日本での日常から離れ、食べ物や文化も違うワクワクの海外旅行。
せっかく違う国に来たのだからその国の料理が食べたいですよね。
この記事では「カンボジア料理」のご紹介をいたします。
単にカンボジア料理といってもいろいろなカテゴリーがありますが、現地のカンボジア人も食べるローカルな庶民の味に焦点を当てたいと思います。
地元カンボジア人の庶民の味に挑戦してみましょう。
これを読めばあなたも現地カンボジア人の仲間入り!?
※お金のない学生や、節約派のひと向き
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目次
①庶民のカンボジア料理はどこで食べられるのか
ローカルなカンボジア料理を食べられるお店も主に3種類に分けることができます。
- 屋外のお店でメニューから注文して、調理してから料理を提供してくれるレストラン・スタイル
- 予めできあいの料理が鍋に入れて並べられており、そこから選んで食べる食堂・スタイル
- 移動式の小さい屋台。一品モノやおやつ感覚のものなど
今回は2番のできあいの料理が並べられているスタイルのお店からご紹介いたします。
②お店の特徴
こういうタイプのお店はカンボジアに沢山あります。
頻繁にカンボジア人が利用しに来ますので、まさに庶民のカンボジア料理の味といって差し支えないでしょう。
高級レストランで食べるカンボジア料理もちろん素敵ですが、レストランによっては外国人よりな味付けになっていたり、日常的な味と離れてしまう場合がありますのでね。
ふたがしまっていて見えない場合もありますが、上記写真のような銀色のお鍋がならんでいるところは、ローカル食堂です。
鍋のなかにできあいのカンボジア料理が入っています。
またこういうタイプのお店は早起きのカンボジア人に合わせて夜遅くまで営業しているところは少ないです。
1、メニューや料金の表はない
基本的に料理の一覧が書かれたようなメニュー表はありません。
値段の表示もされていません。
なんなら、お店の名前もありません。
(厳密にはあるのかもしれませんが、看板とかもないので分からない。)
2、一食の相場
相場は一食たべて、ひとり1~2ドルくらいです。
外国人料金がとられる場合もありますが、それでも格安に食べられると思います。
3、待ち時間が少ない
できあいの料理が並んでいるので待ち時間が少ないというメリットがあります。
食べたいものを選んで席に着いたら、数十秒後くらいには目の前に料理が運ばれてきます。
時間がないときにも最適です。
4、お持ち帰りも可能
通常、お持ち帰りもできます。
それぞれ小さな袋にいれて渡してくれます。
お持ち帰りの場合も待ち時間が必要ないのがうれしいところです。
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③料理の注文の仕方
では注文していきましょう。
1、指さし注文でOK
おばちゃんの前に並んでいる鍋から料理をえらんで、これとこれみたいな感じで注文します。
言葉が分からなくても、指さし注文でだいたいなんとかなります。
通常はおかずといっしょに白ご飯もいっしょに食べます。
白ご飯はあるのが見えないかもしれませんが、クーラーボックスみたいな入れものの中にだいたい入ってます。
カンボジア語で白ご飯は「バーイ・ソー(ごはん・白)」です。
ライスくらいは通じますかね。
食べる量を指定して注文することもできますが、カンボジア語ができない人には一定の決められた量がでてくるかと思います。(セブンティファイブセンツとか難しいので、何でも1ドル区切りになったりします。)
注文後はわざわざ席まで案内とかしてくれないので、適当に空いている席に座りましょう。
2、支払いは食事後
お支払いは食べ終わってからで大丈夫です。
④利用時の注意点
- 鶏肉などは骨ごとぶった切って、骨付きのまま料理に入ってるので注意。
魚のスープとかも。がぶっといくと骨が刺さりそうになる。 - 基本はスプーンとフォークで食べます。
食べる前には机に置いてあるティッシュで軽くふきましょう。 - 水はセルフサービスなところも多いです。
コップは置きっぱなしの使いまわしのところもあるので衛生面には気を付けましょう。 - イヌやネコ(ほとんど野良)が足元をウロウロしにくることもあるので、苦手な方は注意。
- 時間がおそく鍋の底に少しだけ料理が残っているような場合は、お腹が弱いと思う方は避けた方がいいかもしれません。
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⑤どのお店にもよくある定番カンボジア料理
いろいろなカンボジア料理がありますが、その中でもよく見かける料理をご紹介します。
料理といっても○○の炒め物、○○と○○のスープみたいに食材と調理方法をならべただけみたいなものも多いです。
カンボジア料理の代表的としてよく紹介される「アモック」や「ロクラック」はこういうタイプのお店にはありません。
1、コォー
豚の角煮。玉子やタケノコがいっしょに入っていることが多い。
甘めの味付け。
2、チャー・クニャイ
ショウガ炒め。骨付きの鶏肉とよくいっしょになってる。
がっつりとショウガを食べれます。夏バテ防止に最適!?
3、スガオ・マレアッ
ニガウリの肉詰め。
ほどよい苦さが美味しいです。
4、ソムロー・マチュー
酸っぱいスープ。
辛いのや甘いのに飽きてきたときに食べたくなる。
5、トムヤン
有名なタイ料理「トムヤンクン」から来てると思いますが、カンボジアのローカル食堂のものは辛さはほとんどないことが多い。
酸っぱさは少しあります。見た感じではトマト、レモングラス、マッシュルーム?(きのこ類のなんか)がよく入ってる。
6、チャー・ボンラエ
いわゆる野菜いためです。
パイナップルが入ってることもあるのが特徴でしょうか。
7、ソムロー・カリー
カレー味のココナッツミルク入りのスープ。
こちらも辛いよりは甘い。
8、プロホック
魚を発酵させてつくる食べ物。
カンボジア料理といても、よく取り上げられるが苦手な人も多い。
写真のものは厳密にはプロホックではないらしい。でもプロホックと呼んでも別にいいと店のおばちゃんが言ってました。
どちらにしても似たような食べ物がよく売っています。
味は濃いので付いてくる野菜といっしょに食べる。
9、焼き魚や焼き鳥
カンボジア料理と言っていいのか分かりませんが、焼き魚や焼き鳥もいっしょに売っているお店が多いですね。
右下のソーセージ。
これもよく見かけますが、カンボジアでは肉のソーセージというよりは甘い味がします。
以上、いかがだったでしょうか。
全体的には日本人に食べやすい味つけなんじゃないかと思います。
炒めものやスープ料理って感じですね。
辛い料理はあまりありません。辛さが欲しい場合はチリが付いてきたりするのでそのチリをかじりながら食べたりします。
ぜひローカル・カンボジア料理の味を楽しんでくださいね。
上の方でお店の種類で挙げた「移動式の小さい屋台。一品モノやおやつ感覚のもの」はこちらの記事をどうぞ↓
カンボジア語で注文してみよう↓
最後までお読みいただきありがとうございます。