プノンペンの数少ない観光スポットのひとつが「王宮とシルバーパゴダ」です。
王宮は現カンボジア国王の住む場所です。
川沿いから見える荘厳でうつくしい外観が目をひき、人気の観光地となっています。
シルバーパゴダは王宮の隣に建っており、入場料も共通で観光する際はセットになっています。数々の宝石が納められており、特に銀のタイルが敷き詰められていることから「シルバーパゴダ」と呼ばれているそうです。
この記事ではそんな「王宮とシルバーパゴダ」についてご紹介いたします。
スポンサードサーチ
①王宮とシルバーパゴダ
王宮は川沿いのちょうどトンレサップ川とメコン川が合流するあたりにあります。
地図上で見ると正方形な形をしており、どちらが正面か分かりずらいですが川沿いの東側が正面になります。
東側以外は外壁に囲まれており、もちろん中には入れませんし特に見るものもありません。
反対側からだとぐるりと回らないといけないので、ご注意ください。
全体の敷地はけっこう広いですが、実際に観光できるのは王宮の中の南東側のほんの一部のエリアになります。
また王宮の北側には国立博物館もすぐ近くにありますよ。
②入場料と入場時間
入場料は王宮とシルバーパゴダがセットで10ドルです。
※2017年に6.25ドルから値上がりしています。
入場時間に注意が必要で2部制に分かれています。
お昼時の正午前後は入れませんので、覚えておきましょう。
王宮・シルバーパゴダの入場時間 【8:00~11:00、 14:00~17:00】
スポンサードサーチ
③観光時の服装
王宮はドレスコードがあるので、服装にも注意しましょう。
タンクトップやノースリーブなど肩が出るものはダメです。
下は短パンやミニスカートは禁止で、膝下まで隠れるものをはいて行きましょう。
遺跡観光と同じですね。肩・膝は隠れるように。
帽子やサングラスも場所によっては取る必要があります。
ビーチサンダルは大丈夫なようです。
④王宮前広場
王宮の前は芝生の広場が広がっています。
川も近く天気が良ければとても気持ちの良い場所です。(暑いけど。)
ハトやおやつを売っているおばちゃんも多く、ほのぼのと憩いの場となっています。
夜中はライトアップもされてとてもキレイですよ。
スポンサードサーチ
⑤王宮(Royal Palace)
王宮への入り口は東面の南の方にあります。
広場の前の立派な門が入り口と勘違いしがちですが、正面からは入れません。
正面に向かって左手の方へ進みましょう。
シルバーパゴダの前あたりにある細い入り口から入場します。
※入場チケットは中で購入します。
王宮の敷地内に一歩足を踏み入れると、市内の喧騒とは程遠い静かでリッチな雰囲気がただよいます。
丁寧に手入れされた植物がとても素敵で、王族エリア感を感じさせます。
まず目に飛び込んでくる大きく立派な建物が「即位殿」です。
残念ながら内部は写真撮影禁止です。
よく見るといろいろと装飾品もあります。
てっぺんの塔には四面仏の顔が供えられていたり、屋根も何者かがしっかり支えています。
※最初はガルーダかなと思ったんですけど、どうも女性っぽいんですよね。
この即位殿より奥側は立ち入り禁止になっています。
なので実際に見学できるのは王宮のほんの一部に限られてるんですよね。
10ドル払ったんだからもう少し見せてよ。とも思いますが、ここは神聖な国王のエリアに入らせていただいたということで、感謝の気持ちで次のシルバーパゴダへ足を進めましょう。
⑥シルバーパゴダ(Siliver Pagoda)
シルバーパゴダに移ると名前の通り目に映るシルバー色が多くなります。
(まるで王宮が金メダルで、となりにあるシルバーパゴダが銀メダルのようです。)
中央に建つメインとなるシルバーパゴダ。
銀のタイルが敷き詰められていたり、ダイヤモンドが散りばめられていたり、エメラルドの仏像があったりと宝庫のような場所です。
※内部は写真撮影禁止です。銀のタイルは全部で5,329枚あるそうですよ。
シルバーパゴダには中央の建物の以外にもストゥーパやアンコールワットの模型があったりと、実は王宮よりも見るところが多かったりします。
こちらはノロドム王の騎馬像。
シルバー色のストゥーパ。
中央の建物の裏側にあるアンコールワットの模型。
そして見ごたえがあるのがシルバーパゴダをぐるっと囲む周壁に描かれた「ラーマーヤナ」の壁画。
一周あわせると約642メートルにもなる長さにわたって描かれています。
またシルバーパゴダから出口までの間に、カンボジアの文化や生活の様子をうかがえる展示品がたくさん並んでいます。
カンボジアの楽器や家の中の生活の様子。
織物をする様子。
ゾウなどのいろいろな像。
展示品エリアを抜けると出口です。
以上、いかがだったでしょうか。
なんともリッチで贅沢な気分が味わえる王宮。
ぜひプノンペン観光に来た際には行ってみてくださいね!
↓プノンペン観光のおすすめ5ヵ所
↓プノンペンの人気ゲストハウス泊まり歩きレビュー
最後までお読みいただきありがとうございます。