カンボジアに旅行へ行くのに入国に必要なビザは現地で申請するの？？
それとも事前に日本で取得？それともネットで取得できるの？？
なにかとややこしいビザの問題。
現在、カンボジアに入国するためにはたとえ短期であってもビザの取得が必須となっております。
旅行で訪れる方は観光ビザ（Tourist Visa）を申請します。
この記事ではその観光ビザの料金や取得方法について、詳しくご紹介いたします。
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目次
①カンボジアのビザの種類
カンボジアには複数のビザの種類がありますが、ここでは関係する可能性の高い3種類のビザをあげてみます。
１、観光ビザ
一般的に旅行（短期）で訪れる方は観光ビザを取得します。
ほとんどの方はこの観光ビザですね。
※英語では「Tourist Visa」、略して「T-Visa」と呼ばれます。
観光ビザでの滞在可能期間は30日以内です。
30日以内でも一度出国した場合は再度ビザの取得が必要になります。
（一度出国すると無効になるビザはシングルビザと呼ばれます。逆に何度でも出入りができるタイプのビザはマルチプルです。ビザにも記載されます。）
またビザを申請する時にはパスポートの残存期間が６ヶ月以上残っている必要があります。
２、ビジネスビザ
英語では「Ordinary Visa」と書かれ、日本語では「一般ビザ、業務ビザ、ビジネスビザ」などと呼ばれます。
このビザは現地で働く予定の方など、期間を延長することを前提としたビザです。
入国前に取得するビザは滞在可能期間が観光ビザと同じく30日で、切れる前にカンボジア国内でさらにビザの延長を申請します。
空港などでは観光ビザと並んで表示されていますので、自分の目的にあったビザを申請しましょう。
３、数次ビザ
数次ビザは「マルチプルビザ」とも呼ばれ、一度の滞在可能期間は短いけれど何度でも使用できるビザです。
カンボジアに長期滞在するわけではないけれど、複数回に分けてちょくちょくとカンボジアに訪れる方にはお得になるビザです。
一回の滞在可能期間は30日以内で、ビザの期間は1年・2年・3年用の数次ビザがあります。
この数字ビザは取得できる国籍が限定されており、日本国籍はその数少ないひとつに入っています。※他にはたしか中国と韓国だったかと。
料金もけっこう安い設定なので一年に2回以上カンボジアに訪れる予定のかたは、この数次ビザの方がお得になります。
↓以下、シェムリアップ空港の申請所に書いてあったマルチビザの料金です。（2019年後半）
- 観光ビザ ： 1年 40ドル / ２年 60ドル / 3年 80ドル
- ビジネスビザ ： 1年 50ドル / ２年 75ドル / 3年 100ドル
※マルチも観光ビザタイプとビジネスビザタイプがあるようです。
何が違うか聞いてみたら、観光ビザは延長できなくてビジネスビザは延長できるとのふつうの返答でした。
②カンボジアのビザの料金
- 観光ビザ 30ドル
- ビジネスビザ 35ドル
- 数次ビザ（1年） 40ドル
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③カンボジアのビザの取得方法
上記であげたカンボジアの短期ビザの取得には主に3種類の方法があります。
自身のスタイルに合った取得方法を選びましょう。
- カンボジア現地の空港で申請・取得する（アライバルビザ）
- 日本にある在日カンボジア大使館経由で取得する（窓口もしくは郵送）
- インターネットを通して申請・取得する（e-visa）
１、カンボジア現地の空港で取得するアライバルビザ
カンボジア現地の空港に到着後、入国審査の前にビザ申請用のカウンターがありますので、そこで申請し取得します。
申請に必要なもの
- 証明写真 サイズ（たて4.5cm x よこ3.5cm）
- ビザの料金
上記の２点のみです。
そんなに簡単にとれるの！？
と思った方もいるかもしれませんね。はい、実際に取れます。
もちろんパスポートも必要ですよ。
カンボジアの空港にいる時点で持ってないことはないでしょうが…
証明写真も必須となっていますが、忘れた場合は現地で数ドル払えば大丈夫という話もあります。（写真のサイズもだいたいで通ります）
※この前は日本の空港カウンターでチェックインする際にビザ用の写真の提示を求められました。
現在はまだゆるい感じですが、近年カンボジアのビザ取得（主にビジネスビザ）に関して、だんだんと厳しくなりつつありますので、事前にじっかりと準備しておくに越したことはないでしょう。
観光ビザも今後どうなるか分かりません。
ビザの申請に必要な用紙は飛行機の機内で配られることが多いです。
もらった場合は書ける項目は先に書いてしまいましょう。もらえなかった場合は空港の申請カウンターの近くにあります。
飛行機の到着便名や宿泊予定先のホテル名などを記入する欄もありますので、あらかじめどこかにメモしておくと楽ちんです。
到着時に混んでいる場合は30分以上かかる場合もあるようですが、空いている場合ほんの10分くらいで取れます。
アライバルビザに関しては申請用紙の記入例も合わせて、詳しく書きましたのでこちらご覧ください。
メリット・デメリット
- 一番手間がかからず、取得も早い
- 手数料など余計な費用が掛からないので一番安い
- 実際に現地に到着して、取得できるまでの不安
２、在日カンボジア大使館でビザを取得する方法
事前に日本で取得しておきたいという方には、在日カンボジア大使館で申請する方法があります。
大使館・領事館を経由してビザの申請をする場合は、窓口へ直接行く方法と、郵送の２つの選択肢があります。
郵送は少し手間がかかりますので、大使館・領事館が近くにある方は直接行くのがよいでしょう。東京・大阪・名古屋・福岡・札幌にあります。
詳細は各地域によって若干ことなる部分もあるようなので、各領事館のページをチェックしてみてください。
申請に必要なもの
- パスポート
- 証明写真 4.5cm x 3.5cm
- (申請用紙）
※申請用紙は窓口でももらえますがインターネットでダウンロードできるので事前に印刷して記入しておくと簡単です。
メリット・デメリット
- 事前に日本で取得できる安心感
- 日本人の方を相手に申請できる
- 時間がかかる
- 手間がかかる
在日カンボジア大使館・領事館へのリンク
各地域別の在日カンボジア大使館・領事館へのリンクです。
（各ビザ関係ページへとびます。）
３、インターネットで申請する【e-visa】
e-visaはインターネットで申請・取得する電子型のビザのことです。
カンボジア現地での取得は不安だけど、大使館の窓口に行くのや郵送が面倒な方はインターネットを利用しましょう。
e-visaの申請ページは日本語でも表示可能です。
ただし何か問題があった場合は直接カンボジアの外務国際協力省に連絡をする必要があるようです。（その場合は英語対応）
※在日の大使館や領事館では対応できないようなのでご注意ください。
料金のお支払いはクレジットカード払いのみになっており、ビザの料金以外に手数料が６ドルかかります。
メリット・デメリット
- ネットだけで取得できるお手軽感
- 事前に取得できる安心感
- 対面・対話でやりとりができないため問題が起こった時の不安
- 手数料がかかる
以上、いかがだったでしょうか。
カンボジアへ旅行するためにはビザの取得はさけては通れない道なので、しっかり確認して自分に合ったスタイルで取得してくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
↓カンボジアの長期ビザへの延長方法
↓その他カンボジアに関する基本情報
