本日はカンボジア版の「たこ焼き」?なんて呼ばれる「ノム・クロッ」です。
その可愛らしいマルマルっとした姿のお味はいかがなものか。
果たしてタコは入っているのか!?
それでは、いただきます。
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①「ノム・クロッ」とは
「ノム・クロッ」(នំគ្រក់)は見た目が「たこ焼き」のようなカンボジアの食べ物です。日本のたこ焼きのようにまん丸ではなくて、少し横に平べったい形であることが多いです。
日本のたこ焼き器のような丸い穴がたくさんあいた黒い鉄板でつくります。
上下半分ずつ焼いて、ポコッとくっつけて丸くするようです。
コロコロと風貌がカワイイ食べ物ですよね。
焼きたてはたこ焼きと同じく中がめちゃくちゃ熱いので、火傷しないようにお気をつけを。
②味はあまりない!?
その可愛らしい「ノム・クロッ」の中身はこんな感じ。
これはすこしネギが入ってるくらいでしょうか。
具材は人によっても変わりそうですが「タコ」は入ってないです(まぁたこ焼きじゃないですからね…)。色が白いところはたこ焼きのようですね。
さぁ期待に心をおどらせて、その丸みをおびた愛らしい物体を口に運んでみると…
びっくり、味はあまりありません…
押しておしてもコロコロとどこかへ逃げていってしまいそうな味です。
なのでいっしょに提供されるタレにつけながら食べます。
ココナッツ風味の少し甘酸っぱいようなタレが、相性もよくて美味しいですよ。
思えば日本のたこ焼きもソース(たこ焼き本体以外の要素)はかなり重要ですよね。
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③スイーツ風味の甘い「ノム・クロッ」
「ノム・クロッ」はあまり味がないのが一般的なようですが、これも作り手によって変わります。
私が初めて食べた「ノム・クロッ」はとても甘くて、デザートやお菓子に入るような味でした。
ココナッツ・スイーツのような味で中にコーンが入ってました。
これはこれでとても美味しかったです。
オールドマーケット付近でワッフルを売ってるおばちゃんがいっしょに売ってた「ノム・クロッ」でした。
④ふつうの「たこ焼き」もあるよ
カンボジアでも日本のたこ焼きも食べられます。日本食屋さんなどに行けばちゃんと日本のたこ焼きがメニューに入ってるお店もあります。
※それは「ノム・クロッ」ではなくて、「たこ焼き」です。
「タコ」が入ってなくて他の食べ物で代用しているたこ焼きもけっこうあります。
ちなみにカンボジアってほとんどタコって見ないんですよね…
シェムリアップでも一時たこ焼き屋台とか出てたんですけど、最近ではめっきり「たこ焼き」という文字を見かけなくなった気がします。
↓たこ焼き屋台のたこ焼き
日本のたこ焼きの味でした。美味しかったです。
以上、いかがだったでしょうか。
「ノム・クロッ」はキュンギュウなどに行くとよく売ってます。他にも人気の「バンチャエウ」といっしょに食べちゃいましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。