アンコールワットなど遺跡観光も終わり、街中で見どころを探している方へ。
名前からもインパクト絶大な場所。シェムリアップ市内に「キリングフィールド」と呼ばれる場所があります。
1970年後半に起こったポル・ポト政権による大虐殺の悲しい歴史を垣間見ることができる所です。
この記事ではそんな「キリングフィールド」および、その周辺の様子をご案内いたします。
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目次
①キリングフィールド・シェムリアップ
1、場所・行き方
シェムリアップ市内の北側、アンコールワットへ続く道の途中にあります。
国道六号線とシバタ通りが交わる信号のある交差点から北へまっすぐ2㎞くらい進みます。
この交差点を北へ北上します。
自転車で行くと15分くらいの距離です。
途中で左手にこのような場所を通り過ぎます↓
この辺りはスピードが出せないように地面がデコボコになり始めます。
その先に地元で有名なジャヤバルマン7世病院があるためです。
※こちらの病院は16歳未満の子供には無料の診察を与えており、毎日地元カンボジア人で溢れかえっています。
さらに進むと左手に入り口が見えてきます。
2、名前は「ワット・トメイ」
ガイドブックなどには「キリングフィールド」と紹介されていますが、
「ワット・トメイ」のいう寺院の中にある一画のことをさします。
実際は「キリングフィールド」という表示は現地では一度も見ないように思います。
なので道に迷ったときや、地図で調べるときは「ワット・トメイ」と調べましょう。
3、入場料・所要時間
入場料は必要ありません。無料です。
※【追記】2019年9月より入場料が3ドル必要になりました。
所要時間は展示パネルなどをしっかり読むのであれば30分くらい。
さっと見るだけなら10分くらいで一通りまわれる広さです。
「キリングフィールド」の本場はプノンペンにあります。
そのためプノンペンの「キリングフィールド」に行く予定がある方、もしくはすでに行ったという方はシェムリアップにある「キリングフィールド」は特に来なくてもいいかなという気がします
4、キリングフィールド内の様子
こじんまりとした場所で、寺院でもありますので非常に静かです。
まわりには僧侶の人たちが生活しており、
あざやかなオレンジ色の袈裟をまとった僧侶の方々を目にすることができます。
寺院の真ん中に慰霊塔が建てられており、中は人骨でいっぱいになっています。
慰霊塔のまわりには説明書きをそえたパネルが並んでおり、残酷な歴史の背景を学ぶことができます。
②その周辺、マーケットや日本人経営の有名店
1、「チャーミング・シティ」
「ワット・トメイ」の前の道を渡って、すぐのところにローカルのマーケットがあります。
ローカルフードから服屋、美容院まで数多くのお店が入っています。
観光客もほとんどいませんので、ついでにこちらで現地の様子を味わうのもおススメです。
2、「カフェ・モイモイ」・「カンボジア・ティータイム」
またマーケットのすぐ東側には日本人経営のお店が2店舗あります。
どちらも老舗の有名店です。
・「カフェ・モイモイ」さん
開放的な雰囲気の中、おいしく安心なカンボジア料理と日本料理の両方を味わうことができます。
・「カンボジア・ティータイム」さん
こちらは本店になり、オールドマーケット内にもお店が入っています。
カンボジアの伝統的なお菓子「ノムトムムーン」が有名ですね。
お土産屋の隣にはオープンカフェも併設されています。
なんとお菓子作り体験もできるようですよ!
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③シネマ「Baray Andet Cinema」
マーケットの東側の道を渡るとすぐのところにローカル向きの「Baray Andet Cinema」というシネマがあります。
数少ないシェムリアップの映画館のひとつです。
基本的にはカンボジア語、カンボジア人向けの映画館ですね。
近年、改装したようで一気に現代っぽくなりエアコンもしっかり効いているようです。
以上、いかがだったでしょうか。
ぜひ、空いた時間に自転車でも借りて行ってみてくださいね。
↓キリングフィールド観光と合わせてどうぞ。
最後までお読みいただきありがとうございます。