海外旅行初心者の方、英語が苦手な方、長い旅で日本語が恋しくなってきた方、
シェムリアップには日本人宿と呼ばれる有名なゲストハウスがいくつかあります。
この記事ではシェムリアップのおススメの日本人宿を5つ選んでご紹介いたします。
※随時追加・アップデートしています!
過去の様子もわかるように、わざと古い情報も残したままにしています。
少し読みにくいかもしれませんが、ご了承ください。
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目次
①まず日本人宿とは
「日本人宿」という言葉を初めて聞く方もいらっしゃるかもしれません。
実際に定義はあいまいでありまして、主に日本人が多く集まる宿のことを指します。
働いている人も日本人の方がいたり、日本語を話せるスタッフがいることが多いです。(多いですが、いないこともあります。)あと日本語の案内やフリーペーパーなどもよくありますね。
経営も日本人の場合が多いですが、その国の現地の方が経営されている宿もあります。
基本的にゲストハウスに分類される宿が多く、格安で宿泊できる場合が多いです。
日本語で情報収集ができたり、日本人同士で交流ができ旅仲間ができたりするというメリットがあります。
※各ゲストハウス紹介のあとに世界最大のオンライン宿泊予約サイトである「Booking.com」の各予約ページのリンクも貼っておきました。そこから空室状況や部屋の料金もチェックできますので、気になる方は予約しておきましょう。
シェムリアップの日本人宿の場所
今回ご紹介する5つのゲストハウスのうち4つが国道6号線沿いに集まります。
このエリアからパブストリートなどが集まる中心部までは徒歩で15分くらいです。
②【ブランクゲストハウス】BLANK GUESTHOUSE
BLANK GUESTHOUSE、現在再オープンしております!
建物・場所も変わってます。
↓新しい場所や空室確認は以下Booking.comのページより可能です。
※コロナウイルスの影響で休業中。
建物は現在まったく別のレストランになっている。
【追記】旧クロマーヤマトゲストハウスです。クロマーヤマトは2018年12月よりオーナーが変わり「CARAVAN BLANK」という別のゲストハウスに変更。その後さらに変更があり、現在は「BLANK GUESTHOUSE」(ブランク・ゲストハウス)になっています。
※写真は旧クロマーヤマトゲストハウスのもの。
こんなすぐに名前が変わってるのは当時ある出来事があったからなんですけど。
どうこう書く気はあまりないですが、まったく触れないのも変なんで…なんかよく分からないまま過ぎてしまったのは少し気になるところではあります…
なんにせよ現在は若者を中心にした賑わいのあるゲストハウスといったイメージ。
学生が多い時期には毎日のようにイベントをやっていました。
若者同士でワイワイしたい方、サークルのようなノリが好きな人はとても楽しめる宿なんじゃないでしょうか。
逆に「そういうノリは苦手。」「私はもう若者じゃないよ。」という方にはあまり合わないかもしれません…
ゲストハウスの前には日本食レストランがあり、お手軽価格で日本食を楽しむことができます。
寿司や天ぷらのような高級なものはありませんが、スタンダードな近所の食堂のようなイメージです。
レストランの奥にゲストハウスの受付デスクがあり、そこから一歩入ると大量のマンガが置かれています。おそらくシェムリアップで一番多いかと思いますね。旅人が沈没する理由の一つがこの大量のマンガです。
ブランク・ゲストハウスになってからは基本的に日本人スタッフが常駐しているようです。
宿泊者もほぼ日本人です。
あとなにげにクライミング用の壁があり、遊ぶことができます。(※こちらは現在撤去されています。)
運動不足の方も運動不足でない方もクライミングなんて普段なかなか経験する機会もないと思いますので、ぜひ遊んでみてくださいね。
ツアーの乗り合い掲示板
各種観光のツアー手配もされており、クロマーヤマトゲストハウスで忘れてはならないのが乗り合い募集の掲示板です。
※現ブランク、シティ、高知家などでも催行されています。
ゲストハウス前の日本食レストランに設置されており、宿泊していない方でも誰でも利用することが可能です。
プレアヴィヒア寺院への乗り合いが有名で、節約するために周りの宿からも旅行者が集まってきます。
車(バン12人乗り)一台チャーターで130ドル、これを参加人数で割り勘です。(その他入場料など、ガイドは付いていません。)
詳しくはこちらもご参考ください
→プレアヴィヒアへ一番安く行く方法!!
