はるばる日本からやって来た大観覧車「アンコール・アイ」
高さ制限ある街「シェムリアップ」では、ひときわ目を引く大きさです。
ということは自分が乗ったときにはシェムリアップの街中が見渡せるということですね!
小さくですが大森林の中にアンコールワットの姿も見ることができますよ。
本日はそんなカンボジアの大観覧車「アンコール・アイ」をご紹介いたします。
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①アンコール・アイの概要
アンコール・アイは2021年の3月にオープンしました。
英語では「Angkor Eye」で、「アンコールの瞳」という意味です。
観覧車の高さは85メートルで、一周するのが約18分。
(速度15~20メートル / 分)
各キャビンは定員4人乗りで全部で48キャビンあります。
※ひとつひとつにエアコン完備。
1、料金
アンコールアイのチケットは外国人とカンボジア人で料金が異なります。
- 外国人:大人12ドル / 子供(12歳未満)6ドル
- カンボジア人:大人5ドル / 子供(12歳未満)2.5ドル
※3歳未満は外国人・カンボジア人ともに無料
2、営業時間
通常の営業時間は9:00 ~ 21:00
※現在(おそらく)コロナの影響で14:00 ~ 21:00の営業に変更されています。
3、場所
場所は国道6号線沿いにあります。
シェムリアップ空港から中心地へに向かう途中にあるので、見かけた方も多いかもしれませんね。
シェムリアップの街中心部からは西へ3~4kmです。ちょうど空港と街の間くらいにあります。
②北九州市の「スペースワールド」出身
「アンコール・アイ」ですが、実は出身は日本なんです。
もともと北九州市にあった「スペースワールド」という遊園地のものです。
現在「スペースワールド」は閉園しており、カンボジアのアンコールワットのふもと「シェムリアップ」で第二の人生を歩み始めたわけですね。
はるばる海を越えてようこそいらっしゃいました~!
日本で場所のなくなった観覧車が、ここカンボジアで復活するなんてなんかうれしいですよね。ちなみに総重量700トンくらいあるそうですよ。
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③アンコールアイに乗ってみた
では実際にアンコールアイに乗ったときの様子です。
まず観覧車の正面にあるチケット売り場でチケットを購入します。
各料金や注意事項などが英語とクメール語で書かれています。
買ったら左手の入り口から進んでいきましょう。
順番にキャビンに乗り込みます。
各キャビンにはエアコンもしっかり付いています。
飲食や喫煙は禁止です。
中のスペースはこじんまりとした感じでけっこう狭いですね。
だんだん上へと上昇していきます。
まっすぐに伸びる国道6号線。(現在絶賛工事中です)
赤い屋根の建物が多いな~と実感します。
南側にはプノンクロム。(トンレサップ湖のわきにある小さな山です)
さて、ほぼほぼ上がりきったとこで北側は…
アンコールバルーンが浮いているのが見えますね。(バルーンは分かりやすい)
で、その右の方にいちおう「アンコールワット」の先端が見えます。
写真じゃ分からないですね~
(実際肉眼でもなんとなく見えるくらいでした…視力はそんなによくないけど)
④アンコールアイの周辺施設
アンコールアイの周辺もいろいろとあります。
観覧車の正面は緑アリの広々としたスペースが広がっており、気持ちいいです。
皆さんここで写真撮影ですね。
でも観覧車はふつうにスマホでとろうとしたら、なかなか画面に入りきらないくらいの大きさです。
正面向かって左手には「Light of Angkor」という施設があります。
初めは観覧車関連の建物かと思ったのですが、ぜんぜん別のものでした。
なんというのでしょう博物館とかに近いのでしょうか。(映像を見ながら、アンコールの歴史などが聞けるようです。)
その他まわりには飲食ブースが並んでいます。
子供向けの遊具施設もあります。(有料)
あとは、となりに「Box Ville」というナイトマーケット的な施設があります。
最近は営業してるのか知りませんが、コロナ禍の昼間に行くとまったくどこも開いてなかったです。
このさらに隣には、昨年残念ながら閉園してしまったカンボジア文化村があります。
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⑤ライトアップされたアンコールアイ
最後に暗くなってからライトアップされた「アンコール・アイ」。キレイ!
赤、緑、青、紫、ピンクなど、カラフルに色が変化します。
「プノンクロム」から眺めるシェムリアップの街。
ライトアップされたアンコールアイが小さく見えます。
以上、いかがだったでしょうか。
数年前まではシェムリアップで観覧車と言えば、「キュンギュウ」の小さくて速い観覧車だったのに。大き~く成長したものです(笑)
最後までお読みいただきありがとうございます。