カンボジア海外旅行・シェムリアップ便りfromアメミル

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プノンペン

ワットプノンはプノンペンの名前の起源になった寺院

更新日: 初回投稿:2019-04-19

現在カンボジアの首都である「プノンペン」。
そこには「ワットプノン(Wat Phnom)」と呼ばれるお寺があります。

このワットプノンはプノンペンという名前の起源にもなったといわている重要なお寺なんです。

ワット」はカンボジア語で「お寺・寺院」という意味があり、「プノン」は「山や丘」なので、続けると「ワットプノン」で「山のお寺」というような意味になります。

その名の通り小高い丘のようなところにお寺が建っており、現在のプノンペン市内の中でも特別な存在感をはなっています。

この記事ではそんな「ワットプノン」についてご紹介いたします。

 

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①「ワットプノン」とは

ワットプノン

ワットプノンの歴史は1372年にまでさかのぼります。

当時「ペン」という名の夫人がいたそうです

そのペン夫人がメコン川で仏像を発見しました。
そして現在ワットプノンのある地にお寺を建設し、その仏像を祀ったのが始まりといわれています。

 

1、ペン夫人の名がプノンペンの由来となる

ペン夫人の名前である「ペン」が、プノンペンの「ペン」になっているというわけです。

そのため「プノンペン」は「ペンさんの丘」というような意味になり、いかにワットプノンがプノンペンにとって大切な場所であるかがよく分かるエピソードですね。

その後、何度も建て直されたうえ現在の形になっているようです。

↓ワットプノンの南側にはそのペン夫人の像があります。
ペン夫人の像

地元の子供たちがお祈りしていました。

場所はワットプノンの入場料が必要になるところよりも外側です。
橋みたいになっている場所のとなりにある広場の中です。

 

 

 

②ワットプノンの場所

ワットプノンはプノンペン中心地、リバーサイドやナイトマーケットがあるエリアのすぐ近くにあります。

アクセスも非常によく、行きやすいです。
ワットプノンは夜は入れないので、時間帯が少しズレてしまいますが。

南側にはノロドム通りという道がまっすぐに続いており、その先には独立記念塔があります。

ナーガ橋の先に見えるワットプノン

けっこう遠くからでもワットプノンの姿を確認することができます。
近代化するプノンペン市内でやはり特別な存在感を感じます。
※ボンコック湖のように取り壊されませんように。

 

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③外国人は入場料1ドル

ワットプノンに入るには外国人は入場料として1ドルが必要です。

※カンボジア人は無料。地元の方たちは、ほんと近所の公園でゆっくりするような感じで気軽にくつろいでいます。

ワットプノンは周囲をぐるっと一周できるようになっているのですが、入場口は東側にあります。

ワット・プノンのチケット売り場

カンボジア人も多いのでまぎれてスッと入れそうな雰囲気でしたが、そこはちゃんと自己申請して1ドル払って入場しましょう。

ワットプノンの入場時間:7:30~18:30

 

④ワットプノンを観光しよう

道なりからすると南側から入場したくなるのですが、南側は柵があり入ることはできません。

すごい入口っぽく見えるんですけどね。

ワットプノンの南側

チケット売り場のある東側へ回りましょう。

 

1、正面階段から本堂へ

東側の入場口付近はたくさん人達がいます。

ワットプノン入場口

入場料を払って中に入ると、正面に山頂へ続くまっすぐの大きな階段があります。
階段の左右には黄金色の大きなナーガが入り口を守っています。

ワット・プノンの正面の大階段

階段を登ると本堂があります。

本堂の中は自由に見学ができますが、入り口で靴を脱ぎます。
帽子やサングラスもとって失礼のない恰好で。

ワットプノンの本堂

本堂の中は黄金色の仏像が祀られており、カンボジアの人達がお祈りを捧げています。

ワットプノンの本堂の仏像

壁一面にはカラフルな壁画が描かれています。

ワットプノンの本堂の中の壁画

本堂の裏には大きな塔が建っており、ここにはクメール王朝最後の王ポニャー・ヤット氏の遺骨が納められています。

まっ白な色が映えますね。

ワットプノンのストゥーパ

近くまで来るとうまく写真に収められないくらいの大きさです。

また本堂と白い塔の間にはペン夫人の像もあります。

ワットプノンのペン夫人の像

毎日たくさんの人がお参りに訪れています。
短髪のおちゃめなおばちゃんといった雰囲気でなんか可愛らしいですね。

本堂の外壁や周囲にはたくさんの装飾もほどこされています。

ワットプノンのレリーフ

大きな太鼓がありました。

ワットプノンの太鼓

丘の上へは正面の大きな階段以外にも、裏道のような複数の道があります。
地元のカンボジア人の方たちはそちらの道もよく利用していました。

 

2、丘の麓は憩いの場

丘のふもとはぐるっと一周できるようになっており、ベンチもたくさん設置されています。
地元のカンボジア人の人達がゆっくりと時をすごしていて憩いの場となっています。

ワットプノンのベンチ

南側の丘の斜面には印象的な大きな時計があります

ワットプノンの大時計
てっきり飾りかと思ったのですが、ちゃんと時計の針が動いていました。
さらには時間も現在時刻どおりでした。

裏の方には「Wat Phnom Caombodia Arts and Crafts Center」という建物がありました。

ワットプノンにあったお店

ベンチに座って休憩していると売り子さんがお菓子やジュースを持って歩いてきます。
ほっと休める場所の少ないプノンペンの中でちょうどいい休憩タイムになりました。

敷地内には猿もいるので、食べ物をとられないように注意が必要ですね。

ワットプノンのお猿

以前は象もいたり猿ももっと沢山いた気がするのですが、この前は数匹の猿しか見かけませんでした。

 

3、夜中はライトアップ

ワットプノンは日が沈んで暗くなってくるとライトアップもされます。

黄金色に光り輝いていて、とてもキレイですね。

ライトアップされたワットプノン

入場時間はすぎているのでキレイだからといって勝手に入らないようにしましょうね。


 

以上、いかがだったでしょうか。

入場料も安く、こんなにゆったりと時間をすごせる観光場所はプノンペンで珍しいんじゃないでしょうか。ぜひ、そんな「ワットプノン」にあなたも行ってみてくださいね。

↓合わせて行きたい。ワットプノンからも近いナイトマーケット

↓こちらはプノンペンの人気ゲストハウスの泊まり歩きレビュー

最後までお読みいただきありがとうございます。

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