本日はカンボジア版の「たこ焼き」?なんて呼ばれる「ノム・クロッ」です。
その可愛らしいマルマルっとした姿のお味はいかがなものか。
果たしてタコは入っているのか!?
それでは、いただきます。
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①「ノム・クロッ」とは
「ノム・クロッ」(នំគ្រក់)は見た目が「たこ焼き」のようなカンボジアの食べ物です。日本のたこ焼きのようにまん丸ではなくて、少し横に平べったい形であることが多いです。
日本のたこ焼き器のような丸い穴がたくさんあいた黒い鉄板でつくります。
上下半分ずつ焼いて、ポコッとくっつけて丸くするようです。
コロコロと風貌がカワイイ食べ物ですよね。
焼きたてはたこ焼きと同じく中がめちゃくちゃ熱いので、火傷しないようにお気をつけを。
②味はあまりない!?
その可愛らしい「ノム・クロッ」の中身はこんな感じ。
少しネギ?が入ってるくらいでしょうか。
具材は人によっても変わりそうですがカンボジアの一般的な「ノム・クロッ」はこんな感じのようです。
少なくとも「タコ」は入ってないです(まぁたこ焼きじゃないですからね…)。
色が白いところはたこ焼きのようです。
さぁ期待に心をおどらせて、その丸みをおびた愛らしい物体を口に運んでみると…
びっくり、味はあまりありません…
押しておしてもコロコロとどこかへ逃げていってしまいそうな味です。
なのでいっしょに提供されるタレにつけながら食べます。
ココナッツ風味の少し甘酸っぱいようなタレが、相性もよくて美味しいです。
思えば日本のたこ焼きもソース(たこ焼き本体以外の要素)はかなり重要ですよね。
こちらはお持ち帰りで買った「ノム・クロッ」。
10個で4000リエル。
最初は美味しかったのですが10個も食べてると少し気持ち悪くなってきました…
ほとんど具材の入ってない粉ものをつけダレにつけて食べてるようなもので。
主食にする食べ物ではなさそうです。
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③スイーツ風味の甘い「ノム・クロッ」
上記のように一般的な「ノム・クロッ」はあまり味がないのが主流ですが、これも作り手によって変わります。
初めて食べた「ノム・クロッ」はオールドマーケット付近でワッフルを売ってるおばちゃんがいっしょに売ってたものでした。
甘くてデザートやお菓子に入るような味で、ココナッツ・スイーツのような風味で中にコーンが入ってました。
これはこれでとても美味しかったです。
④カンボジア人が作る「たこ焼き」
カンボジア人が作る「たこ焼き」もあります。
「TAKOYAKI」と英語で書いてあったり、クメール語だと「ノム・クロッ・ジャパン」と日本風ノム・クロッみたいな感じで書かれて売っています。
この店では具材はタコのほかにもエビやチーズなど選べるようでした。
見た目はきれいな丸い形をしています。
(逆にきれいすぎる!)
さて、お味は…!?
う~ん、美味しいのは美味しかったけど。
表面はけっこう固くカリカリしてて、中身はわりと空洞。
外が固いからあんなにきれいな丸の形をしてるんですね。
おそらく使ってる粉が違うんでしょう。
中身は「タコ」を選んだのですが、たぶん「イカ」が入ってました。
表面や白い部分はふつうの「ノム・クロッ」の方が日本の「たこ焼き」に近いですね。
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⑤日本の「たこ焼き」もあるよ
カンボジアでも日本のたこ焼きだって食べられます。
日本食屋さんなどに行けばちゃんと日本のたこ焼きがメニューに入ってるお店もあります。
※それは「ノム・クロッ」ではなくて、「たこ焼き」です。
「タコ」が入ってなくて他の食べ物で代用しているたこ焼きもけっこうあります。
ちなみにカンボジアってほとんどタコって見ないんですよね…
↓日本人の方が作ったシェムリアップの「たこ焼き」
さすがですね、日本のたこ焼きの味でした。
紅ショウガもついており、とても美味しかったです。
以上、いかがだったでしょうか。
「ノム・クロッ」はいざ食べようと思うと意外と安定して売ってる場所が少ないのですが、夜の屋台街「キュンギュウ」などに行くとよく売ってます。
他にも人気の「バンチャエウ」といっしょに食べちゃいましょう。
↓カンボジア版「お好み焼き」なんて呼ばれるバンチャエウ
↓カンボジアのローカル・フード24選
最後までお読みいただきありがとうございます。