本日は温泉旅館でのリゾートバイト体験談です。
このバイトで特筆すべきところは「3ヶ月で100万円」貯まりました。
「稼いだ」じゃなくて「貯まった」です。支出も引いて100万円残りました。
そんなリゾートバイトがどんな内容だったのか、私の実体験からお届けいたします。
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目次
①3ヶ月で100万円も貯まった理由
まず簡単に書くと以下の二つです。
「お金を使う場所も時間もないため支出なし」
今思い返すと修行僧のような3カ月でしたね。
正直、めちゃくちゃしんどかったです。(特に慣れるまで)
でもその時はお金を貯めるのが目的だったので、無事目的達成でした。
②3ヶ月で100万円貯まったバイトの概要
- 勤務先:老舗の高級温泉旅館
- 仕事:裏方作業全般
- 期間:3ヶ月
- 基本時給:1,000円以下
- 住居:寮(無料)
- 支出:合計で約700円
- 派遣会社経由
1、勤務地・仕事内容
勤務地は老舗の高級温泉旅館で、裏方作業全般のお仕事でした。
作業の中心になるのは仲居さんの補助で、調理場と仲居さんの間のようなポジション。
他には布団しきや掃除がありました。
勤務時間は中抜けタイプで、「朝から昼」と「夕方から夜」の2勤務体系でした。
詳しくは後述一日の流れで書きます。
2、給料・時給
基本時給は1,000円以下だったので、時給がよかったわけではありません。
(実際は残業だらけになるので、残業代の割増がつきます。)
休日はほとんどなかったです。
2勤務形態なので、休みがあっても半日は出勤とかで(半日といっても7時間くらい勤務する)、一か月間で丸一日休みという日がまったくない月もありました。
3、寮と食事は無料
寮・光熱費は無料で食事も三食付きでした。
寮は勤務地の旅館からは徒歩10分くらいの距離のところにありました。
部屋は3人での相部屋。
相部屋といっても簡単な区切りがあって半個室のような感じでした。
お風呂場も部屋についてますが、旅館の温泉も無料で使用可能です。
食事は旅館で食べます。
料理場の板前さんがあまった材料で作ってくれるのですが、高級旅館ってこともあってかいつも美味しかったですね。
大皿に盛られてるのを取りわけるのですが、僕らのポジションはいつも最後だったのでおかわりし放題の食べ放題でした。(逆にあまり残ってないときもたまにありましたが…)
4、3ヶ月で支出約700円・周辺の環境
温泉旅館があるのは山奥でした。
最寄りの電車の駅からバスで片道1時間です。
もちろん寮のまわりには何もなく、一番近いスーパーに行くためにはバスで片道1時間かけて駅まで行かなくてはなりません。
おかげで支出がびっくりするくらいなかったです。
「3か月の中で現地で使ったお金、合計で700円くらい」
今思い返すとびっくりですが、これもマジです。
携帯などの口座引き落としはありましたが、現金で使ったものといえば勤務の最初のころに使った約700円のみ。
後半は帰りのバスに乗るまで1円も使わなかったです。(財布も持ち歩いてなかったです。)
この支出の低さも100万円貯められた大きな理由のひとつですね。
1時間かけて(往復で2時間)バスで買いに行く気にもなれなかったし、休みもなかったですからね。
↓こちらは散歩してると見かけたクマに注意の看板
当時は何も思いませんでしたが、今思い返すとけっこう怖いですね。
幸いクマには出くわしませんでしたが、野生のお猿さんや鹿には通勤中に道端で出会いました。
5、リゾバ派遣会社経由
仕事は「アプリリゾート(はたらくどっとこむ)」というリゾートバイト派遣会社に紹介してもらいました。
希望したのは「3カ月くらい」、「お金が稼げる」、「できたら裏方系のいろんな仕事ができるポジション」。
まさに希望にかなった案件をご紹介いただきました。
ありがとうございます。
スタッフさんが優しいとの評判が多いです。
気になる方は一度登録して話を聞いてみるといいと思いますよ。
6、バイト仲間・同僚
リゾートバイトで働いている人達は20代くらいが中心でした。
けっこう派遣会社通して来てる人も多かったです。
老舗温泉旅館ってこともあってか、ちょっと落ち着いた感じで、学生が多くワイワイしてるという雰囲気ではなかったです。
