シェムリアップで遺跡観光の後にもよく組み込まれる「アプサラダンス」の鑑賞。
認知度も高く有名ですが、カンボジアの観光の中では若干異色を放つ存在な気がします。
クメール音楽に合わせて、きらびやかな伝統衣装をまとった方々がたくさん登場するので、カンボジアの文化を感じられます。
レストランで行われることが多く、食事を目的に行ってもよし、ダンスの鑑賞を目的に行ってもよしで、同時に「食事」と「鑑賞」二つのイベントが楽しめるのでお得感がありますね。
この記事ではそんな「アプサラダンス・ショー」のご紹介をいたします。
【※この記事にはPR広告が含まれています】
スポンサードサーチ
目次
①アプサラダンスはカンボジアの伝統舞踊
アプサラダンスはカンボジアの伝統舞踊の一つで、9世紀アンコール王朝時代から宮廷舞踊として親しまれてきたようです。
カタカナ表記だと「ダンス」になりますが、日本語でイメージする「ダンス」という雰囲気ではなく、ゆったりとした伝統舞踊です。
ノリノリでアップテンポな音楽に合わせて、激しい動きで盛り上がる雰囲気ではありませんので、その心構えで見始めましょう。
ただし別に堅苦しい雰囲気なわけではありませんので、ドレスコードを気にしたり正装するような必要はありません。
②アプサラダンスは「天女の舞」
アプサラダンスはカンボジアに伝わる伝統舞踊の一つですが、ポルポト時代の大量虐殺によってその伝統は一度は失われかけました。(知識人が標的にされたため)
現在は数少ない残った舞踊家によって後世に伝えられています。
「アプサラ」というのはインドの神話に出てくる「天女」のことです。
そこからアプサラダンスは「天女の舞」などと訳されます。
「アンコールワット」などの遺跡にもたくさんのアプサラのレリーフが描かれていますね。
カンボジア人の女性の方が伝統的なきらびやかな衣装を身にまとって、伝統的な音楽に合わせて舞踊を披露してくれます。なめらかさやしなやかさという言葉が似合う踊りです。
それぞれの踊りにはストーリーがあります。
特にアプサラダンスは手の動きが非常に重要なようで、手のひらの動きのひとつひとつに意味が込められているそうです。
手のひらや指の逆反りの美しさなどは大事なようでやわらかくなるよう訓練するそうです。
ぜひ手の動きに注目してみてください。
スポンサードサーチ
③アプサラダンスショーの時間
アプサラダンスショーが行われる時間帯はどこのレストランも夕方以降の18~21時の間くらいです。
なので遺跡観光後にディナーと合わせてアプサラダンスを鑑賞することができます。
ショーの長さは約1時間くらいで、前後の余興をいれると1時間半~2時間くらいをみておけばよいでしょう。
平日や週末は問わずほぼ毎日のペースで行われています。
④アプサラダンスの見れるレストラン・場所
アプサラダンスが鑑賞できるのはひとつではなく、シェムリアップ市内のさまざまな場所でショーが行われています。
おもにレストランで食事をしながら鑑賞するのが主流になっています。またひとつの舞台の中でも複数の演目が組み込まれていることが多いです。
※「ココナッツ・ダンス」や「フィッシング・ダンス」など
一番有名だった「クーレン2」レストランはコロナ禍以降、営業しておりません。他に夕食と共にアプサラダンスショーを楽しめるレストランは以下のような場所があります。
- 「アマゾン・アンコール」(Amazon Angkor)大型・ビュッフェ形式
- 「クリスタル・アンコール」(Crystal Angkor)セットメニュー
- 「ロバム・パブストリート」(Robam Pub Street)パブストリートにある
上記の他にもけっこう沢山あって、もっと軽い感じでやっていたりホテルなどでもやっていたりします。
↓↓以下のサイトより事前にネットから予約しておくことも可能です!
1、Koulen Ⅱ Restaurant【クーレン2・レストラン】
シェムリアップで一番有名なのは「クーレン2 レストラン」です。
シバタ通り沿いにあって、ラッキーモールのほぼ正面あたりです。
大変便利で分かりやすい立地なので街に出れば徒歩で簡単に行けます。
レストランの食事はビュッフェスタイルになっています。
カンボジア料理をふくめ幅広いメニューが用意されています。
料金もリーズナブルな価格設定なので気軽に行くことができますよ。
ただ有名なゆえ若干大衆化しすぎたような感じも。
団体のお客さんが前の方を陣取ってしまうこともしばしばあるそうな…
2、Por Cuisine【ポア・クイジーン】
「クーレンⅡ」よりもう少しゆっくりと落ち着いてアプサラダンスを鑑賞したい方は「ポア・クイジーン」もおススメです。
レストランの場所は市内から東のワット・ボー方面へまっすぐ行ったところに立地しています。
トゥクトゥクなどにのれば5~10分で着けると思います。
ポア・クイジーンの食事はセットメニューになります。
3、パブストリート付近
その他にもアプサラダンスはシェムリアップ市内の沢山の場所で行われています。
パブストリート付近でもアプサラダンスが行われている場所があります。
私は入ったことないのですが、「TEMPLE」という有名なクラブの2階でもやっているそうです。(このアプサラダンスショーが終わるとクラブの音量があがり騒がしくなるらしい。)
「パブストリート」とアプサラダンスのイメージがどうも合わないんですけど、意表をついて現代風なアップテンポなアプサラダンスをしてたら面白いですね。(たぶんないです。)
(新)Robam Pub Street【ロバム・パブストリート】
上記パブストリートでやってた「アプサラダンス」も見れるレストランですが、その後もっと「ショー」を押し出した「アプサラダンス・ショー」のためのレストランへと変化しています。
パブストリートというアクセスの良さもあり、けっこうお客さんも入っているようです。食事もしっかりとしたクメール料理のセットメニューなどを提供しています。
「ロバム・パブストリート」の「ロバム(របាំ)」はクメール語で「踊り・ダンス」という意味があります。
スポンサードサーチ
⑤ショーの後は踊り子さんと記念撮影
ショーの終了後は煌びやかな衣装をまとった踊り子さんたちとの記念撮影タイムを設けているレストランも多いです。
この機会にカンボジア美女といっしょに写真をとっちゃいましょう。
以上、いかがだったでしょうか。
シェムリアップには遺跡が沢山ありますが、実際に動きのあるクメール文化に触れられる機会は少ないので、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
「遺跡観光後は何したらいいですか?」という方にちょうど良いと思いますよ!料金もリーズナブルだし夕食も食べれちゃいます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
↓シェムリアップで見られるもうひとつのおススメのショー「ファー・サーカス」
(同じく夕方以降の約1時間のショーです!)
↓ディナーショーはオンラインで事前予約することもできます!
アプサラダンスショー鑑賞・ディナー体験