シェムリアップには「戦争博物館(War Museum)」があります。
他にもシェムリアップには博物館と呼ばれる場所がいくつかありますが、
この戦争博物館はナショナルミュージアムなどの遺跡関連の博物館と違い、仏像やキレイな彫刻・レリーフなどは一切おいてありません。
ひたすら戦車・大砲・爆弾・地雷などが並びます。
この記事ではそんなシェムリアップ戦争博物館についてご案内いたします。
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①戦争博物館への行き方・場所
行き方は簡単です。
まずシェムリアップ最大の道路、国道6号線を西のシェムリアップ空港方面へ進みます。
左手にカンボジア文化村をすぎると、右側に戦争博物館の看板が見えます。
※もしロイヤル・アンコール病院出てきたら行きすぎです。一歩手前に戻りましょう。
この看板の前の道を右折します。
1㎞ほどのどかな道をまっすぐ進むと左手に入り口が見えてきます。
距離的には市内中心部より5km程度。
近くもないけど、そんなに遠くないという距離ですね。
車・トゥクトゥク利用で15分くらい。
自力で自転車をこいで行ったら30分くらいで到着できます。
②入場料・所要時間
博物館の入り口手前にチケット売り場があります。
- 入場料 一人$5
- 開館時間 8:00 ~ 17:30
- 所要時間 30分 ~ 50分程度
トゥクトゥクで行くと往復でトゥクトゥク代が$5~8くらい。
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③全体の概要
建物はなく屋外の敷地に戦車などが並べられ、
そのまわりにパネル・説明書きとともに兵器・地雷などが展示されています。
敷地面積はそんなに広くなく、パネルなどをゆっくり読まなければ、
15分くらいあれば回りきれる広さです。
無料で英語ガイドが付けられるそうです。
(と書いてありましたが、私が行ったときはいなかったです。)
④実際の様子
1、戦場のように木々の中に潜む戦車
チケットを購入し、少し先の入り口から入ります。
特にチケットチェックも係員もいませんでした。
一歩入った途端に目の前は、緑と戦車のオンパレードです。
ベンメリアが「天空の城ラピュタ」ならば、ここは「風の谷のナウシカ」を彷彿とさせる雰囲気です。※私の勝手なイメージです。
入り口すぐ右手にはトイレもありました。
その先には大きな戦闘機が展示されています。
そこから周辺の展示小屋を見ながら反時計回りに回っていきます。
鉄砲小屋に、爆弾小屋、地雷小屋へとつづきます。
こちらは地雷除去の様子。
パネルには目を塞ぎたくなるような残酷な写真も展示されていました。
2、展示品はさわっていいものも
並べられている展示品は基本さわってもいいようで、爆弾を持って「おも~い」といっている外国人や、ガイド付きで回っている人たちは銃を構えて写真撮影していました。
私は一人だったこともあり、展示品から漂うオーラにそんな気分にはなれませんでしたが。。
3、お土産コーナー
一周まわって戻ってくると最後にお土産コーナーもあります。
あの「危険!地雷!」を大きくバック・プリントしたT-シャツや、キャップ帽、
戦争関連の書籍やDVDが置かれていました。
4、最後に
ローシーズンのど真ん中に行ったのですが、思ったより観光客の方がいました。
随時2~3名くらいの方がトゥクトゥクに乗って新しく来ては帰っていました。
戦争博物館には2011年にも一度来たことがあるのですが、
この急発展中のカンボジアにしては珍しいくらいに何も変わってなかったですね。
以上、いかがだったでしょうか。
この戦争博物館ですが建物がないだけに、他の博物館とはひとあじ違った独自の雰囲気があります。
アクセスもしやすい方なので、ぜひ行ってみてくださいね。
地雷に関する博物館はこちらをご覧ください↓
最後までお読みいただきありがとうございます。