カンボジアで食べられる「ゲテモノ」!
主に「虫屋台」などのご紹介です。
みなさんもどこかで写真をみたり話に聞いたことがあるかもしれません。
海外では日本では食べないような虫が食用として売られていることがあります。
カンボジアでは道端で虫が山盛りになって売られている光景を目にすることがあります。
近年は街中ではあまり見かけなくなりましたが、現地ではあたりまえの様に存在している食べ物のひとつです。
初めての体験をするのも海外旅行の醍醐味のひとつですので、ぜひ一度挑戦してみてくださいね。
※本記事には虫の写真がたくさんでてきます。
下の方にまとめてますので苦手な人は前半だけ読んで他のページへGO。
スポンサードサーチ
①虫料理レストラン「バグス・カフェ(Bugs Cafe)」
まずキレイな場所からご紹介しましょう。
シェムリアップには虫料理を提供する「バグス・カフェ」というレストランがあります。
場所はアンコール・ナイトマーケットの前の道を北へ200mくらいまっすぐ行けばあります。
フランス人のシェフが経営するレストランで、ゲテモノ料理という雰囲気ではありません。
虫好きのオーナーが本格的に料理の材料として虫を昇華させたようなオシャレな雰囲気です。
ローカルなのはちょっと無理という方はこの「バグス・カフェ」をご利用ください。
メニューも豊富でいろいろな種類の虫を体験することができますよ。
②ゲテモノ食は栄養価はある
初めはなかなか手の出しにくいゲテモノ食ですが栄養価はわりと高いそうです。
虫といっても立派な生命体のひとつですからね。
実際にお腹が空いてるときに食べると確かに栄養があるような気がします。(気のせい?)
虫片手にスナック菓子のようにポリポリと食べる人もいますが、きっとお菓子よりはよっぽど体にはいいのでしょう。
スポンサードサーチ
③ゲテモノの衛生面は?食べてもお腹は大丈夫?
「虫とか食べて大丈夫なの~?お腹こわさない?」
やはり初めはお腹の心配をする方も多いですよね。
その気持ち、私もよくわかります。
ですが特別にゲテモノを食べるとお腹を壊しやすいという話はあまり聞きません。
だいたい挑戦的に食べるだけで大量に食べないからかもしれませんけどね。
※食べてお腹壊しても、責任は持ちません。
④虫屋台の販売スタイル
1、道端のローカル向け
道端で銀色の大きなお皿のようなものに虫が山盛りになって売られています。
山盛りになっているものは一匹いくらではなく、グラム売りやいっしょに置いてある空き缶のようなもの一杯いくらといった料金設定が多いです。
値段は安いと思いがちですが、そんなに安くもないです。(そんなに高くもないけど。)
2、パブストリート周辺の観光客向け
シェムリアップではローカルの虫屋台の他にも観光客向けの虫販売を見かけることがあります。
だいたいパブストリートやナイトマーケット周辺に出没します。
観光客向け虫屋台はローカルのように山盛りではなく、キレイに並べられています。
見やすいように明るい照明もついており、食べ物というよりも見せ物といった雰囲気です。
だいたい貼り紙がされていますが、虫の写真を撮るのにはお金が必要になります。
もしくは、どれかひとつでも買えば写真は無料で撮らせてくれます。
スポンサードサーチ
⑤気になる虫のお味は
気になる虫のお味はといいますと…
まとめて言ってしまうと、
「正直よく分からない。」といった感じです。(すいません…)
あんまり味がないんですよね。
※無意識に味わおうとしてない部分もあるかもしれません。
何種類か経験すると、他のやつ食べても
「う、、うん、、、、そうね、ちょっとかたいかな。」みたいになるんですよ。
ほとんど食感と味付けくらいなんです。
あと気持ち的な問題もけっこう大きい気がする。
ニンニクやチリ、ネギなどで味付けされていたり、あと何か分からないんですけど虫自体の味ってあんまり分かんないんです。(あとで書きますがタガメ系は味があった!)
