前回はシェムリアップより一番近いチョンクニアを中心にご紹介いたしました。
トンレサップ湖への観光で、もうひとつツアーでもよく利用され人気が高いのがコンポンプルックです。
この記事では以前に参加した現地の格安ツアーの時の様子を中心にコンポンプルックのご紹介をいたします。
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目次
①現地の格安ツアーの概要
1、全て含めてもボート代より安い!
まず今回参加したコンポンプルックまでの格安ツアーの概要です。
- ツアー料金 一人$18
- 英語ガイド
- 現地までの移動:車(バン)
- 水上からの夕日鑑賞
- 滞在ホテルまでのピックアップ
- ツアーの時間:14:00~18:30
ツアー料金の$18にガイド代、車代、ボート代、ピックアップ代の全てが含まれています。
前回の記事を見てもらったら分かりますが個人で行くより圧倒的に安いですよね。個人で行くとボート代だけで$20以上必要になりますから。
ちなみに最近では同料金の同じような内容でツアーを催行している現地の会社が何社かあります。(たぶん3~4社くらいはあります。)
2、ツアーは午後からがおススメ
午前発と午後発で一日に2回ツアーを催行している場合がありますが、午後発がおススメです。なぜなら夕日鑑賞が付くからです。もちろん午前発のツアーには夕日鑑賞がありません。
②コンポンプルックへのツアー当日の様子
では現地格安ツアーの当日の様子をご覧くださいませ。行った時期は3月です。
カンボジアでは乾季に当たり、トンレサップ湖も水位が低く縮小している時期になります。
1、ホテルでピックアップを待つ
ツアーには各滞在ホテルまでのピックアップが付いてますので、ホテルのロビーで待ちます。ピックアップ時間は出発30分前の13:30からでした。(ツアーもバスといっしょで時間ぴったりには来ません。)
2、ひとつ観光予定地をとばす
ツアーのパンフレットにはコンポンプルックに行く前に「アーティザン・アンコール」という場所による予定だったのですが、よりませんでした。
現地のガイドが言うにはよっている時間がもったいないということでした。いちおうとばす前にツアー参加者に対して「よらなくても大丈夫ですか?よりたい人はいますか?」と聞いていたので個人的には特に問題ありませんでした。
「アーティザン・アンコール」も街中で簡単に行ける場所だったので、行きたければ自分で後で行けるかなという感じです。
3、コンポンプルックへの行き方・場所
コンポンプルックの行き方はシェムリアップからまず国道6号線を東の方へまっすぐ15kmほど進みます。そこから右折してトンレサップ湖までまっすぐ南へ下って行くと行けます。
時間は車やトゥクトゥクで行って片道で1時間くらいかかります。
コンポンプルックは自転車で行くのはやめた方がいいですね。
4、高床式の住居の間を徒歩で観光する
コンポンプルックの特徴はチョンクニアに比べて高床式の家がたくさんあることです。
車から降りて徒歩で観光へ向かいます。乾季のため川がからからですね。
高床式の住居が集まる小さな村のような場所があり、その間を歩いて抜けて行きます。
現地の人達が普通に暮らしており、その生活ぶりを垣間見ることができます。
エアコンの効いたようなキレイなお店はありませんが、人間味あふれるよろず屋のようなお店もありました。
水辺で暮らす人達らしい漁業で使うであろう道具がたくさん高床式の家の下には用意されています。
小さな学校もあり、子供たちが勉強していました。
住宅街のような場所を抜けるとお寺がありました。ツアーには英語ガイドが付いているのでいろいろと説明してくれます。
雨季の時期はこのエリアも湖の一部となりボートで観光するそうです。
5、ボートでクルーズへ出発
家々の間を抜けてボートのある水辺まで降りて行きます。
乾季のまっただ中なのでボート周りにはまだ水が浅く中々スムーズに出発できませんでした。みんなでボートから降りて手でおして出発します。
※こんなこともあるのでトンレサップ湖には靴よりビーチサンダルで行った方がいいかもしれませんね。
途中でマングローブっぽいエリアが見えますが水位が低いため素通りします。
雨季の場合は各自で別の小さなボートに乗り換えて(有料)、周遊することができるそうです。
6、水上に浮かぶレストランで夕日鑑賞
川のような道を進み大きな湖へ出ると、トンレサップ湖の本領発揮といったところでしょうか、見渡すかぎり辺り一面の水平線となります。まるで海に出たような気分になります。
水上にはお店や住居などが浮かんでいるのが見えます。
しばらくグルっと湖の上をまわったあとで、一件の建物でボートを降ります。
ここはレストランにもなっており、食事をしながら夕日鑑賞ができるようになっていました。
ちなみに料理は何も注文しなくても大丈夫で、「買え、買え」といった雰囲気もなくよかったです。料理はちょっと高かったので、ドリンクだけいただきました。
2階のテラスに上がることもできるようになっていました。最初はツアー参加者たちも喜んで上がるのですが、上は屋根もないため暑く、最終的にはみんな写真だけ撮って1階に戻ってましたね。
何気にワニもいました。
夕日が沈んでくるまで、このレストランでゆっくり、のんびりと各自で自由行動です。
夕日が沈んできました。水面に伸びる夕日の光がきれいですね。
7、シェムリアップへ帰る
ボートから降りて、徒歩で車のある場所まで歩いているうちに辺りはすっかり暗くなりました。車がどこか行ってたのか、帰りはけっこう待たされました。
ツアーの予定終了時間は18時半でしたが、結局シェムリアップ市内に戻って来たころには19時半をまわっていました。
カンボジアでは予定時間はあくまで予定であることを頭に入れておきましょうね。
以上、いかがだったでしょうか。
最近ではこのような現地の格安ツアーであまり良くない口コミもたまにあるようですが、私の感想といたしましては払ったツアー料金から考えると十分に満足できる内容だったと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。