東南アジアでは色とりどりの新鮮なトロピカルフルーツがお店に並んでいます。
トロピカルフルーツは暑い気候にはぴったりで、非常にみずみずしく美味しいです。
美味しい上に栄養素やビタミンも豊富なので食べないわけにはいきませんね。
しかも日本で購入する何分の一の値段で格安に楽しめます。
この記事では東南アジアではわりとよく見かける、ポピュラーな南国フルーツ20選をご紹介いたします。
※各フルーツの【】内はカンボジア語の名前です。
正確にカタカナでは表現できないので、あくまで私がそう聞こえるという発音です。
また【】内の各名前のまえに「プラエ」(果物という意味)を付ける場合もあります。
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目次
①マンゴー【スヴァーイ】
カンボジアで一番身近でポピュラーな存在感である「マンゴー」
ひとことで「マンゴー」と言っても品種がたくさんあります。
緑のマンゴーや黄色のマンゴー、味も酸っぱいものや甘いものなどがあります。
緑のマンゴーでもカッチカチの酸っぱいマンゴーから、見た目は緑だけど皮をむいたらやわらかく黄色のマンゴーと同じくらい甘いものもあります。
用途も幅広くサラダに使用されり、甘酸っぱいものは塩とチリなどを混ぜたものなどにつけながら、おやつのようにポリポリ食べることカンボジア人も多い。
実家にマンゴーの木があるカンボジア人も多く、季節どきになるとあちこちマンゴーで溢れる。
②パイナップル【マノアッ】
日本で見るより小ぶりなものが多い。
値段もひとつ1ドル以下で購入でき気軽に食べられる。
ご飯のおかずである炒め物やスープにもよく使われる。
日本では自分でパイナップルの皮を剥いたことなんてなかったですが、意外と簡単にむけるってことをカンボジアで学びました。
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③スイカ【アウラック】
スイカも小玉なものが多い。
日本のような大玉のスイカはほとんど見かけない。
値段も非常に安くひと玉50円くらいで買える。
味はふつうにスイカという感じ。
④ドラゴンフルーツ【スロッカーネアッ】
見ためと名前がインパクトの強いドラゴンフルーツ。
皮はドラゴンの鱗のようで固そうに見えるけれど、手で簡単に剥くことができる。
味はみずみずしく、甘いけどあっさりめ。
果実は白いものと紫色のものがある。
果実の中にはゴマのような小さな種がたくさん見えるがそのまま食べられる。
食べてみるとまったく気にもならない。
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⑤パパイヤ【ロホン】
いかにもトロピカルフルーツといった印象のパパイヤ。
パパイヤって名前はよく知っているけど味がもうひとつよく分からないってことないですか?
私はそうでした。食べてもなんか印象に残らないってゆうか。
半分に切ると真ん中に丸くて黒い種がたくさんつまってます。
マンゴーと同じく固いものはサラダにもよく利用されます。
熟したオレンジ色のものは甘くておいしい。便秘にもよいらしいです。
移動屋台のカットフルーツ屋さんでは棒に刺して売られており、食べやすくておすすめ。
⑥ドリアン【トゥーレーン】
果物の王様と呼ばれ大きな存在感をはなつフルーツ「ドリアン」
何よりも臭いが強烈で苦手な人も多い。
同じ空間の中で誰かがドリアンを食べてるとすぐにわかります。
できるだけ広い場所で食べましょう。
また冷蔵庫に保存する時はしっかり密封しましょう。(できれば食べきってしまって、入れない方がいい。)
まわりの殻はとても固くトゲトゲでむやみに触るとかなり痛い。
殻をわると薄黄色の実がつまっており、濃厚でクリーミーな味わい。
特にカンボジアではカンポット産が有名。
またドリアンはお酒といっしょに食べてはいけないという言い伝えもある。
⑦マンゴスチン【モンクッ】
こちらは果物の女王様とも呼ばれる「マンゴスチン」
皮は分厚く中には旨味を凝縮したような小さい甘くて白い果実が入っている。
王様「ドリアン」のような強烈なクセはなく、上品でリッチなお味の女王様「マンゴスチン」です。
⑧ジャックフルーツ【クナオ】
別名「パラミツ」とも呼ばれる。
こちらもドリアンほどではないが若干クセのある臭いがするフルーツ。
そのため苦手な人もいるが、慣れると非常においしい。
果実は世界最大とも呼ばれとても大きくなる。
⑨リュウガン【ミエン】