男女比は職種別といった感じで仲居さんは女性、調理場は男性、裏方も男性で少数派。
淡い恋バナみたいなものも多少ありましたが、全体的に仕事で手いっぱいでそういう雰囲気ではなかったです。
寮は男女で別々の建物でした。
貯金が第一目的の人におススメの職場ですね。
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③一日の仕事の流れ【体験談】
それでは実際に勤務した一日の様子を実体験レポートでお届けいたします。
【前半】
- 6:30 朝食の準備
- 7:30 仲居さんの補助
- 10:30 温泉の掃除
- 12:00 部屋のチェック
【後半】
- 16:00 宴会場などの準備
- 18:00 仲居さんの補助・布団しき
※時間は目安
1、早朝・準備
早朝6時だいには出勤し、調理場から運ばれてくる料理を数をかぞえて冷蔵庫にならべたりして、朝食の準備をしていきます。
2、仲居さんの補助
朝食時間が始まると、仲居さんの補助をしながら、
今度は下がってくる洗い物をしわけて、調理場へと戻します。
作業自体はむずかしくないのですが、たくさんの仲居さんに対して僕らのポジションは1フロアにひとりしかいないので、わりと忙しのです。
3、温泉の掃除
朝食が終わると次は掃除タイムです。
旅館の目玉でもある温泉の掃除をします。
4、部屋のチェック
掃除が終わると、次は客室のチェックをします。
部屋の掃除はほかの業者の方がしてくれるのですが、僕らはその後に布団の数や冷蔵庫のジュースの数などをチェックして数を合わせていきます。
客室のチェックが終ると前半終了です。
だいたい13時すぎくらいになっています。
お昼御ごはんのまかないを食べて、寮で一休憩です。
後半まで2~3時間しかないので、少し仮眠をとっておしまいです。
5、宴会場などの準備
午後は夕食の準備に加えて、宴会の予約がある場合はその宴会場の用意も先にしなければなりません。
6、仲居さんの補助・布団しき
朝食と同じように仲居さんと調理場のあいだのようなポジションです。
夕食時はそれに加えて、客室の布団しきも必要になります。
食事を下げおわると、仲居さんに呼ばれ客室にお布団をしきにいきます。
裏方作業のなかで唯一お客さんと接する仕事になります。
7、一日の終了
布団を全部屋しき終わって、夕食の片付けも終わると、一日の勤務終了です。
だいたい22時過ぎにはなっています。
それからまかないを食べて、寮へ歩いて帰って、風呂入ります。
次の日も6時起きの一日中立ちっぱで仕事なので、もう後は寝るだけです。
おやすみなさい。
④リゾートバイトの感想・まとめ
正直きつかったです。(ぶっちゃけブ○ックといっていい環境だったと思います。)
どれくらいきつかったかというと、「立って靴下がはけなく」なりました。
とりあえず足腰が限界を超えてたように感じます。
一時は歩くだけでケツのあたりに激痛がはしりました。
(それでも痛くて階段を少しゆっくり上がってると、「なんで自分だけトロトロ動いてんの?」みたいな感じで睨まれました。)
慣れてくると体が対応してきたのか、不思議と痛みはなくりました。
文字で表現しにくいのですが、体の自然対応能力(?)からか痛くならないような動き方を無意識にするようになりました。(体の一部にコルセットが入ってるような)
その結果、片足立ちができなくなって、立ったまま靴下がはけなくなったわけです。
※仕事やめると自然になおりました。
仕事場も「3カ月勤め上げられれば上出来、ベテラン」といわれてました。
それくらい続かずにみんな辞めて行くということです。
※夜逃げのように(朝部屋に行くといなくなってる)辞めて行くバイトもいるとのうわさでした。
以上、いかがだったでしょうか。
かなりハードな仕事場でしたが、当初のお金を貯めるという目的を達成できたので、
アプリリゾートさんには感謝、感謝です。
担当者さんに希望を伝えると、自分に合った求人を紹介してくれると思いますよ。
↓こちらはスキー場でのリゾートバイト体験談
100万円あればカンボジアでは余裕で1年暮らせますね。
お金貯めてワーホリでも留学でも自分の行きたい道へむかって進んでいきましょう!
↓リゾートバイト全般のお話。メリットや登録・面談について
最後までお読みいただきありがとうございます。