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③【シティプレミアムゲストハウス】The City Premium Guest House
【追記】2021年初頭あたりに閉業
国道6号線沿いより少し小道を入ったところにあります。
2014年から日本人オーナーに代わりプレミアムになったようです。
(以前はプレミアムは付いておらず単にシティゲストハウスだったはず)
日本人オーナーは2人おられて、必ずどちらかが常駐されてます。心強いですね。
旅の相談や人生相談にものってもらえるそうですよ。
シティプレミアムゲストハウスは旅行者や旅人、在住者の交流を一つのコンセプトにされているっぽく(違ったらすいません!)みんなでビール片手に楽しく語り合っている様子がよく見られます。不定期で大人気のBBQパーティーも行われています。(ビールは一杯0.5ドルで飲めます。)
一人旅でさびしい人はシティプレミアムゲストハウス、おすすめです。
またSNS、特にツイッターを活発に利用されており、シティの情報が欲しい方はツイッターをフォローしましょう。かわいい猫もいますよ。
(閉)シティプレミアムゲストハウスの予約ページ(Booking.com)
④【イキイキゲストハウス】Iki Iki Guest House
こちらも国道6号線沿いから少し小道を入ったところにあります。
オーナーは日本語の話せるカンボジア人の方で家族経営されています。
アットホームな雰囲気で日本人宿の中では比較的キレイだと言われています。
宿泊者もほぼ日本人で、特にボランティアやNGOの方に人気が高いイメージがあります。
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⑤【タケオゲストハウス】Takeo Guest House
昔から有名なシェムリアップの日本人宿で老舗です。
クロマーヤマトゲストハウスもなくなった今、よりレジェンド感が強くなったように感じます。
タケオゲストハウスのオーナーはカンボジア人の方です。
近年は他のゲストハウスにいきおいに押されぎみな感じがしますが、それがまた老舗感を高め一つの味わいになってるような気もします。
部屋代やツアー代は日本人宿の中でも一番安いです。
無料ランドリーサービスもあるようですね。
タケオも入り口では日本食を食べることができますよ。
欠点は水が少し鉄臭いこと。(もしかしたら現在は直ってるかもしれませんが…)
また近年主流になっている各ホテル予約サイトには載せていないようで、泊まりたい場合は飛び込みか、電話やメールでの予約になります。
【追記】↓と思いきやいつまにかタケオもBooking.comに掲載はじめてました!
タケオゲストハウス予約ページ(Booking.com)
↑↑と思いきやまたなくなってた!!
タケオはコロナ禍の中でもずっと継続して開いています。
(営業してるというか、おそらく家みたいなもんなんでしょうけど。)
ちなみにタケオに並んで有名だった老舗ゲストハウスの「チェンラ」は現在なくなっています。(跡地にはオシャレで大きなカフェ「Brown Coffee」がたっています。)
⑥【ブティック・ドミトリー・高知家】Boutique Dormitory Kochi-ke
【追記】2020年6月ごろに閉業
こちらゲストハウスは国道6号線沿いではなく、シェムリアップの繁華街に近いナイトマーケット徒歩2分のところにあります。
パブストリートなどにも近いので買い物に出かけるのに非常に便利な立地です。
入り口正面にネコの大きな像があります。
オーナーは最初に紹介したクロマーヤマトと同じ方で、オーナーさんの出身地である高知県から名前をとって「高知家」になったそうです。
※ちなみにクロマーヤマト・高知家ともにオーナーさんはほぼ宿にはおられません。
宿の名前にもなってるとおりに部屋はほぼドミトリーです。(個室も数部屋あり)
ロビーは屋根も高く開放感があり、入り口をはいった正面にある3階までまっすくに伸びる階段が印象的です。
エアコン付きのドミトリ―は日本でいうカプセルホテルのようになっており、通常のドミトリーに比べプライバシーが確保しやすいです。
またこちらの宿は欧米人の方にも人気があり、いろいろな国の方が泊まられています。
時期により日本人率は変動するようですが平均すると3割程度とのことです。
ドミトリー希望で他の国の方とも交流したい方や、夜中にナイトマーケットやパブストリートに気軽に出かけたいという方におススメです。
ただし受け付けは基本英語になるようで、日本人宿には入らないかもしれません。
