来月の連休に念願の「アンコールワット」に行くことになったんだけど、
入場料って高いのかな。。。??
現在のアンコールワットの入場料はずばり
1日券 $37 / 3日券 $62 / 7日券 $72
です!!
実際は入場料というよりも複数の遺跡で利用できる「アンコール・パス」とよばれる共通チケットを購入します。
ではどこで購入できるの?どこで使用できるの?
まだまだ疑問が残ると思います。
この記事ではアンコールパスに関する内容、購入方法などさらに詳しくまとめていきたいと思います。
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目次
①アンコールパス(チケット)【概要】
1、アンコールパスは多数の遺跡で使用できる共通パス
アンコールワットに入場するには「アンコール・チケット」もしくは「アンコール・パス」と呼ばれるものが必要となります。
このチケットはシェムリアップ周辺に点在している様々な遺跡で使用可能な共通パスとなります。(使える場所は下記で説明します。)
一回入場したら終わりではなく、例えば1日券の場合はその日終日あちらこちらの遺跡を何回でも出入り可能です。
※ただし各遺跡には入場可能時間が設けられていますので、その時間内に限ります。
アンコール遺跡エリアに向かう道の途中や、各遺跡の前で係員がチケットをチェックしています。
↓エリア内に入るときの、チケット・チェックポイント
例えば上記のような場所がありますので、外国人は車やトゥクトゥクをとめて一人ずつアンコールパスを提示します。
2、アンコールパスの種類は3種類
アンコールパスには利用できる日数によって3種類あります。
料金は以下のとおり。
- 1日券 $37(基本購入する当日利用 17時以降は翌日の分が購入可能)
- 3日券 $62(10日間のうち3日間使用可能)
- 7日券 $72(1か月のうち7日間使用可能)
※12歳未満のお子様は入場が無料になりますが、チェックポイントで年齢確認のためにパスポートが必要となります。
3日券と7日券は利用できる期限に幅がありますが、購入時に実際に遺跡に行く日程を決める必要はありません。
直接遺跡に向かい、その日に初めて通過するチェックポイントのところで係員がチケットに穴をあけてくれます。
チケットのまわりに日付が表示されていて、そこに穴をあけることで確認するというシステムですね。
7日券だけはボロボロになって破れないように、チケットにラミネートをしてくれます。
ちなみに料金は2017年2月より値上がりしています。
以前の料金 1日券 $20 3日券 $40 7日券 $60
※古い情報誌などでは以前の料金になっている場合もありますので注意。
カンボジア人は入場無料なのでドライバーやガイドの分のチケットを気にする必要はありません。
エリア内ではたくさんのカンボジア人を見かけると思いますが、彼らにとっては遺跡エリアであるとともに日常の生活圏の一部でもあるのです。
3、おすすめのパスは何日券?
