※【追記】2023年の水祭りは11月26~28日です。
現在(2018年)、カンボジアは水祭り(Water Festival)期間の真っ最中です!
昨日は屋台の立ち並ぶシェムリアップ川沿いの方へお出かけしてきました。
人がいっぱいで非常に盛り上がっていました。
水祭りといっても何があるのか分からない人のために、この記事ではカンボジアの水祭りについての簡単な説明と水祭り初日のシェムリアップ川沿いの様子を合わせてご紹介いたします。
スポンサードサーチ
①カンボジアの水祭り【Water Festival】とは
カンボジアでは1年に1回、水祭りが行われます。
雨季が終わり乾季のおとずれを祝う祭りであり、伝統行事のようなものですね。
川ではボートレースが行われ、その周辺に屋台がたくさん立ち並びお祭り騒ぎになります。
基本的に水祭りは3日間とされており、その間は祝日になります。
今年の2018年は11月21日~23日の3日間です。
※日付で固定されているわけではないので、毎年水祭りの日程は異なりますがだいたい11月ごろに開催されます。
カンボジアにある大型連休のひとつで、2018年は前後にある土日を含めて実質5連休と言われています。
②白熱するボートレース
日中の時間帯には川でボートレースが行われます。
長細い大きなボートに何十人という人が乗りこみ、グループになって競い合います。
シェムリアップはシェムリアップ川。プノンペンではトンレサップ川で行われます。
写真は今年のものではありませんが、イメージは毎年同じような感じです。
もちろんボートにエンジンなどは付いておらず、皆で息を合わせて手漕ぎでスピードをあげていきます。
このボートは「ドラゴンボート」と呼ばれています。
色とりどりのユニフォームがキレイですね。
スポンサードサーチ
③水祭りのスケジュール
運営本部のようなところに貼られていた2018年の水祭りのスケジュールです。
上記のスケジュールはもう終わってしまいましたが、だいたい水祭りのスケジュールは毎年似たようなものなので「こんな感じなんだな」と参考にしてくださいね。
④シェムリアップ川沿いの様子
ボートレースも終わって、暗くなってきてからのシェムリアップ川沿いの様子です。
写真を中心にそうぞ。
川には様々なイルミネーションがほどこされており、お祭り気分を盛り上げています。
シェムリアップ川沿いでは東西の両サイドで車両は通行止めになり、歩行者天国になるので安心して歩くことができます。
その分、まわりの道は大渋滞になっています。
道のまわりには屋台が並んでいます。
外国人向けのちょっとキレイな屋台とかはほとんどなくて、ローカル向きの屋台がほとんどでした。
外国人があまり食べないであろう漬物のようなやつとか虫とかもよく売っていました。
ロイヤルガーデンの隣では大きな特設ステージもできており、人でごった返していました。
この辺りは屋台というよりはお祭り広場になっていて、服屋さんなども多かったです。
食べ物もシーフードがたくさん並んでいました。
郵便局の敷地内にはなんと簡易遊園地ができあがっていてビックリです。
最近この観覧車をいろんな場所で見かける気がするのですが、そんな簡単に移動できるんでしょうか…
アンコール・トレードセンターの前では野外クラブのようになっており、現地カンボジア人の若者たちが踊っていて大盛り上がりでした。
警察もちゃんと出動して台の上から場を見守っています。
頭上に水道管のようなものが張り巡らされており、上から水が降ってきてみんなびしょ濡れになっています。
20秒ほどの短い動画ですが雰囲気を感じてもらえたら↓
消防車が横に停まっていました。
ここから水を排水しているのでしょうか。
水のいえばのプールもあります。
祭りごとにはお約束の花火。
花火は夕方ころにも上がっていたのですが、なんと水祭り2日目から3日目に日付が変わった深夜12時すぎに盛大にまた打ち上げ花火が上がりました。
年越しカウントダウンじゃあるまいし、何でこんな時間に…
近所の犬がいっせいに鳴き始め、赤ちゃんの泣き声まで聞こえてきました。
日本だったらクレームの嵐でしょうね。誰があげさせているんでしょう。
でも、思い返せば毎年この時間に花火あがってたかも。水祭りの日だったか覚えてないけど深夜の変な時間に花火があがってるなと思ったことが過去にも何度かあった。
スポンサードサーチ
⑤「水祭り」と「水かけ祭り」は違うお祭り
カンボジアには「水祭り」とは別に「水かけ祭り」と呼ばれるものもあります。(日本語で勝手にそう呼ぶ人がいるだけですが。)
「水かけ祭り」はクメール正月の時期のことを呼び4月に行われます。
おそらくタイにある水祭りの慣習がカンボジアにも入って来て、カンボジアでもクメール正月の時期には水をかけあって楽しむという風習ができたのではないかと思います。
※近年では「アンコール・ソンクラン」と呼ばれ賑わっていますね。
今のところは雨期あけに行われる「水祭り」期間は、道を歩いていて急に水鉄砲で打たれるといったことはありません。
クメール正月についてはこちら↓
カンボジアの正月は一年に三回もやって来る!
以上、いかがだったでしょうか。
1年に1回の水祭り、ぜひ川沿いに足を運んでみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。