今のところ食べれないほどまずかった虫もないし、特別においしかった虫もない。
全体的にお酒のつまみにして食べると美味しいと思います。
⑥ゲテモノ・虫の各写真など
それでは個別にゲテモノ・ラインナップを見ていきましょう。
1、サソリ(スコーピオン)
見ため的に虫屋台の王様のようなインパクトのサソリ!
パブストリート周辺の見せもの屋台に多い。
1匹で1ドル。
ハサミの部分も食べられますが、かなりカタかったです。
見ためによらず味のインパクトはうすい。
隣にいた外国人がサソリを食べたら夜通しで元気になれるといって喜んでました(笑)
2、コオロギ・バッタ系
おそらく一番よく見かけるコオロギ・バッタ系。
小さいのや大きいのがある。
↓ちっちゃいやつ
↓おおきめのやつ
大きくなってるものは羽根とか足とか堅そうな箇所は剥いてから食べる人もいます。
虫系の中では食べやすい。
食感は小エビを食べているような感じ。
ほんとそんな感じ。
見ためさえ気にしなければ、ポリポリ食べれる。
↓大きめのバッタ系
3、幼虫系
コオロギに並んで、よく見かける幼虫系。
どこかでスーパーで冷蔵品コーナーにもふつうに並んでたこともありましたね。
見ためはグニョっとしてそうで、気持ちわるい。
食感もパリパリ・サクサク系ではない。
と書くと噛みたくなくなるが、いがいと幼虫系も食べやすい。
つまみにいくらでも食べれそうないきおい。
味は味付けのあじ(笑)
見せもの屋台ではキレイに串刺しです。
4、タガメ系
虫系の中では大きく、身がつまってそうな「タガメ」くん。
食べるときは羽根とかはとったほうが食べやすいです。
噛み砕くのに勇気がいりますね。
虫系の中では珍しく味があり、ちまたでは「フルーティーな味」がすると言われます。
実食した感想→フルーティーっていうような良いもんではなかったけど、そう表現したくなる気持ちはなんかわかった(笑)
↑タガメの小さいバージョンみたいな虫。
こちらもフルーティー仲間。
5、クモ・タランチュラ
外見インパクトの強い大クモの「タランチュラ」さん。
ふつうにいるだけでも気持ちわるいのに口に入れるだなんて…
タランチュラはまだ足しか食べたことないんですよ。
足は味なかったです。
6、ヘビ
通常、屋台では小さいカラッカラのヘビが売ってます。
カタくて身のない干し魚を食べているような感じ。
味もそんな感じ、だった気がする。
↑これプノンペンで見かけた、卵みたいなのもついてる大きいヘビ。
これくらいのサイズだと味もありそうですね。(まだ食べたことない)
7、カエル
カエルは海外では一般食として食べられるところも多いですよね。
カンボジアの虫屋台では小さいカエルの揚げたようなものが売られています。
カラカラになって伸びてるので、山盛りで虫と並んでるとカエルだと分からないです。
見ためも味もなんかよく分かんない感じ。
可も不可もなく…
↑こちらはとり焼きなんかと並んで売られている大きなカエル焼き。
身は鶏肉のような感じで、中に調理済みの何かが詰められてたりします。
8、その他
ゲテモノというのかその他いろいろ。
↓「アリ」(左のやつ)
はじめはアリと気づかなかったんですが、よく見ると調味料みたいな感じのアリ和え物でした。
※ちなみにその辺にいるアリとは違ってちゃんと食用のアリらしいです。
↓「カメ」
↓「ヤモリ」みたいなの
※チンチョ(カンボジアでよく見かけるやつ)ではないらしいです。
↓孵化しかけのアヒルの卵「ポーンティアコーン」
他には「ネズミ、コウモリ、ワニ、イヌ」などもありますね。
以上、いかがだったでしょうか。
ぶっちゃけそんなに美味しくもないし、むりに食べる必要もないんですが、
経験やネタに、ぜひ一度ゲテモノ・虫料理(?)に挑戦してみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございます。