本日はプノンペンのなんてことのないぶらっと街歩きの様子です。
第一弾は「プノンペン駅周辺、モスクなどがあるあたり」です。
もう8年ほど前になりますが2011年に半年ほどプノンペンに住んでいたことがありまして、その頃は電車も動いてなかったし、まだボンコック湖という湖が残っておりました。
変わったような変わらないようなプノンペンの街並み。
その当時の様子も軽く交えながらご紹介してみたいと思います。
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目次
①プノンペン街全体の雰囲気は変わらない
1、貧と富が交差する街
急激な経済発展途中のカンボジアの首都「プノンペン」。
次々と新しくてキレイなお店がオープンし、大きな建物も増えました。
外見的にも内面的にも成長してるんだと思いますが、なぜか街全体の雰囲気としてはさほど変わってない印象を受けました。
相変わらず貧富の差はあり、大きなビルが建っていると思えば、そのすぐ裏手の路地を入ればローカルな生活空間が広がっている。
ごちゃごちゃしていて、せわしない印象のプノンペン。
2、街歩きには向いてない
あらためてプノンペンは街歩きに向いてないなぁと感じました。
言葉通りの「歩き」に関してです。
歩行者に優しくないというのか、気を抜いてゆっくり歩ける道が少ないんですよ。
歩道はほとんどないし、あっても車やバイクが駐車しててまっすぐ歩けないし。
地面もナナメになってたりデコボコしてるから下を見てないと転びそうになるし。たまに穴空いてるし。
バイクも多いし、すぐ真横をガンガン通り過ぎて行くし。
ひったくりも多いとの話だし。
※プノンペンでは歩きスマホは厳禁です。
もし道に迷っても周りをしっかり見て安全そうなところでスマホを使いましょう。
あと単純に暑いし…空気もわるそうだし…
地元のカンボジア人も歩いてる人って少ない気がする。
近所に買い物とかはのぞいてね、基本的にバイク社会だしね。
②電車に乗れるプノンペン駅周辺
1、プノンペン駅
まだカンボジアでは希少な存在の電車。
プノンペンでも電車に乗れる駅はここだけです。
空港まで電車で行きたかったのですが、あいにく当日は運休中でした。
窓口でいつ復旧するのか聞いてみると「来週は大丈夫」とのことだったので、翌週も行ってみたのですが「現在メンテナンス中、いつ復旧するのかは分からない」といわれてしまいました…
駅の中は休みということもあってガラガラでした。
ちなみに空港までは片道10000リエル(2.5ドル)です。
↓こちらは2011年時のプノンペン駅。
当時、電車は運行しておりませんでしたが、外観はまったく変わらずといった感じですね。
ちなみに前回に空港まで市バスを利用しての行き方を書いたのですが、ほんとは電車が乗りたかったんですよ…
↓空港までバスで行く方法はこちら。
2、高層ビル「バタナックキャピタルタワー」
プノンペン駅の目の前には近代的な高層ビルがそびえ立っています。
「バタナック・キャピタル・タワー(Vattanac Capital Tower)」です。(左側)
ビルのてっぺんあたりに、鳥のくちばしのように出っ張っている箇所があるのが特徴で見つけやすいです。
地上188メートルの39階建てだそうです。
現在も記録を保持してるのか知りませんが、建設当時はプノンペンで一番高いビルと言われていました。
下層階には高級品志向のお店が入っており、上層階には「ローズウッド・プノンペン(Rosewood Phnom Penh)」という五つ星ホテルも入っています。
またスカイバーもあるらしく、プノンペンの夜景が見わたせます。
↓ちょうど建設中の写真がでてきたので、ついでにどうぞ。(2011年)
3、ハードロックカフェ
バタナックキャピタルタワーの近くに新しくオープンした複合施設「エクスチェンジスクエア(Exchange Square)」
たまたま通りかかったのですが、「ハードロックカフェ」が入ってました。
ついつい写真をパチリ。
4、パパイヤとサル
こんな高層ビルがバンバン建ってる間の道にも、ローカルな飯屋や屋台は大賑わいです。
小奇麗な服装をしたお昼休憩中であろう勤務中のカンボジア人や制服姿の学生たちで溢れかえってました。
カットフルーツのパパイヤ1000リエル。(約30円)
お高めのカフェもお手軽な屋台もまじりあって共存しています。
歩き疲れにちょうどよかったです。
こちらは迷宮ラビリンス入りした電線の上を歩くサル。
大丈夫なんだろうかとヒヤヒヤしてしまいました。
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③モスクとなくなったボンコック湖
1、モスク
プノンペン駅より少し北のほうにある「モスク」。
私が以前住んでいたときはちょうど取り壊されていた時期で、見に行ってみても何もなかったんですよ。
↓こんな風景。
それが今回行ってみると…!
ドド―――――――――――――ッン!
めっちゃキレイで大きなモスクが建っていました。
入り口の門から建物までも贅沢な空間の使い方で異様に広い。
建物の中も広々していてめっちゃキレイでした。
ここが今回一番ビックリしましたね。
2、なくなったボンコック湖
昔はこのモスクの裏に「ボンコック湖」という大きな湖があったんですよね。
街中にある大きな湖ってなんかいいなぁと思ってたのですが、跡形もなくキレイさっぱりなくなってしまいました。
↓2011年はちょうど埋め立て進行中の時期でした。
当時はボンコック湖周辺に住む住民の方々といろいろともめていたそうですが、どうなったんでしょう。
経済発展にともなって失われていく物悲しさをひしひしと感じたものです。
当時の写真をもう少しどうぞ。
わずかに残る湖で魚が獲れたようで見せてくれました。
3、レイクサイド
ボンコック湖の周辺はたしか貧困層の人達がたくさん住んでるエリアだったんですよね。
モスク周辺のこのあたりはレイクサイドと呼ばれ、昔はあやしい旅人で賑わっていたそうです。
(あまり治安の良くない賑わいだったらしいですが。ドラッグ・売春などなど)
まだ安宿はいくつか並んでいましたが、全体的に閑散とした雰囲気でした。
いたるところにペイントがほどこされていたのが印象的でした。
以上、いかがだったでしょうか。
シェムリアップ気分で歩いてるとちょっと危ないので、気を引き締めて歩きましょう。
↓そんなプノンペンにあるおススメのゲストハウスはこちら
最後までお読みいただきありがとうございます。