みなさんホテル(ゲストハウス)にはドミトリーと呼ばれる部屋があるのはご存知ですか?
簡単に言うとドミトリーとは相部屋のことです。
部屋の中に何台もベッドが置かれていて他のお客さんと相部屋になる代わりに、
格安で泊まることができます。
初めて泊まる方は知らない人と同じ部屋で寝ることになりますので、何かと不安だと思います。
この記事ではドミトリー部屋の知っておくべき知識、注意点、雰囲気などをご案内いたします。
良い点もたくさんありますので、順に見て行きましょう。
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目次
①ドミトリー部屋の宿泊者層
やはり若者、旅人(バックパッカー)が中心です。
たまに年配の長期滞在者を見かけることもあります。
ホテルの部屋のように予約も何カ月も前からとる人は少なく、前日予約や飛び込み、日に日に延泊をしながら滞在している人が多いのも特徴です。
②部屋のタイプ
ベッドは2段ベッドが主流です。
他に1段ベッドの横並びや、カプセル型になっているところもあります。
近年ではプライバシーのために各ベッドにカーテンが付いているところも増えてきています。
男性用・女性用と分かれているところもありますが、何も書いてなければ通常男女混合です。
・上段・下段のメリット・デメリット
上段・メリット
- まわりから見えにくい
- 荷物も若干盗られにくい
上段・デメリット
- 上り下りが面倒
- ベッドによっては動くとミシミシいって下の人に気を使う
下段・メリット
- 上り下りする必要がなく楽
- 荷物も地面に置いたまま出し入れできる
下段・デメリット
- まわりから丸見えになる
- 若干荷物が狙われやすい
・ドミトリーの呼び方
「ドミトリー」のほかに、略して「ドミ」や、欧米人に多い「ドーム」と呼ぶこともあります。男女混合部屋は「ミックス・ドーム」と呼ばれます。
※英語表記は「Dormitory」or「Dorm」
日本人だと「ファンドミ」「エアコンドミ」などと言います。
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③シャワールーム
部屋の中にある場合と部屋の外にある場合があります。
それぞれメリット・デメリットがあります。
・部屋の中にある場合
メリット
- 近いので便利
- 格好を気にしなくてよい
デメリット
- 音が気になる(特に夜中に帰って来たときなど)
- 誰かが使っていると、出てくるまで待たなければいけない。(通常1部屋に1つ)
・部屋の外にある場合
メリット
- 音があまり気にならない
- 待つ時間が少ない(他の部屋の分も想定して作られているので数が多い。)
デメリット
- 着替えやシャンプーを持ち運ばなくてはならない。
- 部屋の外にでるので、あまり恥ずかしい恰好はしにくい。
④持ち物・あると便利なもの
- シャンプー・石鹸など
アメニティは何もない。という場合もあるので事前に確認、もしくは用意しておいた方がよいです。 - 南京錠
荷物のロック用、ロッカーの鍵は持参というところもあります。 - (ビニール)ひも・洗濯バサミなど
ベッドなどに縛り付け洗濯物やタオルを掛ける、カーテン代わりにもなる。 - ライト
部屋の電気は共有のため、消灯後ように自分のライトを用意しておいた方がよいです。(最近だとみんなスマホを持ってるので個別のライトはあまり必要なくなりました。) - 蚊帳
蚊が苦手な方(ふつうあまり持ってないですが、蚊の多い東南アジアでは蚊帳を持ち歩いている人もいます。)
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⑤男女比・女性の利用
女性の方は最初は知らない人と相部屋になるため、やはり不安になると思います。
実際の利用者としては女性の方もよく利用されています。
カップルで泊まってる方もちらほら見かけます。
時期やそのゲストハウスの雰囲気にもよりますね。
欧米人の方なんかは割とあっけらかんと、かなり寛容な感じですごしている方もいます。
ただし、やはり通常は男性の方が割合が高くなりますので、
不安な方は女性専用ドミトリーのあるゲストハウスを探しましょう。
・女性的な危険度
当方、男のため分からないところは多いのですが、
はたから見た感じでは相部屋といえども他のお客さんもいるため、比較的大丈夫かと感じます。
部屋に二人だけとかという場合は部屋を変えてもらうのもありだと思います。
・出会い
実際ドミトリー部屋で仲良くなる人たちもいます。
ただし相手が関わってほしくなさそうな雰囲気をだしている場合はそっとしておきましょう。
相部屋で持ちつ持たれつになりますので、お互いにマナーやプライバシーの尊重は忘れずに。
実際、欧米人カップルがドミトリー部屋で1つのベッドに二人で寝てるなんてこともあります。
個人的にはやめてほしいですねー。まわりが気を使うといいますか。。
そういう関係であれば個室を予約しましょう。
⑥宿泊時の注意事項
・荷物の管理方法
- やはり荷物の管理は要注意です。
通常部屋の中に荷物入れ・ロッカーが常備されているので、貴重品などは必ずその中にいれておきましょう。旅慣れたひとはパソコンや電話など、ふつうに置いている方も多いですが、油断すると取られます。
失くなってからでは遅いので、事前に予防しましょう。
実際、同じ部屋に運悪く「一人悪い人」が混ざっているだけで簡単に盗られる可能性があります。 - 盗難にあった場合は基本施設側は補償などしてくれないので、自己責任です。
ドミトリー初めての方はやはり荷物の管理を一番心配されるかと思いますが、
実際盗難はそう頻繁に起きるものではなく、運がわるければという程度です。
泊まっている方たちはお互いそれは分かっているので基本は良い人たちが多いです。
・まわりの人の影響を受ける
- となりがいびきのうるさい人だったり臭かったりするとけっこうしんどいです。
これは自分では防ぎようもないのですが、どうしても我慢できない場合は受付でベッド変更できないか聞いてみましょう。 - 荷物の整理などは早め(できれば明るい間)にしておきましょう。
夕食を食べに出かけて帰ってくると、もう部屋の中は真っ暗な場合があります。
・あいさつは気軽に
同じ部屋で寝泊まりすることになるので、部屋で誰かにあったときは「Hi」「Hello」とあいさつをしましょう。
外国人慣れしていない人は「Hi」とかこっ恥ずかしく、最初はなかなか言いにくいかもしれません。(私もそうだったので、よくわかります。。)
でもやっぱり言った方がお互い心地よく過ごせます。
逆にあいさつをしないと欧米人たちからは「何か怪しいアジア人がはいって来たぞ」と思われるかもしれません。
またドミトリーに泊まっている方は、他の国の方と交流したいと思っている方も多く、
話しかけてみるとフレンドリーに話し返してくれることが多いです。
⑦最後にまとめ
-
- 宿泊費が節約できる
- 他の宿泊者と交流しやすい
- 荷物は最低限注意しておけばそんなに神経質になる必要はない
実際にドミトリーに泊まったときに感じたことや実体験をまとめてみました。
合わせてどうぞご覧ください。↓
以上、いかがだったでしょうか。
ドミトリーには安いだけではない、独自の魅力があるんです。
ぜひ、あなたも一度ドミトリーに宿泊してみてくださいね。
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さぁ明日からはあなたもドミトリーマスター!?
最後までお読みいただきありがとうございます。