やはりこればかりはご自身の日程と相談しましょう。
「遠方遺跡は行かない、一日でアンコールワット周辺は見て回る!」と思っている方は1日券でも十分です。
朝日鑑賞や夕日は翌日に行きたい方や、遠方の遺跡(バンテアイ・スレイなど)に行く予定がある方は3日券を購入しておきましょう。
※2日券があればおススメしたいんですが、、、ないのです。
数日シェムリアップに滞在予定の方は3日券あたりが一番無難かもしれませんね。
②アンコールパス購入時に必要なもの
1、必要なもの
- チケット代(現金・カードなど)
はい、チケットを購入するためのお金のみで大丈夫です。
2、必要ないもの
- パスポート
- 顔写真
アンコールパスには顔写真が入りますが、購入時にカウンターの小型カメラで写真を撮りますので事前に写真を用意する必要はありません。
※自分でパスに入れたい写真を用意して持って行っても、それを利用することはできません。
またアンコールパスの購入時にパスポートは必要ありません。
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③料金の支払方法
- 現金(米ドル・もしくはカンボジアリエル)
- クレジットカード
チケットの支払方法はVisaやMasterなどの主要なクレジットカード払いにも適応しています。
↓ベンメリアのチケット売り場に提示されていたもの(2023年12月)
これだけ対応しているようです。
※上記画像はベンメリアのものですが、メインのチケット売り場も同じだと思います。
④アンコールパスの購入方法
1、現地チケット販売所で購入
アンコール・パスの販売所はシェムリアップ中心地より北東へ4-5kmくらいの場所にあります。
「Street 60」と「Apsara Road」の交差点の角にある赤い屋根に白い壁の大きな建物です。
となりにパノラマミュージアムという博物館があります(閉館済み)。
街からアンコール・ワットへまっすぐと向かう道からは少し離れていますのでご注意ください。
チケットの購入を忘れて直接遺跡に向かってしまうと引き返すことになります。
チケット売り場は2016年4月に移転しました。以前は通り道にあったんですけどね。
何故かより不便な場所へ。。(旅行者にとっては)
【追記】
以前は現地でアンコールパスを購入できるのは上記販売所の一箇所のみだったのですが、現在は「ベンメリア」と「バンテアイスレイ」でもアンコールパスの購入が可能となっています。
これでシェムリアップ・アンコール国際空港に到着後に、直接「ベンメリア」へ行ってもちゃんとチケットが購入できるということですね。
↓こちらは「バンテアイスレイ」の入り口にあるアンコールパスの販売所。
2、オンラインで事前購入
アンコールパスですがオンラインでも購入が可能となっています。
お支払いはクレジットカード払いとなります。
↓こちらのサイトから購入が可能です。
「Angkor Enterprise」
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⑤チケット販売所の営業時間
現地アンコールパスのチケット売り場の営業時間です。
だいたい遺跡のオープン時間と同じですね。
OPEN : 5:00 ~ 17:30
朝の5時からオープンしておりますので「朝日鑑賞」に行く場合も当日に購入してから向かうことができます。
ハイシーズンは長い列ができることもあり、購入に時間が必要ですので早めに到着するようにしましょう。
購入窓口はチケットの日数ごとに分かれているので、希望の日数のチケットの列に並びましょう。
⑥アンコール・パスで入場可能な遺跡
- アンコール・ワット
- アンコール・トム(バイヨン)
- アンコール小回り、大回りコース周辺の遺跡
- バンテアイ・スレイ
- クバール・スピアン
- ベンメリア(2020年1月1日よりアンコールパスに変更)
- ロリュオス遺跡群
- プノン・クロム
- プノン・ボック などなど
・アンコールパスで入れない遺跡
ベンメリア → $5- プノン・クーレン → $20
- コーケー遺跡群 → $10
- プレアヴィヒア → $10
- サンボープレイクック → $10
- バンテアイチュマール → $5
⑦遺跡エリア内はドローン禁止
アンコール遺跡エリアでのドローンの使用は禁止されています。
どうしても飛ばしたい方は許可の申請をしましょう。
映画やテレビの撮影、およびプロフェッショナルな機材を使っての撮影にも許可の申請が必要となります。
他にもいろいろと規定があったりしますので、遺跡エリア内で何かをしたい場合は事前に確認をした方がよいでしょう。
⑧夕方にチケットを購入すると無料で入れる話
夕方以降は無料で入れるみたいな話を聞いたことがある方もいるかもしれません。
こちら説明いたしますと夕方の17時以降に翌日の分のアンコールチケットを購入すると、その日は無料で入ることができます。
ただし、ほとんどの遺跡は入場が17時半までなのでかなり時間は限られています。
夕日スポットのプノンバケンも入場制限があるために、この時間帯から行っても上まで登れる可能性は低いでしょう。
プノンバケンに関してはこちら↓
以上、いかがだったでしょうか。
カンボジアでの遺跡観光に必要なアンコール・パスに関するまとめでした。
ちなみにチケットなしでこっそり遺跡に入った場合、見つかると罰金が科されることになっています。
↓シェムリアップの主要な遺跡一覧
最後までお読みいただきありがとうございます。