引き続きプノンペンでの街歩きレポート第二弾です。
前回はこちら → プノンペン駅周辺【モスクとなくなった湖】
本日はプノンペンで唯一の公認カジノである「ナーガ・ワールド」を中心にご紹介いたします。
街歩きと書きましたが、あるエリアを深堀りせずにざくっと紹介したようなもんですね。
プノンペンに馴染みのない方は、こんな場所もあるんだなと参考にしてください。
ナーガ・ワールド以外にも「イオンモール」や「ホワイトビルディング」についても、ご紹介しております。

①プノンペンの公認カジノ「ナーガ・ワールド」

「カジノ」というと人によってはアンコールワットよりも血がさわぐ人もいるかもしれませんね(笑)
1、プノンペンにある唯一の公認カジノ
「ナーガ・ワールド(Naga World)」はカンボジアの首都「プノンペン」にある唯一の公認カジノです。

逆に言えば「ナーガ」以外のカジノはプノンペンにありません。
もしそんな話があれば、それは闇カジノですので絶対について行かないようにしましょう。
カジノではありませんが個人宅で大富豪相手にトランプ博打をするという超有名な詐欺があります。何のことか分からない方はトラブル回避のためにも「トランプ詐欺」などで事前に調べておきましょう。
あとで紹介する「イオンモール」にもこのトランプ詐欺師は出没することがあるそうなので注意です。
簡単に内容を書いておくと、
街中で外国人に日本語で話しかけられる
→妹が日本へ留学するなどで日本語を教えてほしい、家に遊びにおいでと誘われる
→最初は非常に優しく楽しく遊ぶ
→トランプゲームが始まる
→ボロ勝ちする
→大富豪がくるから、一発勝って大儲けしようという話になる
→負ける。大金を請求される
2、カジノ内は撮影禁止
カジノ内では写真・動画などの撮影は禁止です。(もちろんスマホでの撮影も禁止です。)
入場に関しては厳しい規則はほとんどなく、パスポートも必要ありません。入場料も特に必要ありません。
中に入るときに入り口で荷物検査がありましたが、ほぼ素通りに近かったです。
3、服装規定は特にない

服装規定は特に何もないようですが、ちょっと小奇麗めな格好をして行った方が場にそぐうと思います。
もちろん館内はエアコンも効いてますし、カジノ側のスタッフの方たちはピシッとした服装をされています。
今回はカジノに行く予定ではなくて街歩きついでに入ったので、Tシャツとハーフパンツにビーチサンダル(プラス歩き疲れて汗しっとり)という格好でした。
何もいわれませんでしたが、一人だったこともあり気持ち的にこっ恥ずかしかったです…
4、カジノ内の様子
カジノ内のお客さんは中国人(もしくはどこかのアジア系)が大半を占めているような様子で、欧米人はほとんど見かけませんでした。
またこの「ナーガ・ワールド」はホテルでもありますので、ロビーにはチェックインカウンターもあり、スーツケースを持った団体さんなんかも入って来ていました。
カジノで遊ぶときは現金をカジノ用のコインに替えて遊びます。
ゲームの種類は「スロット」、「ポーカー」、「バカラ」、「ブラックジャック」、「ルーレット」などがありました。
5、「ナーガ2」と「ナーガ3」
一番有名なのは「ナーガ1」だとおもいますが、現在は「ナーガ2」もできています。

↑「ナーガ2」は「ナーガ1」の西側の十字路の角に立っています。
最近では「ナーガ3」ができるという話もでていますね。
こちらは「ホワイトビルディング」跡にできるという噂です。
②ダイヤモンドアイランドと遊園地
1、ダイヤモンドアイランド
ナーガ・ワールドの東側には橋が架かっており、その先にあるのが「ダイヤモンドアイランド(Koh Pich)」と呼ばれるエリアです。

なかなかすごい名前ですが「ダイヤモンド」が埋まっているわけではありません。
開発地区として高層ビルが建設されたり投資先として注目されています。
期待どおりにうまく開発が進んでいるのかは私にはよく分かりません。
今回は歩きだったので島まで行くのはやめたのですが、橋の上から写真を撮ってみました。


↓こちら約3年前にたまたま同じ視点からの写真を撮っていました。
こうやって並べて見てみると、まだ数は少ないですが高層ビルが増えているのが分かりますね。
2、遊園地はなくなってた
2011年にナーガワールド前にオープンした夢の国「ドリーム・ランド」
当時のカンボジアではおそらく一番まともで大きかった遊園地。

東南アジアあるあるの速くてクルクル回る観覧車ではない、大きくゆっくり回る観覧車もありました。
しかし残念ながら「夢の国」はもうなくなってました。
③ホワイトビルディング(ブディン)
ナーガ・ワールドから少し南へ行ったところに「ホワイトビルディング(別名ブディン)」と呼ばれる建物がありました。

昔から残る建物で周囲の街の発展にもかかわらず、ここだけ時間が止まったかのように異様な雰囲気をはなっていました。
建設当時はホワイトだったそうですが、外壁も黒ずんで朽ち果てた容貌になり一般的にスラム地区的な目で見られていました。
今までにも何度か取り壊しの話は出ていたそうですが、住民との折り合いがつかずずっと残っていたようです。
そんな「ホワイトビルディング」もついに取り壊され、現在は跡形もなく何もありませんでした。

↑以前は写真左側の灰色の壁の向こうにありました。
ちなみに「ナーガ3」ができるという噂の場所はここ。
④イオンモール・プノンペン

「ホワイトビルディング」からさらに南へ進むとお馴染みの「イオンモール(Aeon Mall Phnom Penh)」があります。
はい、あの日本のイオンモールです。(※パクリではなく正式なイオンモールです。)
巨大な駐車場に巨大な建物。

店内はというと、とにかく広くてキレイなイメージ。
広すぎて見てまわるのがイヤになりそうなくらい。(とくにシェムリアップから来るとそう思う。)

店内にいるとここがカンボジアだってことが分からなくなってしまいそうです。
現在プノンペンには「イオン2」までありますが、こちらが1号店で2014年にオープン。
「イオンモール」も「ナーガ・ワールド」のように3号店が建設予定だそうです。
2011年にプノンペンに巨大なイオンモールができるという噂を聞いたときは半信半疑でしたが、現在はプノンペンにイオンがあるのは当たり前のような光景になりましたね。
以上、いかがだったでしょうか。
ハメをはずしすぎない程度にカジノで一発夢を買ってみるのもどうですか?
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最後までお読みいただきありがとうございます。