【お知らせ】
※ホームページ上に12/20より再オープンするとの情報が出ている。(2018.12月)
※諸事情により現在アキラ地雷博物館は閉鎖されています。(2018.9月)
カンボジアと聞いて何を思い浮かべますか?
アンコールワットが一番に思い浮かぶ人は多いと思います。
しかしなかには、地雷、内戦、貧困というネガティブなワードが出てくる方もいるのではないでしょうか。
その中でも地雷というものに特化した博物館がシェムリアップにはあります。
この記事ではそんな地雷博物館のご紹介をいたします。
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①カンボジアでの地雷の現状
カンボジアと聞いて地雷が埋まっていて危ないと思う人もいるかもしれません。
現状としましては、観光に来る方たちにとっては地雷の危険性はもうほぼないと言っていいかもしれません。
※田舎の地方の方や特定の地域に行くとまだ残っている地域があります。
現在も命がけで毎日地雷除去の作業をされている方たちが存在しています。
観光地や市内、人が日常的に行き来する場所にはもうありません。
ですのでカンボジア旅行に来る際は、特別に地雷の心配をする必要ありません。
ただシェムリアップでは自分で地雷を踏む心配は必要ありませんが、
地雷の被害にあった方たちをまだ街中で見かけることもあり、いまだに地雷による被害の痕跡を身近に感じることもあります。
②地雷博物館への行き方、場所
シェムリアップ市内から北側へ約27㎞
バンテアイスレイに向かう道の途中にあります。
スラスランを横目に67号線へ向かいます。
67号線に出るとあてはひたすら北上です。
途中アンコール遺跡エリアを通る場合は、チケットチェックを受けるかもしれませんが、
しっかり行先、地雷博物館へ行くと伝えれば通してくれます。
トゥクトゥクで片道40~50分。
料金の相場は往復で$15程度
途中の位置にあることからツアーでは、
ツアーではバンテアイスレイやクバールスピンアンの観光と組み合わされることが多いです。
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③営業時間、所要時間、入場料
- 営業時間 7:30 – 17:30
- 入場料 $5
日本語のオーディオガイドも利用できるようです。
ボランティアの日本人ガイドの方がおられる時もあるようで、おられる場合は無料でいろいろと詳しいお話を聞かせてもらえるようです。
- 所要時間30分ー1時間程度
博物館の規模はそんなに広くはありません。
丸く囲いあうように小さな展示部屋が並んでいます。
④概要
この地雷博物館はアキ―・ラー氏というカンボジア人の方によって作られました。
アキ―・ラー氏は現在、地雷除去の活動をされています。
なんとアキー・ラー氏、内戦時代はご自身で地雷を埋める側になったこともあるそうで、
現在はその自責の念もこめて、除去作業をさているようです。
名前が日本人のようですが、純カンボジア人の方です。
日本語を話されるようで、日本でもTV出演の経験や日本全国で講演もされています。
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⑤実際に行った様子
バンテアイスレイまでの一本道をひたすら走っていると右手に
「Landmine Museum」の看板が見えてきます。
開館時間は17:30までなのですが17:00ごろに到着するとすでに門がしまっていました。
最初はチケット売り場の近くいたお姉さんに「17:30じゃないの?」と聞いたら
「また明日来てね。」と言われてしまいました。
せっかく来たんだから入れてよとごねていると、ちょうど車に乗ったお客さんがやって来て、二組もいるんだからってことで無事入らせていただけました。
入り口の前でチケットを購入します。
さっそくに左右を地雷の模型(?)がお出迎えしてくれます。
※残念ながら日本人ガイドの方はちょうど居られないようでした。
真ん中に地雷に埋め尽くされた一画があります。
この中の地雷はアキラさんが自分で撤去した地雷だそうです。
建物中にはパネルがたくさんあり、詳しく説明書きもされていました。
以上、いかがだったでしょうか。
なかなか心苦しくなるような内容もありますが、それだけにアキラさんの活動には心打たれるものがあります。
アクセスもしやすいので、ぜひ他の遺跡観光とセットでよってみてくださいね。
アンコール遺跡群に関する博物館はこちらをご覧ください↓
シェムリアップのアンコール博物館を3つ続けてご紹介、国立博物館にノロドムシハヌークとパノラマ
最後までお読みいただきありがとうございます。