パスポートに貼られるアライバルビザの形式が変更されています。
「パスポートの一枚分使用する大きな緑色のビザ」から「QRコードの入った白黒の小さなビザ」になっています。
(変更になったのはアライバルビザのみなのか、空港取得分のみなのか、そのあたりは不明ですが以前とは異なるビザが貼られてもビックリなさらぬよう。
アライバルビザの発給再開のアナウンスあり。
【追記】
新型コロナウイルスの影響により、現地の空港で取得できるアライバルビザの発給は停止されています。
その他カンボジアに入国するためには様々な制限や条件があります。たびたび変わったりもしますので、各自しっかり確認して渡航してくださいませ。
カンボジアに入国するためにはビザの取得が必須となっています。
カンボジアの観光ビザは事前に日本で申請して取得することも可能ですが、現地カンボジアの空港に着いてから申請・取得するとこもできます。
現地の空港(もしくは国境)で取得するビザのことを「アライバルビザ」と呼びます。
この記事では私が実際にシェムリアップ国際空港にて取得した時の様子をもとに、アライバルビザに焦点をしぼってご紹介いたします。
アライバルに限らずカンボジアのビザ全体に関してはこちらをどうぞ。
→カンボジア旅行に必須なビザの料金・取得方法など
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目次
①アライバルビザ取得に必要なもの
- 料金 $30(観光ビザ)
- 申請用紙(空港でもらえる)
- パスポート
- 写真1枚(4cm x 6cm 推奨)
上記4点です。
※写真は近年ではほとんど求められないことが多いようです。(ただし念のため持っておくと安心かとは思います。)
空港で申請可能なビザは2種類で「観光ビザ(Tourist Visa)」と「一般ビザ(Ordinary Visa)」があります。
カンボジアへ観光・旅行に来た方は観光ビザ(Tourist Visa)を申請し料金は$30です。
もうひとつの一般ビザ(Ordinay Visa)は仕事や長期滞在で来た方が、後で期間の延長をすることを目的としたビザになります。こちらのビザは料金が$35です。
ビザの有効期間は共に30日になっています。
②ビザ申請用紙の記入例
カンボジアの出入国カードがアナログの紙の用紙から「Cambodia e-Arrival」というアプリを利用したデジタルでの申請方法が開始されています。
全面的な移行の日付がころころ変わったり、空路のみだったりと曖昧な部分もあるので、とりあえず情報として。
各自アプリをダウンロードしてカンボジア入国の7日前から登録可能です。※事前に登録してなくても空港に申請用のタブレットが設置されています。
【追記】↓↓↓ビザ申請用紙が変更となっています↓↓↓
アライバルビザの申請用紙が、カンボジアの出入国カード(イミグレーションカード)とまとめて一枚の用紙となりました。
新しい出入国カードの記入例は以下の記事をご確認ください。
ビザの申請用紙は飛行機の機内で配られるか、もしくは空港の申請カウンターの前に置いてあります。
↓実際のアライバルビザの申請用紙です
それでは順番に上から記入例をご紹介いたします。
※この記入例が必ずしも正しいとは限りませんが、実際に私が記入して問題なかったものを参照にしています。
赤枠の中
- 姓 → ローマ字(パスポートと同じもの)
- 名前 → ローマ字(パスポートと同じもの)
- 出身地 → JAPANだけでもOK
- 生年月日 → 年はもちろん西暦で
- 国籍 → JAPAN
- パスポートナンバー → ご自身のパスポートナンバー
- 職業 → 「Student」や「Office worker」で大丈夫
黄色の枠の中
- 写真 → これは貼り付けなくて大丈夫です。 申請時に用紙といっしょに写真を渡しましょう。
緑色の枠の中
- パスポートの取得日と期限 → ご自身のパスポートに記入されています。
- 入国する場所 → シェムリアップ空港なら「Siem Reap」
- 来た場所 → シェムリアップ行きの飛行機の出発地。経由便の場合は経由地 例:「Kuala Lumpur」
- 飛行機の便名 → シェムリアップ行きの飛行機の便名。今乗って来たやつ
- 住所 → 日本の本籍のある住所(おそらく)。番地まで書く必要はなく大まかで大丈夫。
- メールアドレス → ヤフーなどフリーメールでOK
- カンボジアでの住所 → 宿泊予定先の住所。こちらも大まかでOK
まだ決めてない方はガイドブックなどに載ってるホテルの住所を書いておけば大丈夫。
青枠の中
- カンボジアに来た目的 → 観光旅行なら「sightseeing」。ちなみに私はビジネス
- ビザ申請時も「sightseeing」で通りました。
- 滞在期間 → 「3days」や「1week」など
- ビザの種類 → 観光の方は「Tourist Visa」
紫色の枠の中
- 署名(サイン) → たぶん英語でも日本語でも大丈夫だけど、パスポートと同じものにしておくのが無難。
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③空港内のカウンターで申請する
用紙の記入が終了すれば必要なものをそろえてカウンターに提出します。
申請カウンターは縦に長くなっていますが、申請するのは建物へ入って来た方面から見て手前側です。※写真右側
パスポートと写真と共に提出します。
ビザ料金の支払いも申請時に行います。(あらかじめ米ドルを用意しておきましょう)
※未確認ですが、他の通貨やクレジットカードは使用できないと思います。
支払いが終ると、発給までしばらく待ちます。受け取りは奥側のカウンターになります。
異様にたくさんの職員が並んでいる長ーい机の前を通って、受け取りカウンターの前で待機します。
④アライバルビザの取得完了
ビザが発給が終了するとパスポートを見せながら名前を呼ばれますので、取りに行きましょう。
今回私は申請してから受け取りまで10分弱くらいでした。
戻って来たパスポートにはビザが貼られています。念のため日付など一通り確認しておくとよいと思います。
カンボジアのビザは大きくパスポートのページ1枚分いっぱいいっぱいに使います。
上記の写真は一般ビザなので料金が$35になっていますが、観光ビザもだいたい同じようなものです。
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⑤カンボジアのアライバルの取得は難しくはない
現地に着いてから取得となると不安になるかもしれませんが、いたって難しいことはありません。
必要なものだけはちゃんと用意しておきましょう。
混んで取得に時間がかかる場合もあるようですが、(今回はお盆の時期にかぶっていましたが)私はそれほど混んでいる状況にまだ出くわしたことがありません。
以上、いかがだったでしょうか。
シェムリアップ空港(SAI)から市内までの送迎シャトルバスについて
陸路でアライバルビザの取得も含めてバンコクから入国した時のお話
最後までお読みいただきありがとうございます。