みなさん、プノンペンのゲストハウスといったらどこを思い浮かべますか?
シェムリアップだと有名な日本人宿があったりするんですけど、プノンペンの安宿ってどこがいいのか分かりにくいんですよね。
そこでプノンペンにあるゲストハウス(ホステル)を泊まり歩いてみました。
一泊5ドル前後で泊まれるドミトリーで評判やレビュー・スコアが良い宿から独断と偏見で選びました。
プノンペンで格安ドミトリーを探されている方のご参考になれば幸いです。
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目次
- 【プノンペン地図:各ホステルの立地】
- ①ワンストップ・ホステル・プノンペン【Onestop Hostel Phnom Penh】
- ②クール・ロング・バックパッカーズ・ホステル【Cool Wrong Backpackers Hostel】
- ③ビラボン・ホステル【Billabong Hostel】
- ④ラブリー・ジャブリー・ヴィラ【Lovely Jubbly Villa】
- ⑤スラ・ブティック・ホステル【Sla Boutique Hostel】
- ⑥オーラ・シィーマティック・ホステル【Aura Thematic Hostel】
- ⑦エイティエイト・バックパッカーズ・ホステル【Eighty8 Backpackers Hostel】
【プノンペン地図:各ホステルの立地】
かなり大雑把な地図ですが、ホステルのだいたいの立地の目安です。
プノンペンはシェムリアップに比べると広いので、立地はけっこう大事になるかと思います。
- ワンストップ・ホステル・プノンペン
- クール・ロング・バックパッカーズ・ホステル
- ビラボン・ホステル
- ラブリー・ジャブリー・ヴィラ
- スラ・ブティック・ホステル
- オーラ・シィーマティック・ホステル
- エイティエイト・バックパッカーズ・ホステル
①ワンストップ・ホステル・プノンペン【Onestop Hostel Phnom Penh】
まずはここ。
日本人経営でシェムリアップにも店舗がある「ワンストップ・ホステル」です。
全部で7軒のドミトリー宿を泊まり歩きましたが、迷いなくここが一番おススメです。
キレイで立地良し。
詳しくは「ワンストップ・ホステル・プノンペン」だけ別記事にまとめて書きましたので、こちらご参考ください。
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②クール・ロング・バックパッカーズ・ホステル【Cool Wrong Backpackers Hostel】
個人的に2番目に良かったのが「クール・ロング・バックパッカーズ・ホステル」です。
場所はワンストップ・ホステルと同じくリバーサイドにあります。
ナイトマーケットのすぐ南です。
部屋のタイプはドミトリーのみで、おそらく新しめのホステルだと思います。
入り口は狭く、知らないとここがゲストハウスだと分からないでしょう。
一階ではロン島などへのボートチケットも入り口で大々的に取り扱っており、初見では旅行代理店かオシャレな雰囲気からカフェのように見えます。
受付では南国の島が似合いそうな陽気な西洋人のお兄さんが対応してくれました。
宿泊に来た方は靴を脱いで奥の階段から二階へ上がります。
ドミトリーの部屋の中は広く、天井も高くて開放感があります。
12ベッドの部屋でしたが、広々としていました。
ベッドの横幅も他のところよりも広めな気がしました。
エアコンはカンボジアの部屋では珍しい埋め込み型の空調がついています。
埋め込まれておらずむき出しの状態になっておりますが。
扇風機もまわっていて、心地よかったです。
ベッドもしっかりした作りでギシギシ言いません。
枕元にはコンセントとライトが付いていました。
ロッカーは大きめもの(鍵は要持参)とベッドの下にも引き出し型の小さな荷物入れ(こちらは鍵付き)がありました。
ここのベッドは上段の方がおススメです。
カーテンは付いてないので下の段はだとまわりから丸見えになります。
上段はベッドのサイドにタオルや洗濯物がかけれるようになっていて、衣類を乾かしておくこともできるし、何かを掛けておけば目隠しがわりになってまわりからも見えなくなります。
バスタオルが必要な方はデポジットを払えば貸してくれる制度でした。
バスルームも広々としていて気持ちいいです。
※男女共用で壁はコンクリ打ちっぱなしなので好き嫌いはあるかもです。
トイレと洗面台が5つずつ、シャワールームが4つありました。
他のドミトリー部屋とも共用のようですが、十分な数でした。
ホットシャワーで水圧は良し。
ボディーソープやシャンプーの設置はなかったです。
あと照明がセンサー式なので、シャンプーしてたら急にライトが消えることが度々ありました。
階段を上がったところにある共有スペース。
ここも居心地よかったですね。
ホステル自体は小さく一階と二階のドミトリー三部屋、あとバスルームでほぼ全てのようです。プールなどの施設はありません。
ゲストハウスの隣にはシェムリアップでもお馴染みのメキシカン料理レストランの「VIVA!」があります。
↓「クール・ロング・バックパッカーズ・ホステル」の予約ページ
③ビラボン・ホステル【Billabong Hostel】
このホステルはまた別の時期に宿泊したもので、写真もあまり撮っていなかったのですがプノンペンでは有名なホステルなので載せておきます。
セントラルマーケットの南側にあり、ソリヤ・ショッピングセンターまで徒歩2~3分のところに立地しています。
外から見ると白い壁があり、何屋か分からないような雰囲気で小さく「Billabong」と書いてあるだけなので少し見つけにくいかもしれません。
ですが、このビラボン・ホステルはドミトリーだと5ドルくらいで泊まれるのですが、施設の中はホテルのような豪華さを備えているのが特徴です。
もちろん個室もあり、プールやレストランも施設内に完備しています。
部屋の写真をとっていなかったのですが、スタンダードなドミトリー部屋でした。
ベッドが高くて上の段は登るのが少し大変でした。清潔感はありました。
印象的だったのがバスルームが異様に豪華だったこと。
洗面台も二つあり、シャワーもたっかい位置から落ちてくる固定型シャワー。
妙に広くてトイレに入っても落ち着かなかったです。
ただ難点なのが、広くて豪華なんだけどドアは一つなんですよね。
なので誰かが入っていると、出てくるまで待たなければいけません。
私が泊まったときは三人組の女性グループがいたのですが、1人ずつ順番に使っていくので、かなり待たされました…
↓「ビラボン・ホステル」の予約ページ
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④ラブリー・ジャブリー・ヴィラ【Lovely Jubbly Villa】
かわいらしい名前のホステル。
入り口の看板にはパンダの絵が描かれています。
一階にオシャレなバーがあり、プールにはバスケットゴールも付いています。
クリスマスが近かったこともあって、ライティングもされてとてもキレイでした。
部屋はごくふつうの2段ベッドが3台の6人部屋でした。
スペースはせまく、ほんとにベッドが並んでいるだけといった感じ。
コンセントやライトは付いてるベッドもあるけれど、位置によってはなかったりのようでした。
バスルームは部屋の中。
シャンプー類はなしで、ホットシャワーは付いてるっぽい感じでしたが、ほとんどお湯が出なかったです。
ロッカーは部屋の外にあって鍵はチェックイン時に貸してくれます。
夜中に部屋の窓が開いていたのか分かりませんが蚊がたくさん入って来て、かゆくて何度も目が覚めたのであまりよい印象が残りませんでした。
↓「ラブリー・ジャブリー・ヴィラ」の予約ページ
⑤スラ・ブティック・ホステル【Sla Boutique Hostel】
「ブティック」名前に付くようにオシャレでこじんまりした雰囲気のホステル。
横幅は狭いけれど、たてに奥に長い建物。
一階の受付の奥にはキッチンがあって無料のコーヒーなども用意されているそうでした。
私は使ってないのですがスタッフがそのようなことを言っていました。帰り際に見てみるとレンジなんかも置いてありましたね。(おそらく自由に使用可能だと思われます。)
部屋の中は各ベッドに付いている白くて大きなカーテンが印象的でした。
割り当てられたベッドがダブルのようなサイズで広々と使えました。
コンセントやライトも各ベッドにあります。
ベッドが揺れるのがちょっと気になりましたかね。
ロッカーもありますが、鍵は持参タイプでした。
バスルームは部屋内にあるタイプ。
シャンプーかボディーソープかどちらか分からないソープがひとつだけ付いてました。
バスタオルはなかったです。
部屋が4階だったので上り下りがちょっと大変でした。
全体的に清潔感は高めだったと思います。
↓「スラ・ブティック・ホステル」の予約ページ
⑥オーラ・シィーマティック・ホステル【Aura Thematic Hostel】
王宮のすぐ裏のあたりに立地しているホステル。
入り口の扉を開けると、どこかの小奇麗なオフィスの受付のような雰囲気です。
部屋はけっこう沢山あるようで、ベッドのタイプも部屋によって違うようです。
私が泊まったのは細長い六人部屋で、ベッドは壁に直接付いているタイプ。
ベッドは揺れることもなく清潔感もあり、カーテンも付いていたので良かったです。
コンセントやライトも各ベッドにあり。
ただバスルームは部屋の外だったんですけど、ちょっと残念でした。
廊下にトイレとシャワーがひとつずつ。
シャワー室の中はせまくものを置くスペースもなく、ドアを開けるとそこはもう廊下です。
他の部屋は室内にもバスルームがあるのかもしれません。
あとドミトリーだとしょうがないのですが、同じ部屋に泊まってた人が良くなかった。
夜中まで電話でずっと話していたり(しかもスピーカー)、何度も出入りばかりして扉もちゃんと閉めないなど。
3階にはレストランがあるようでした。
↓「オーラ・シィーマティック・ホステル」の予約ページ
⑦エイティエイト・バックパッカーズ・ホステル【Eighty8 Backpackers Hostel】
ワット・プノンの北側にある、どちらかといえばパーティーホステルよりっぽい宿。
一階には大きなプールとバー・レストランがあって、受付にはフレンドリーな西洋人のお兄さんが二人いました。
共有スペースも無駄に広い空間があったり、もともとホテルだったのを改造したような雰囲気ですね。
昔のゲームセンターにあったような機械が転がってました。
部屋はふつうの感じで、バスルームはあまり清潔感がなかったですね。
・南京虫(ベッド・バグ)に出くわした
あと…
何よりも残念だったのが…
書こうかどうか迷いましたが(宿にとってダメージがあるんで…)、日本人客は少なそうなんで書いちゃいます。
南京虫(ベッド・バグ)がいました。
ベッドで寝ころんでいると、なんかかゆいなぁと思って腕を見るとかまれてまして、噛まれ方が蚊じゃないんですよね。
いやな予感がしまして、次に何かいると思ったときにパッと見るとシーツの上を虫が歩いてました。
夜中にももう1匹発見。
上の丸いの二つが南京虫、下の丸がつぶしたとき出た血の跡です。
南京虫に噛まれると耐えられないくらいにかゆいと書いてある場合もありますが、私はそこまでかゆくありませんでした。
数日間はかゆみと噛まれた跡が残りますが。
あと個人差によっても変わるようです。
ちなみに南京虫がいても全然噛まれない人もいます。
なんにせよお気をつけください。
あとチェックアウト時のカンボジア人男性のスタッフが良くなかったです。
無言でデポジットの10ドル札を机にバンとおいておしまい。
10ドルの説明もなければセンキューもなし、あげくにはこちらを見向きもしませんでした。
↓「エイティエイト・バックパッカーズ・ホステル」の予約ページ
以上、いかがだったでしょうか。
結論としましては、「ワンストップ・ホステル」がおススメです。
あとは行きたいエリアに近い場所に立地している宿を選べばよいかと思います。
↓ドミトリーに慣れてない方はこちらも合わせてご覧ください。
↓プノンペンのおすすめ観光地はこちら【5選】
最後までお読みいただきありがとうございます。