カンボジア語の初級【屋台・レストラン編】です。
基本的な「いくらですか?」から覚えていきましょう。
少し良さげなレストランに入るとだいたい英語が通じるので、実際に使うのはほぼ屋台になるかもしれませんね。
ご紹介するカンボジア語はできるだけシンプルで使いやすい表現にしました。
なので正確な言葉だったり丁寧な表現ではないかもしれません。
教科書のような丁寧な表現を使うと一文が長くなってしまい覚えられないし、逆に(発音の問題もあって)相手も何が言いたいのか分からなくなるかもしれないからです。
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①これください【買う】
何かを買ったり・注文するときに使う言葉です。
三種類あげますが、どれも「これください」といったニュアンスの表現です。
【ソム・ムオイ・ニッ】សុំមួយនេៈ
→ これひとつ下さい。
【ヨー・ムオイ・ニッ】យកមួយនេៈ
→ ひとつもらいます。
【クニョム・テン・ニッ】ខ្ញុំទិញនេៈ
→ 私はこれを買います。
「ソム」が「Please」、「ヨー」が「take」、「テン」が「buy」って感じですね。
「ムオイ・ニッ」のところは「ニッ・ムオイ」でも大丈夫です。
量り売りの場合
【番外編】:ひとつずつではなく、キロ売りなどの場合。
市場の野菜や果物などはだいたいキロ売りで売られています。。
【チョン・テン・タエ・ムオイ・ダラー】ចង់ទិញតែមួយដុល្លា
→ 1ドル(分だけ)買いたい
【ヨー・ムオイ・ダラー・バーン・テー】យកមួយដុល្លាបានទេ
→ 1ドル(分だけ)もらえますか?
例えばマンゴー1キロあたり3ドルで、「1キロも食べれないから1ドル分だけ買いたい」。
そんなときに使えます。
買いたい値段を主張すれば、その分量をはかって袋に入れてくれます。
ただし、最初に1キロ当たりの値段を聞いて、そのあとの返答として使ってください。
いきなり上記のように言うと「1ドルください」みたいにお金を欲しがってるようにも聞こえかねないので…
②いくらですか?【値段を聞く】
買い物の基本「How much?」です。
【タライ・ポンマーン】ថ្លៃប៉ុន្មាន
→ 値段はいくらですか?
【ムオイ・ポンマーン】មួយប៉ុន្មាន
→ ひとついくらですか?
通常ひとつ目の「タライ・ポンマーン」がよく紹介されますが、(私の発音のせいか)意外とはじめのころ通じなかったんですよね。
個人的には「ムオイ・ポンマーン」もしくは「ドムライ・ポンマーン」の方が通じやすい印象があります。
【ムオイキロ・ポンマーン】មួយគីឡូប៉ុន្មាន
→ 1キロあたりいくらですか?
「これください。」のところでも紹介したキロ売りの場合ですね。
だいたい1キロ当たりで値段が決まっています。
現地の人は「ムオイキロ」が短くなって「マカロ」のようになります。
なので売り子さんが「マカロ」っていってたら1キロのことです。
【テヤン・オッ・ポンマーン】ទាំងអស់ប៉ុន្មាន
→ 全部でいくらですか?
いろいろ選んで、最後に「全部でいくらですか?」っていうとき。
【ヨー・ポンマーン】យកប៉ុន្មាន
→ いくらですか?
ちょっと番外編的に。
物の値段をきくよりも、サービスなどに対して相手にいくらとりますか?といった感じでしょうか。
トゥクトゥクのドライバーと料金の交渉をするときとか、何か手伝ってもらったときに使えますね。別に「タライ・ポンマーン」でも問題ないです。
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③その他レストランで使える表現
【ミエン・ワイファイ・テー】មានwifiទេ
→ wi-fiありますか?
「wi-fi」は「ワイファイ」でいいと思います。
ワイファイって言ってみて「ん?何それ?」みたいな顔されたら、たぶんその店にはwi-fi飛んでないです。
パスワードが聞きたいときは、「パスワード・アヴァイ(何)?」
ここでもそのまま「パスワード」でいいです。
クメール語で「レーク・ソンガッ」とかもありますが、たぶん「パスワード」の方が通じやすいです。
【ソム・ムール・モック・ムホープ】សំុមើលមុខម្ហូប
→ メニュー見せてください。
「モック・ムホープ」でレストランでの料理のメニューですね。
メニューは「メノイ」ともいいますが、これはクメール語じゃなくて英語の「menu」がカンボジア訛りになって「メノイ」になってるそうです。
【ニャム・ティー・ニッ・ルー・クチョップ】ញ៉ាំទីនេះឬខ្ចប់
→ ここで食べますか、それともお持ち帰りですか?
これは店員さん側の言葉ですね。
お店で食べるときは「ニャム・ティー・ニッ」、お持ち帰りのときは「クチョップ」と答えましょう。
屋台とかでは「クチョップ」のかわりに「チュロッ」みたいにもよく言われます。
【ソム・チャーン・ムオイ・ティアット】សុំចានមួយទៀត
→ お皿をもう一つください。
数名で食事に行って、お皿がもう一つ欲しいときなど。
「チャーン(皿)」のところを「カエウ(コップ)」などい入れ替えて使うこともできます。
ムオイ・ティアットが「one more」です。
けっこう便利な表現で、おかわりしたいときや同じものをもうひとつ欲しいときにも使えますよ。
例えば友達の飲んでいるジュースを指さしながら「ソム・ムオイ・ティアット」といったら、「これと同じのをもう一つください」といったニュアンスになります。
【ソム・クッ・ルイ】សូមគិតលុយ
→ お会計お願いします。
最後の締めとして覚えておきたい言葉ですね。
自分から店員さんに言わないとなかなか会計してもらえないなんてこともあるかも。
【ニッ・フリー・テー】នេះfreeទេ
→ これは無料ですか?
無料か尋ねたいとき。ここでも基本的に英語の「フリー」を使っていいと思います。
他には上記お会計の表現を使って「ニッ・クッ・ルイ・テー(これはお会計しますか?)」とか「ニッ・ヨー・ルイ・テー(これはお金を取りますか?)」とかでもいいです。
最後におまけとかプレゼント的に渡してくれてるときは「ニッ・アオイ・クニョム?」で「これ私にくれるの?」みたいな表現もありですね。
④食事・単語
【ニャム】ញាំ → 食べる
【チュガン】ឆ្ងាញ់ → 美味しい
【ハル】 ហឹរ → 辛い
【パエム】ផ្អែម → 甘い
【クダウ】ក្តៅ → 熱い
【トロチア】ត្រជាក់ → 冷たい
【カエウ】កែវ → コップ
【チャーン】ចាន → お皿
【タッコ―】ទឹកកក → 氷
【バーイソー】បាយស → 白ご飯
【タックソッ】ទឹកសុទ្ធ → 飲み水
【ポーチニアターン】ភោជនីយដ្ធាន → レストラン
【ハーン・バーイ】ហាងបាយ → 食堂
以上、いかがだったでしょうか。
ちなみに「いただきます」と「ごちそうさまでした」にあたるクメール語はありません。
英語にもないように、ほんと日本語独特の表現なんでしょうね。
あ、あと「お腹いっぱい」は「チャエット・ハウイ!」です。
↓日常会話で頻繁に使う便利なカンボジア語10選
↓まずは基本のあいさつから
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