カンボジアのシェムリアップには博物館がたくさあります。
遺跡観光へ行くまえに事前に知識を得て行くと、よりそれぞれの遺跡が興味深いものに感じられると思います。
アンコールワットなどのクメール文化は奥深く、歴史好きな方にとっては博物館はたまらないものでしょう。
この記事ではシェムリアップ市内の北東のエリアにあり、アンコールの名前の付く遺跡関連の3つの博物館をご紹介いたします。
※ちなみにどの博物館も館内は写真撮影は禁止です。
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目次
①アンコール国立博物館(ナショナル・ミュージアム)
1、行き方・場所・所要時間
「アンコールワット」へ通じる道「Charles De Gaulle St」を国道6号線の川沿いを北へ700mほど進むとあります。アクセスは比較的しやすい所にあります。
所要時間は1時間~1時間半くらい
2、入場料・営業時間
博物館の入場料は大人ひとり12ドル。
※6歳以上、12歳未満は6ドル
営業時間
4月から9月末 8:30 ~ 18:00
10月から3月末 8:30 ~ 18:30
※休館日は特になし
別途、受付で日本語の音声ガイド(有料5ドル)の貸し出しも行っています。
3、概要
彫刻や石像、レリーフなどが主な展示品です。
今回ご紹介する三つの博物館の中では一番大きく見応えもあります。
館内はエアコンも効いており清潔で非常に快適です。
館内にはところどころモニターがあり映像が流れており、
日本語が選べるところもあります。
以前は室内での写真撮影は禁止されていましたが、
現在(2024年時点)フラッシュを使わないスマホでの写真撮影は許可されているようです。
4、ミュージアムショップ
最後に観覧を終えると出口にお土産が販売されているミュージアムショップがあります。
かわいらしいポーチやバッグ、博物館らしくアンコールの仏像型のお土産も売られています。
5、免税店 「T-GALLERIA by DFS」(閉鎖)
アンコール国立博物館のそぐ隣には免税店の「T-GALLERIA by DFS」があります。
有名ブランド店からカンボジア土産まで幅広く扱っています。
カンボジアらしからぬ、免税店らしい無国籍な雰囲気です。
私が行ったときは中国人の団体客でいっぱいでした。
②プリア・ノロドム・シハヌーク・アンコール博物館
1、行き方・場所・所要時間
アンコール・チケット・センターから北へ700mほど。
大通りから少し奥まったところにあり、大きな看板もないので少し分かりにくいかもしれません。
所要時間 25 ~ 45分くらい
2、入場料・営業時間
入場料 $3
※12歳以下無料
営業時間 8:00 ~ 17:00 (入場は16:30まで)
※月曜日は休館
※カンボジア公的な祝日も休館
3、概要
規模的にはあまり大きくはなく、建物は2階立て。
日本の上智大学の方たちが「バンテアイ・クデイで」発掘したという品々が展示されています。
博物館の建設にイオンも関わっており、別名「イオン博物館」とも呼ばれる。
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③アンコール・パノラマ・ミュージアム(閉鎖)
2020年にカンボジア政府によってアンコール・パノラマ・ミュージアムは閉鎖となりました。(政治的要因というのでしょうか。)
それにともない国道6号線沿いにあったシェムリアップの北朝鮮運営の「平壌レストラン」も閉鎖となっています。
1、行き方・場所・所要時間
アンコール・チケットセンターのすぐ隣にあります。
※写真左がアンコール・チケットセンター、右側がアンコール・パノラマ・ミュージアム
Street 60とApsara Roadの交差点。
2、入場料・営業時間
入場料 $20
営業時間 9:00 ~ 20:00
※休館日は特になし
3、概要
2015年末にオープンした北朝鮮が運営する博物館。
(私は中に入ったことはないのですが、料金も高いだけにしっかり作られていて、なかなか見応えもあるようです。ガイドも付きっきりで案内してくれるそうです。)
中国人の団体観光客のバスがよく出入りしていました。
以上、いかがだったでしょうか。
遺跡観光の前に行って知識を持って観光するのもよし、遺跡観光後に行って改めて知識を得て、すごさを感じるのもよし。
少し空いた時間や、空いた日がある場合はぜひシェムリアップの博物館へ行ってみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
※遺跡関連とはひと味違う【戦争博物館】はこちらをどうぞ↓
※こちらは地雷に関する博物館↓