シェムリアップには沢山のホステルやゲストハウスがあります。
カンボジアの急速な発展にともなって、シェムリアップの安宿もどんどんとレベルが高くなりキレイになっています。
今回ご紹介するのはドミトリー部屋が中心の格安で宿泊できる人気ホステル(個室もある)です。
バックパッカーなどが多く世界中から多国籍の旅行者が宿泊しています。
「他の国の外国人とも交流したい!海外の雰囲気を感じたい!でも個室がいい…」なんて方もこういうホステルの個室に泊まるのもおすすめです。
宿泊者もまわりに対してオープンな方が多く、受付でも「シェアツアー」などをよく催行しています。
「ワンダーズ・ホステル」や「ラップ・ディー」はけっこう綺麗な個室も用意されていますよ。
↓「ドミトリー部屋」初めての方や不安の方はこちらも参考に。
【※この記事にはPR広告が含まれています】
スポンサードサーチ
目次
①キレイで絶大な人気のホステル
1、ワンダーズ・ホステル・シェムリアップ【Onederz Hostel Siem Reap】
まずはここ「ワンダーズ・ホステル」です。
立地は抜群でキレイで設備も充実しており、予約サイトでも常にトップに君臨する大型ホステル。
カンボジア国内では首都「プノンペン」と「シアヌークビル」にも同系列のホステルを展開しています。
宿泊者も欧米人が多く多国籍ですが、実は日本人経営のホステルです。
「アンコール・ナイトマーケット」のすぐ隣に立地しており、マーケットまでは1分もかかりません。また真ん中の道を挟んで両サイドに大きな建物を所有しています。
予約サイトでは口コミの数も圧倒的に多く、レビュースコアも抜群!
※これだけ人気になるとアンチや反対意見などが出てきやすいんですけれども、それが出てこない。(素直にすごいなあと感心する。しかも1泊10ドル以下で泊まれるホステルで)
部屋はドミトリーがメインですが個室もあります。
ハイライトは屋上のプールでしょうか。この高い建物の屋上に野外プールがあるんです。
シェムリアップの街が見渡せて、プールサイドからは夕日鑑賞もできます。
値段は他のドミトリーに比べ少し高めの設定($7~9程度)ですが、利用価値は十二分にあると思います。
↓より詳しくはこちら別記事で書いています。
「ワンダーズ・ホステル」の予約ページ
同系列の「ワンストップ・ホステル」という宿もシバタ通りにあります。
こちらもかなりおススメです。
↑「ワンストップ・ホステル」は閉鎖しました。
2、ラップ・ディー・カンボジア【Lub d Cambodia Siem Reap】
比較的に新しい大型のホステルで2017年7月にオープンしました。
お隣の国であるタイに先に展開しており、勢いにのってカンボジアにも進出してきたという感じですね。
場所は「オールドマーケット」から橋をこえて東へ200m程の好立地にあります。
正面の入り口から眺めるとそんなに大きくないのですが、奥に大きな建物があります。
(となりのガソリンスタンド側から見るとよく分かります。)
収容人数も非常に多く、新しさもあってキレイさはピカイチ。
ドミトリーのベッドは2段型なのですが、通常の2段ベッドではなく2階立てのようになっています。
そのため上下のベッドの揺れなどを気にする必要がなく、各スペースが独立しているイメージです。※リンク先から写真も見れます。
個室も用意されています。
シェムリアップ空港の「エアポートバス」の発着所がすぐ近く(徒歩1分くらい)に移動してきたので、シャトルバスを利用する方にはより便利になりました。
こちらもホステルとしては料金はお高めの設定だけどクオリティは高い。
↓「Lub d Cambodia Siem Reap」の予約ページ
②欧米人に人気なパーティーホステル
1、ファンキー・ヴィレッジ【The Funky Village】
「ファンキー・ヴィレッジ」は他のホステルとは一線を画す、ひと際目立つパーティーホステルです。
※旧名:ファンキー・フラッシュパッカー/Funky Flashpacker
コロナ期間中くらいに名前が変わりました。(オーナーも変わったのかな…?)