日本語の本やフリーペーパーは置いてありました。(東南アジアの国々の地球の歩き方はだいたいそろっていました。周遊してる方は助かると思います。)
無料のウォーターサーバーがあるのもうれしいところです。(暑いカンボジアでは水代が何だかんだかさみますからね。節約になります。)ペットボトルに自由に補充できますよ。
【追記:2019末頃】高知家も別の日本人オーナーさんに変更になったもよう。
入り口が広くオープンな雰囲気に改装され、大きなネコの像はなくなっています。
高知家にプールはありませんが、すぐ近くにある「Travellerhome Angkor」(同オーナー)のプールも利用できるようになりました。
【追記:2020年6月頃】宿から公式な発表はされてないっぽいけども、完全閉業したもよう。扉はしめられ、物件賃貸の張り紙がはられています。
(閉)ブティックドミトリー高知家の予約ページ(Booking.com)
また高知家のとなりにはお手頃価格で日本食が食べられる「アオイキッチン」というレストランもあり、レストラン上は「アオイホステル」という名前で宿になっています。
⑦【ヴィラ・スウィート・セントラル・アンコール】Villa Sweet Central Angkor
【追記】こちらのホテルも2019年5月末で閉鎖
(なんとも移り変わりの早いシェムリアップです…)
番外編的にひとつ追加でご紹介いたします。(上記の老舗ゲストハウスだった「クロマーヤマトゲストハウス」もなくなってしまいましたのでね。)
この「Villa Sweet Central Angkor」は日本人宿として紹介されてるとこは見たことないのですが、日本人経営のホテルです。
立地は地図の左下あたりです。
少し賑やかなところからはずれるところに立地しており、夜間は周辺が暗くなりますがその分落ち着いた場所です。ナイトマーケットなどにも徒歩で行ける距離にあります。
宿泊者は外国人の方が中心のようで日本人宿という雰囲気ではありません。
ではなぜここで取り上げようと思ったかといいますと、このホテルでは日本人スタッフの方が基本的に受付をされているからなんです。
上でご紹介した各日本人宿でもスタッフはカンボジア人だったりするのですが、この宿は日本人の方に日本語で対応してもらえます。
※記事タイトルにもあるまさに「英語が苦手な方でも安心」ですね。
施設はゲストハウスというよりも名前に付いているようにビラです。
宿のまん中に気持ちよさそうなプールがあり、そのまわりに個室が並んでいます。
旅人・バックッカー向けよりは少しゆったりと滞在したい人におススメです。
全体的な雰囲気はホテルのようなかしこまった感じではなくて、のんびり穏やかな南国のような雰囲気がただよっています。
部屋はドミトリーはなくて個室のみです。
料金は時期によって変動するようですが、安いときはゲストハウスくらいのリーズナブルな料金で宿泊できます。
プールには子供用の浅いところもあったりで、家族での滞在にも合いそうな雰囲気でした。
(閉)ヴィラ・スウィート・セントラル・アンコールの予約ページ(Booking.com)
⑧【ワンダーズ・ホステル・シェムリアップ】Onederz Hostel Siem Reap
コロナ禍によってほとんどの日本人宿がなくなってしまいましたので、番外編としてふたつめの追加紹介です。
「ワンダーズ・ホステル・シェムリアップ」です。
欧米人の方もふくめ国籍関係なく大人気のホステルです。
日本人宿といった雰囲気ではありませんが、日本人経営の宿です。
シェムリアップ有数のホステルでコロナ禍中もずっと営業しています。
※系列の「ワンストップ・ホステル」はつぶれたのか確かではありませんが、現在営業はしていないもよう。
清潔感もあってかなりおススメできる宿です。
↓詳しくは単体で別記事を書いてますので、是非こちらを読んでみてださい。
以上、いかがだったでしょうか。
日本人宿は海外慣れしていない方から、逆に旅が長くて日本語が恋しくなってきた方までいます。日本で普通に生活していると出会うこともなかったような人に会うこともあります。それが面白いところですねー
シェムリアップの日本人宿はハイシーズンになると満室になることもよくあります。
各予約ページにはキャンセル無料のプランとかも出てますので、早めに予約しておくことをおススメいたします。
またドミトリーを考えていて、慣れていない方はこちらも読んでおいてください。
→初めて泊まる方に読んでほしいマナーや注意点
それでは楽しいゲストハウスライフをお過ごしください。
↓日本人宿にこだわらず多国籍の旅行者の方と交流したい方はこちらもどうぞ
最後までお読みいただきありがとうございます。