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コンポントム

コンポントムのお猿の多い寺院「プノンサントゥック」に行ってきた

投稿日:

サンボープレイクック遺跡群の最寄りの街として有名なコンポントムですが、他には何があるのでしょう?

コンポントムにある観光名所のひとつに「プノン・サントック(Phnom Suntuk)」と呼ばれる寺院があります。

街の中心部からは少し離れており、お猿の多い寺院としても有名ですね。

この記事ではそんな「プノン・サントック」についてご紹介いたします。

 

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①プノン・サントックの場所

プノン・サントックはコンポントムの街の中心部から南東へ向かって15kmほど離れたところに位置しています。
プノン(カンボジア語で山)と名前につくように、小さな山の上に立つ寺院です。

 

②プノン・サントックへの行き方

国道6号線の大通り沿いをずっと南へ下って行き、途中からまだ未舗装の横道に入って小高い山に向けて走ります。

プノン・サントックへの道

コンポントムの街からバイタクやトゥクトゥクで片道約30分程度です。

料金はバイタクで往復$5でした。

 

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③約800段の階段を登る

プノン・サントック入り口の麓に到着すると売店がいくつか並んでいました。
しかし人もまばらで営業している雰囲気はあまりありません。

プノン・サントックの入り口

さっそく目の前に階段が待ち構えています。
上を見上げると、見えなくなるまでずっと階段がつづきます。

階段の両脇には丁寧に像がひとつひとつ作られており、寺院のある頂上までとぎれることなく像が並んでいます。

プノン・サントックの階段

登り始めてすぐのところには十二干支占いのようなものがありました。
何が書いてあるのかは全く分かりません。

カンボジアの十二干支占い?

他に観光に来ている様子の人はまったくいなかったのですが、階段の途中でおばちゃんと小さな子供の二人組に出会いました。

いっしょに「登るのしんどいね。」なんて顔を見せ合いながら、階段で休憩しました。

 

1、猿がたくさんいる

またこの寺院は猿が多いことでも有名で、登山の途中で猿にたくさん出くわします。
大人の猿から子供の猿までいます。

プノン・サントックの猿

まわりの木々がカサカサなっていたらだいたいお猿さんです。
取られないように持ち物には注意しましょう。

頂上まであと少しのところで、ちょっとした広場のような場所があります。

プノン・サントック頂上付近の広場
左側は道が続いています。じつは階段がしんどい方はバイクや車でここまで上がってくることも可能なんです。

 

2、見晴らしのよいポイント

右側には見晴らしの良い展望台のような場所があります。
岩の崖のようになっておりプレアヴィヒア寺院を彷彿とさせます。

プノン・サントックの見晴らしのよい場所

岩にはクメール語で注意書きが書かれています。
靴は脱いで上がってください。」という意味です。
英語で「No Stop」なんて下に書かれているもんだから混乱しました。「No Shoes」と書きたかったんでしょうねー。

プノン・サントックからの見晴らし

 

3、地元の子供ガイド

階段を登ってきて汗だくになりながら黄昏ていると子供ガイドが(勝手に案内を初めて最後にチップをねだる地元の子)やって来てうちわで仰いでくれ始めました。

最初はいらないと言っていたのですが、寺院の情報もほとんど持ってなかったので途中からは拒否ることはなくその子供ガイドといっしょに歩くことにしました。

頂上付近にあるアンバランスな大きな岩

寺院の入り口の手前には大きな岩が小さな岩の上にバランスよくのっかっている岩があります。(なんか変な日本語ですね)
名前を言ってくれていましたが忘れてしまいました。

寺院の奥の方にも、もう一つ似たような岩がありました。

プノン・サントックの800段目の階段

頂上に着く手前で、ここで階段800段目だよと教えてくれました。わきに書いてあるんです。階段は全部で809段あるようですね。

 

④頂上の寺院に到着

入り口では左右に男性と女性の像がならんで出迎えてくれます。

プノン・サントックの寺院

中には建物がたくさん建っています。
寺院内は猿ではなくて犬がけっこういます。

 

1、水に浮く岩

プノン・サントックの水に浮く岩

こちらは水に浮く(12kgあるらしい)岩で、この寺院の有名なものらしいです。
子供ガイドはお供え物のところのアクエリアスをちゃっかり自分のものにしていました。

到着した時間が遅いのもあるかもしれませんが、ほとんど人がいなくて観光客っぽいのは私ひとりだけでした。

カラフルな仏像。
カラフルな仏像

日本のお賽銭箱のようなもの。
カンボジアにあった日本のお賽銭箱のようなもの

猿の神「ハヌマーン」猿の神「ハヌマーン」の像

ガイドの子はハヌマーンが好きそうでしたね。
ここでは伝説のヒーローのような存在なんでしょうか。

ガイドの子供は早く帰りたいのか次のところへ案内するよりも「戻りますか?」「もう終わりです。」ばかり言ってきます。

ひととおり見終わったかなと思ったところで、スマホで調べるとまだ見てない大きな寝ころぶ像があることが発見。あやうく子供に急かされ見落とすところでした。

 

2、大きな横たわる仏像

端の方の横へ下がるような小さな道の先に大きな横たわる仏像があります。

ひとつ見つけたと思ったら、その先にもうひとつもうひとつと全部で三体くらいの大きな仏像が並んでいます

プノン・サントックの横たわる大きな仏像
寺院の中では、この像が一番見応えがありました。

その先にアンバランスな大きな岩がもうひとつ。

日も少しずつ落ちてきたので、そろそろ戻ることにします。

あまり案内もしてくれず早く帰るように急かされたんで、子供ガイドにはチップをいくらあげようか、いくらくらい要求してくるかなと思っていたら、帰り際に小さな声でかわいらし「2000リエルちょうだい。」とのことでした。

帰りは登ってきた約800段の階段をまた下って行きます。
なんと行きしに出会ったおばちゃんは子供は案内してくれた子供ガイドのお母さん達でした。

プノン・サントックの帰り道

最後はみんないっしょに仲良く階段を下って帰ります。

 

3、観光の所要時間

観光の所要時間は階段の上り下りを含めて1時間15分程度でした。
コンポントムからの移動を含めると約2時間半。

 


 

以上、いかがだったでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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