね。
後日に痒くなるらしい
※ヒルに噛まれた箇所は痒くなるという情報があります。それも含めた後日の様子です。
↓これはヒルに噛まれた翌日の朝です。

ヒルに噛まれた跡が「赤黒い丸い点」になって残っています。ただし、このときは痛くもなく痒くもなく、まったく気になりませんでした。
さらに1週間後。
↓虫刺されのような赤い小さな点になってきました。

数日経って、このような小さな赤い斑点になったころから少し痒みがでてきました。
とはいえそんなに痒いわけではなくて「あ、そうかヒルにかまれたとこだ」って思い出す程度でした。関係ないけど「南京虫(ベッドバグ)」の方がよっぽど痒いです。
この文章を書いている今現在は(3週間ほど経ちましたが)、痒みも痛みも何もないですが小さな赤い跡が薄くまだ残っています。
以上、いかがだったでしょうか。
稀有な特殊能力を持ち、人の血を吸う「ヤマビル」。おまけに見た目も気持ち悪い。
考えれば考えるほどにネガティブ思考に陥ってしまいそうです。
ですが痛くはないし血さえ吸わせてあげれば勝手にどこかへ行ってくれます。あまり気にしない方がいいのでしょう。そう知らない方がきっと幸せなのです!
※もちろん現地案内人がちゃんと対策を持ってきてくれてるおかげでありますよ!
それでは良いトレッキングライフを。
最後までお読みいただきありがとうございます。
↓ラタナキリのトレッキング・ツアー1泊2日
↓シェムリアップからラタナキリへの行き方