(注意)現在18歳〜40歳までと宿泊者の年齢制限があるようです。
ホステルに近づくにつれ音楽が聞こえてきて、奇抜なペイントとのほどこされた施設とともに存在感をアピールしてきます。
正面には黒いファンキーな壁があり、中は見えませんがその向こう側にプールがあります。
道の反対側正面にももう一つ建物があり、レセプションはそちらの一階にあります。
受付の中にはドリンクの販売もありますが、何より違うのが壁に貼られている貼り紙。
他の宿では見ないようなイベントやパーティーのチラシがいっぱいです。
チェックインを済ませて、部屋へ案内してもらいます。
正面の黒い壁を越えると異空間が広がっていました。
水着姿の欧米人がまさに群がるようにプールに溢れかえっています。
この日はちょうどパーティーだったようで、かなりの盛り上がりでした。
この施設は宿というよりもパーティー会場にベッドも付いてるといった方が適正じゃないかと思うくらいでしたね。
昼間ホステル内にいる人はみんな水着のような恰好をして、ふつうに服を着ている自分が恥ずかしく感じました(笑)
2階3階の踊り場にはこのような大きな吊りイスがあります。
プールパーティーに参加する気がない私はここでずっとパソコン作業してました。
この吊りイス心地いいんですけど、けっこう揺れるんでパソコン作業をしていると酔いそうになりました…
夜はこんな感じで妖艶な色にライトアップされます。
中央のプールの使用は21時までと決められています。
夜中はプールは閉まりますが屋上にスカイバーがあり、こちらは24時間営業だったと思います。
部屋はキレイでしたが、ベッドが大っぴらけなのでプライバシーはあまりありませんでした。
ベッド下に大きなロッカーがあり、鍵は持参タイプです。タオルは受付の時に貸してくれました。
各ベッドにコンセントとライトが設置されてるようでしたが、はずれベッドもあるようです。
バスルームはまずまずで、天井固定型のシャワーです。
水圧も水量も多くて気持ちよかったです。ホットシャワー出ます。
夜中までずっと騒がしいのかなと思いきや、23時頃に部屋に戻ると大半の人はもう就寝していました。
もちろん夜中まで騒いでる人もいますが、みなさんいちシェムリアップに来た旅行者なんですね。翌朝はアンコールワットへ朝日を見に行く人達のアラームが鳴っていました。
立地もすぐ北側にスーパーがあり、徒歩1分。
ナイトマーケットも裏側(西)からも入れるようになったため非常に近くなりました。
好き嫌いが分かれそうなパーティーホステル。一泊くらいしてみるのもいいかもですね。
「KEEP CALM AND STAY FUNKY」いいキャッチコピーです。
ちなみに私が泊まったときはアジア人は一人も見かけませんでした。
↓「The Funky Village」の予約ページ
2、マッドモンキー・ホステル【Mad Monkey Siem Reap】
「マッドモンキー」は立地が変わり、中心部から「ソクサン通り」を西の方へ進んだあたりにあります。同じくソクサン通りの曲がり角に「おさるのマーク」があります。

オーストラリア、フィリピン、タイなどにも展開している有名ホステル「マッドモンキー」。
おさるのマークがランドマーク。
シェムリアップ市内でもおさるの看板を後ろにつけたトゥクトゥクが走り回っております。
ホステルの雰囲気はパーティーホステルより。
入り口の真ん中にプールがあり、バーが併設されています。
場所はシバタ通り沿いに立地していますが、細道の奥にあり通りからは建物が見えないので知らないと気づかないかもしれません。
上の写真のおさるのマークを目印にしましょう。
「パークハイアット」の少し北の方、お手頃価格なレストランが並ぶ隙間にあります。
↓「Mad Monkey Siem Reap」の予約ページ
スポンサードサーチ
③低料金と立地で人気のホステル
1、シェムリアップ・パブホステル【Siem Reap Pub Hostel】
立地と安さで人気のホステル。
場所はアンコール・ナイトマーケットの隣に建つ「ワンダーズホステル」の横の小道を100メートルくらい進んだところにあります。
この小道が未舗装で夜は暗いのが難点だったのですが、最近は道にライトがつくようになったようです。
一階には受付とプールやレストラン(バー)があります。
気持ちよさそうなプールですね。
すぐ隣にあるレストラン兼バーにはビリヤード台もあります。
「パブホステル」と名前に付けるだけにいろいろなカクテルのメニューがあるようでした。
↓ここで食べた野菜と肉のスパゲティ
価格は3ドルでした。
ドミトリー部屋はスタンダードな感じ。
12ベッドの部屋だったのですが、4ベッドごとに簡易な壁でに区切られています。
バスルームは部屋の中に二つありました。
アメニティ類はなしで、バスタオルとロッカーの鍵は無料貸出ありでした。
このホステルはオーナーも含めて運営は全てカンボジア人のみだと思いますが、格安なこともあってところどころにカンボジアっぽさを感じました。(細かい所だったりデザイン的なものだったり。)
シェムリアップの中でも料金は最安値レベルなので、価格重視の方にはいいと思います。
↓「Siem Reap Pub Hostel」の予約ページ
2、オープス・ホステル【Oops Hostel】
「オープス・ホステル」は閉鎖しました。
立地はシバタ通り沿いから上記の看板のところを少し入ったところにあり、パスストリートまで徒歩2分くらいの中心地です。
一階のロビーはキレイで洒落ていて良い感じです。
こちらでフードやドリンクもオーダーできるようです。
部屋もキレイで清潔感がありました。
ベッドにはカーテンが付けられており、部屋の中に扉まであります。
ドミトリーだけどプライバシーが確保できるタイプです。
ベッドの上段はけっこう高かったので、登るのがちょっとしんどかったです。
特に片手に何か持ってあがるとき、しんどいというか持ちながらは登れなかった。
部屋にはベランダのような場所もあったのですが、扉の向こう側だったので全く気づきませんでした。
バスルームは部屋の外にあって男女で分かれています。
カンボジアで珍しいカーテン式でした。
洗面台はバスルームの外にあって、階段のすぐ横にあるので落ち着きませんでした。
屋上にはスカイバーがあり、シェムリアップの街を見渡すこともできます。
階段にあった貼り紙に5amからと書いてあったのですが、まだ閉まっていました。(たぶん5pmの間違い…)
総合的には立地も良く清潔感もあるのでおススメです。
少し残念だったのが細部のメンテナンスができてないところ。
例えば、シャワーのヘッドが壊れてる、蛇口が壊れてる、ベッドに登るための手すりが外れかけてる、ロッカーの前にソファがあって開けられない…など
あと夜中に「パブストリート」の騒音が、部屋まで届いてました。この宿はアジア人もけっこう多く泊まっているようでした。
「Oops Hostel」の予約ページ(閉鎖)
以上、いかがだったでしょうか。
各ホステルにはそれぞれ特徴があってメリット・デメリットがあります。いろいろ泊まり歩いてみるのも面白いかもしれませんね。
↓シェムリアップの日本人宿はこちら
↓カンボジアの首都「プノンペン」の人気ホステルならこちら。
ぜひお気に入りのホステルを見つけてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。