海外へ旅行に行くときに調べなくてはいけないのが、
その国で使用されている「コンセントの形状」と「電圧」があります。
せっかく日本からスマホやデジカメなどの電子機器を持っていっても、使用できない・充電ができないという状況に陥るからです。
プラグの形が異なるとコンセントに差し込めないし、電圧が対応外だと製品が壊れてしまう可能性があります。
本日はカンボジアのコンセントの形状と電圧について詳しくご紹介いたします。
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目次
①カンボジアのコンセントの形状
日本では基本的にAタイプの1種類しか利用されていませんが、カンボジアでは複数のタイプが使われています。
コンセントの差込口は上記画像のどちらかのタイプになっていることが多く、どちらも複合型で数種類のタイプを使用できます。
※右側はBタイプも利用できるが、左側はBタイプは利用できない。
1、基本は日本と同じAタイプとCタイプ
カンボジアでは複数の形状が利用されていますが、メインに使われているのはAタイプとCタイプです。※(上画像)左がAタイプ、右がCタイプ
- Aタイプは平べったい金属が二つ並んでいる日本と同じもの
- Cタイプは丸い金属が横に二つ並んでいるもの
カンボジアでは差込口も様々なタイプが使われていますが、この二つが差せないことはほとんどありません。
結論:日本はAタイプになりますので、カンボジアでは変換プラグは必要ありません。
日本のコンセントの形でそのまま使用することができます。
2、BFタイプやSEタイプも利用されている
カンボジアで最も多いのがAタイプとCタイプですが、Bタイプ(B3タイプやBFタイプ)やSEタイプも利用されることがあります。
Bタイプは三本の突起があるプラグです。
少し消費電力が大きそうな電化製品などで見かけることが多いです。
このBタイプは差込口によってはたまに差し込めないのがやっかいです。
ちなみに日本では見ない複合型のコンセント差込口ですが、これはかなり優秀で幅広く使用することができます。
おそらく刃が斜めになっているOタイプ以外はほとんど使えるんじゃないでしょうか。
※保証はできませんが…
↓左からAタイプ、Cタイプ、SEタイプです。
このような感じでキレイに差し込むことができます。
3、変換プラグとは
ちなみに変換プラグを知らない人のために。
変換プラグはコンセントプラグの先に差して、違うタイプの形状に変えるものです。
これはCタイプのプラグをAタイプのコンセントに差し込めるようにするために日本で買いました。
日本の100均・ダイソーなどでも変換プラグを購入することができます。
4、差込口が堅いことがあるので注意
カンボジアではコンセントの差込口が非常に堅いことがあるので注意が必要です。日本ではあまりないことなので、差せないと思ってしまうかもしれません。
しかし、ねじ込むようにぐりぐりっと差し込めば入りますので、形状があっているのに入らないときは少し強く差し込んでみてください。
②カンボジアの電圧
カンボジアの電圧は220vなので、日本の100vとは異なります。
1、電圧は220vで日本とは異なる
カンボジアの電圧は異なりますが、だからといって日本の電子機器が全て使えないわけではありません。
その利用したい電子機器が何ボルトの電圧に対応してるか次第となります。
対応していればそのまま利用することができ、対応してない場合は変圧器が必要となります。
こちらはMacのアダプターで100~240vまで対応しています。
(iPhoneなどのApple製品は基本的に世界中で使えるように100-240vまで対応しているので、iPhoneの充電は問題ありません。)
最近のスマホやパソコンなどの電子機器は幅広い電圧に対応してることが多いです。
そのため変圧器の必要性はどんどん減ってきていますが、心配な方は一度表示を確かめておきましょう。
USBを介するものはUSBアダプター側の対応電圧を確認しましょう。
電圧が対応していない場合は、製品が壊れてしまう可能性があるので変圧器を利用が必要です。※筆者は昔シェーバーを違う電圧の国で充電したら動かなくなった経験があります…
2、変圧器を使っても注意が必要なもの
電圧が対応していない製品は変圧器を利用するのですが、それでも注意が必要なものがあります。
それはドライヤーやヘヤアイロンなどの消費電力が高いものです。
変圧器は一度に消費できる電力が決まっているため、消費電力の高いドライヤーなどは許容範囲を超えてしまう恐れがあるからです。
なのでドライヤーなどはできるだけ現地のホテルなどで借りるといいでしょう。
どうしても使い慣れた自分のものを持っていきたい場合は消費電力が多い変圧器を準備しましょう。ただし変圧器の値段も高くなることが多いです。
以上、いかがだったでしょうか。
カンボジアは日本のコンセントの形状でそのまま使用できるので、電圧さえ対応していれば問題ありません。
↓カンボジアの基本情報
最後までお読みいただきありがとうございます。