みなさんもうトゥクトゥクには乗りましたかー?
日本人には馴染みのないこの「トゥクトゥク」
シェムリアップの観光ではメインで使われており、街中いたるところで見かけます。
初めて乗るときは定価なども決まっていないため、相場が分からずぼったくりにあうんじゃないかと不安になるかと思います。
そんな方へトゥクトゥクの乗り方から注意点・相場まで順にお送りいたします。
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目次
①トゥクトゥク・ドライバーの英語力
シェムリアップのドライバーは簡単な英語はだいたい誰でも話せます。
アンコールワット観光の定番コースや有名な場所だと、あまり問題はないです。
ただし細かな要求などをする場合は手配先にあらかじめ伝えておくか、英語力の高そうなドライバーを探しましょう。
また簡単な日本語を話すドライバーもいます。日本人が多く集まりそうな場所、日本人宿周辺に行くと見つかる可能性が高いです。
②シェムリアップでは住所は役に立たない
意外かもしれませんがシェムリアップでは住所というのはあまり役に立ちません。
特に番地。ほとんど誰も知りません。
大まかな区域と、大きなストリート名、あとは有名どころ(例えば○○ホテル、○○レストラン)の前、近くみたいなそんな感じで覚えています。
はっきり場所を分かってなくても「OK!」といって走り出し、そのエリアまで来たら近くの人に聞くというドライバーもわりといます。
最近は地図が読めるドライバーも増えてきましたが、以前は地図を見せても全く読めないようなドライバーも多かったですね。
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③トゥクトゥクの乗り方
・旅行会社や宿泊施設を通して申し込む
・流しや道端で止まっているトゥクトゥクと自分で交渉する
それぞれメリット・デメリットがあるので見てみましょう。
1、旅行会社を利用するメリット
- 相場が分からなくても料金が予め決まっているので交渉の必要がない。
- 基本専属もしくは知り合いのドライバーを手配してくれるため安心感がある。
- 何か問題があったとき手配先に相談することができる。
デメリット
- 料金が割高
- アレンジの自由度が低くなる場合がある
2、自分でチャーターするメリット
- 交渉次第で安くなる可能性が高い。
- 自分で好きなように行先を決められ、自由度が高い。
デメリット
- 相場が分からないとぼったくられる可能性もある
- 料金の交渉が必要
- 何か問題があったとき自分で解決しなくてはならない。
- 中にはあまり良くないドライバーもいる。
3、ドライバーにチップは必要?
チップをあげる習慣がない日本人には悩ましいチップ問題ですが、トゥクトゥクでは基本的に決めた料金以外にチップは必要ありません。
もちろんとても良いドライバーだったと自分が感じたときは感謝の気持ちとして少しあげると喜ばれます。
④トゥクトゥクの料金の決め方
1、料金は必ず事前交渉
必ず乗る前に料金をはっきりさせておきましょう。
※これは絶対です!乗る前です、後はダメです。(行き先・時間など)
これを決めておかないとあとあと高額な値段を請求されたり、よく分からない追加料金をとられることがあります。
ちなみにトゥクトゥクの料金は一人当たりよりも1台当たりで決めるのが普通です。
たまに3人などで乗る場合に一人あたりいくらで提案してくるドライバーがいますが、その場合は一人あたりは安くても合計すると相場より高い場合がほとんどです。
2、値切り交渉はほどほどに
初めは相場が分からずに難しいと思いますが、お互いに気持ちよく過ごせるように値切り交渉はほどほどにとどめましょう。
しつこく値切りすぎるとドライバーも愛想・態度が悪くなり、その結果旅全体の空気が悪くなる可能性があります。
またあとで何かと理由をつけて追加料金を求められる可能性もあります。
やはり相手も商売ですので、気前のいいお客さんの方が愛想やサービスもよくなる傾向があります。
(日本のようにお客様は神様みたいな国ではありません。ドライバーの愛想がわるいときは自分の態度がわるくさせているのかもしれません。)
3、夜に怪しい勧誘をしてくるドライバー
主に男性の話になると思います。
「パブストリート」や「ナイトマーケット」周辺を夜中に歩いていると、「レディー」「マッサー」「ハッパ」などと声をかけてくるドライバーがいると思います。
もちろんカンボジアにも法律というものがあります。
あとで取り返しのつかないことにならないよう軽はずみな行動は避けましょう。
せっかくの海外旅行が台無しに、、どころか人生が台無しになる可能性もあります。
自己責任でよく考えましょう。
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⑤トゥクトゥクの構造・安全性
1、トゥクトゥクの定員・構造
・基本的に定員は4名まで。
(現地人があふれるくらい乗ってるのを見かけることもありますが、そっと目をつぶりましょう)
・初見はトゥクトゥク全体で一つのように見えますが、基本的にまえのバイクで後ろの荷車を引っ張てるだけです。
よって切りはなし可能です。トゥクトゥクからバイタクに変身することも。
引っ張てるだけなので人数が増えれば増えるほど(重くなる)ドライバーは大変になります。
2、安全性・バイタクとの比較
・上記構造の理由により猛スピードを出すのは困難であり、そういう観点からもトゥクトゥクは比較的安全です。
凸凹道では飛び跳ねそうになることもありますが、わりとドライバーは後ろのことを気遣ってくれます。
・安さを求める人はバイタクを探す方もいますが、運転が荒かったり、スピードを出そうとするドライバーがトゥクトゥクに比べ多い気がします。
※事故率はトゥクトゥクの方が圧倒的に低いです。三輪だし横に横転することもほぼありません。
3、天候・雨風の影響
トゥクトゥクは走行中に風を感じられるのが一つの魅力なのですが、やはり天候・雨風の影響を受けます。
遠方の遺跡へ行く場合は日差しや砂ぼこり対策も事前に備えておきましょう。
雨が降った場合はまわりをカバーできるカーテンを設置しているトゥクトゥクも多いです。
ふだんは上の屋根のところにクルクルっと巻き上げられてます。
4、その他
・改造車のようなバーのようなライトが付いていたり、音楽が流れるトゥクトゥクなどもある。
・お気に入りのドライバーを見つけたら続けて使ってあげると交渉なども楽ちん。
⑥トゥクトゥク料金の相場
カンボジア・シェムリアップ内での大まかなトゥクトゥクの相場です。
- 街中$2~ (最近、近くても初乗り$2みたいな強気なドライバーが多い。)
- シェムリアップ空港$5~8
- アンコールワットのみ(朝日など) $7~10
- アンコール小回りコース $15
- ベンメリア$25~$35
- トンレサップ(チョンクニア)$10~15
※乗る時は事前に細かいお金を用意しておきましょう。
ドライバーはおつりを持っていないことが多いです。(100ドル札はまず使えません。)
以上、いかがだったでしょうか。
カンボジア独自のトゥクトゥク、ぜひ参考にして乗ってみてくださいね。
とても風が心地よく、現地の雰囲気を味わえてきっとよい思い出になると思います。
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最後までお読みいただきありがとうございます。