「バナナって何色ですか?」
と聞かれたらほとんどの人は「黄色」と答えるでしょう。熟してないバナナで「緑」ってところですよね。
しかし、カンボジアにはなんと「赤いバナナ」があるんです。
「黄色、緑、赤」とまるで信号のようですね。
カンボジアの街中でもほとんど見かけることはありませんが、売っている所があるのです。
本日はそんな珍しい赤バナナをご紹介いたします。
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①珍しい赤いバナナ
カンボジアでもほとんど見かけることのない赤いバナナ。
シェムリアップの北クーレン山でその赤バナナを購入することができます。
ちなみにカンボジアで一番よく見るのは、以下のような黄色のバナナ。
太くて短いタイプのバナナが多いです。
ひとまわり小さいモンキーバナナも見かけます。
日本のような長めのバナナもありますが、少ないめです。スーパーとかでみかけるイメージですね。
でも赤いバナナは街中で見たことがありません。
先日そんな赤バナナが売っているプノンクーレンへ行く機会があったので買ってみました。
↑そんな赤いバナナが買えるプノンクーレンの観光はこちら
②チェーク・クロホーム
世界中には他にも赤いバナナがある国はあります。
でもどこの国でもわりと珍しい存在であるようです。
なぜでしょうね?育てるのが難しいのでしょうか?
カンボジアの赤バナナと他の国の赤バナナが同じ品種なのかは分かりません。
このプノンクーレンで売られているバナナは一般的に「チェーク・クロホーム」(ចេកក្រហម)と呼ばれています。カンボジア語で「赤いバナナ」という意味です。
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③赤バナナを購入・値段
赤バナナは「プノンクーレン」のチケット売り場から、山頂へ向かう道の途中に赤バナナなどを売る屋台が並んでいる場所があります。
こちらの黒っぽいバナナはまだ熟していないとのことでした。
赤バナナの値段は大きめの房で3ドル。少し小さいのが2ドルでした。
ひとつひとつのバナナも大きめなので、ずっしりと存在感があります。
ちなみにカンボジアでは太短い黄色のバナナでひと房1ドル弱、100円くらいのイメージです。
ついでにカンボジアでは「バナナの花」もスープやサラダなどの料理に使われます。
④赤バナナの見た目とリンゴのような皮
赤バナナはどちらかというと太くて短いタイプのバナナですね。
いつもの黄色のバナナよりは少し大きめです。
皮は分厚めでしっかりしています。
見る角度によっては赤バナナの皮はまるでリンゴのように見えますね。
そんな赤い皮をむくと、中はクリーム色の見慣れたいつものバナナです。
では切ってみましょう。
切った側面です。
中身も見た目はふつうのバナナですね。
ヨーグルトに入れると美味しそうです。
余談ですが、バナナには種が入ってることもあるんですよ~!
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⑤赤バナナの味
さて肝心な赤バナナの味は、といいますと。
わりとふつうです…
残念ながらここに驚きと感動はありません(笑)
味はどちらかというと、あっさりめのしっとりモチモチっとした食感でした。
※通常のバナナより甘いという人もいるようなので、このあたりはバナナの熟度によって変わるかもですね。
いちばん思ったのは「食べ応え」があるなってこと。
珍しいもの食べてるからだけかもしれませんが、「食べた感」がありましたね。
いつもの黄色のバナナって食べても食べても「食べた感」があまりないんですよ。
※個人的意見です…
単に大きいのもあるでしょうけど、バナナ密度みたいなものが感じられました。
以上、いかがだったでしょうか。
見た目はインパクトが強く、味はインパクトが弱い「赤バナナ」
正直、皮を剥いた状態でバナナの中身だけお皿にだされたら分からないと思います。
でも実際に赤バナナを口にできる機会は少ないと思うので、見かけた際はぜひ挑戦してみてくださいね。
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最後までお読みいただきありがとうございます。