漢字で書くと「龍眼」とも書かれカッコいい名のフルーツ。
殻をむくと透明の果実が入っており、その中に龍の目のような黒くてまん丸の種が入っている。
種はけっこう大きいので、食べれる部分は少ないけれど甘くておいしいです。
健康にもいいらしいです。
⑩ランブータン【サウマウ】
ひげがたくさん生えているようで、見た目がなかなかおもしろいフルーツ。
皮は手でむけます。ひげは食べません。
中身は白透明な果実で見ためも味もライチに近い。
食べる時に中の種の薄皮が実にくっついてくることが多く少し気になる。
この薄皮を気にせず食べれるようになると、ランブータンに一歩近づける。
⑪ポメロ【クローイ・トロン】
柑橘類のひとつでけっこう大きいです。直径十数センチくらい。
皮は分厚く、剥いた状態で売られていることも多い。
グレープフルーツに近い気もするが、味に酸っぱさはない。
カンボジア語では「クローイ」だけでミカン(柑橘類)というような意味である。
ライムは「クローイ・チマー(猫)」というかわいらし名前が付けられている。
⑫バナナ【チェーク】
バナナもいろんな種類があります。
カンボジアで一般的なのは短めの小太りバナナが多い。(日本で見るバナナの半分くらいの長さ)
他にも少し細くてかわいらしいモンキーバナナや日本と同じような長いバナナもあります。
安くて量も多いので誰かにあげたくもなりますが、ありふれているためあげてもカンボジア人にはあまり喜んでもらえない。
⑬シュガーアップル【ティアップ】
別名「バンレイシ」や「釈迦頭(しゃかとう)」とも呼ばれる。
名前にシュガーとつくように甘みのある味。
だからといって砂糖を食べてるような甘さではなく果物の甘さ。
熟し度レベルが高くなると皮も非常にやわらかくなり、外から指で押したら簡単に穴が空くくらいにふにゃふにゃになる。
⑭パッションフルーツ【パッション】
パッションフルーツの中は黄色い果実が入っており甘酸っぱい味。
半分に切ってスプーンでほじくるようにして食べると食べやすい。
黒い種はそのままガリガリ噛みながら食べても大丈夫。
ほどよい酸っぱさからジュースやジャム・ソースとかに利用されることも多い。
名前はカンボジア語でもパッションらしい(?)数名に聞いたけど「パッション」と返ってきた。
⑮グァバ【トロバエク】
ジュースなどで名前は馴染みがあるが、日本ではあまり食べる機会がない「グァバ」。
わざわざ皮を剥く必要がなく、リンゴのようにそのままかじって食べられる。
リンゴよりはシャキシャキ感がよわく洋梨っぽい感じ。
またあまり熟してないものはカンボジアお馴染みの塩チリにつけながら食べる。
⑯ライチ【クーレーン】
ライチです。
白透明の甘い果実で美味しい。
缶詰などで売られているとランブータンとあまり見分けがつかない。
カンボジアにもありますが、季節は短く食べられる時期は限られている。
⑰ザクロ【トトゥム】
もうひとつ食べ方がつかめない「ザクロ」。
甘すぎず酸っぱすぎずビタミンもあって身体に良さそうな果汁がおいしい。
⑱ローズアップル【チュンプー】
カンボジアではあまりポピュラーではありませんが、たまに見かける「ローズ・アップル」
さっぱりした甘さにシャキッとした食感。
⑲スターフルーツ【スプー】
見た目がかわいらしい「スターフルーツ」。
タテに切るとキレイな星形になります。
味は主張の少ないうすめの味。
初めて食べたときは水くさい葉っぱのように感じました。(緑のスターフルーツ)
慣れるとあっさりしていて、それなりに美味しい。(今は好きです。)
ただカンボジアではあまり見かけません。たまーに見かけますが輸入物でしょかね…
⑳ココナッツ【ドーン】
南国を象徴するかのような「ココナッツ」
食べるよりはジュースとして飲むことが多い。
街中でもたくさん売られており、注文すると出刃包丁のようなもので豪快に外皮をカットしてストローをさしてくれます。
栄養も高く水分補給にはもってこいの天然ジュース。
風邪をひいたときや体調がすぐれないときにもよく飲まれます。
割った中のジュース部分を包む白い果実は食べられます。
スプーンでほじくりましょう。
以上、いかがだったでしょうか。
日本ではあまり見かけなかったり、高価なフルーツが東南アジアでは気軽に食べることができます。
まさにフルーツ天国!
観光のついでにビタミンも豊富で色鮮やかなトロピカルフルーツを楽しみましょう。
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