カンボジア海外旅行・シェムリアップ便りfromアメミル

アンコールワットのある街「シェムリアップ」より初めてのカンボジア・海外旅行の方に向けてわかりやすく情報をお届けいたします。

アンコールワット周辺の遺跡

バンテアイ・サムレ

更新日: 初回投稿:2019-09-09

本日はバンテアイ・サムレです。

バンテアイ・○○って前も行った気がするんだけど…

そうなんですよ。

バンテアイと名前につく遺跡は複数あって、どれがどれかごちゃごちゃになる人も多いんです。※バンテアイとは「砦」という意味があります。

観光でよく行くのは「バンテアイ・スレイ」と「バンテアイ・クデイ」ですね。
本日ご紹介するのは「バンテアイ・サムレ」です。

バンテアイ・サムレはどちらかというとマイナーな遺跡で、観光に訪れる人もさほど多くないです。そのためゆっくりと遺跡を鑑賞することができますよ。

破風には見ごたえのあるレリーフも多数残っています。

バンテアイ・サムレ

 

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①バンテアイ・サムレの行き方、場所

バンテアイ・サムレはアンコールワットの東の方、大回りコースをはずれてさらに東へ進んだところに立地しています。

大回りコースのプレループを越えて、次にでてくる曲がり角を右へと進みます。
バンテアイ・スレイなどへ向かう道ですね。

バンテエアイ・サムレ単体で行く人は少なく、大回りコースやバンテアイスレイへ行くついでに観光によることが多いです。

マイナーな観光スポットになりますが、近くに一ノ瀬泰造さんのお墓やプノンボックという場所もあります。

②バンテアイ・サムレの入場料

バンテアイ・サムレの入場料

バンテアイ・サムレへ入場するためにはアンコール・パスが必要となります。
遺跡観光の所要時間は約45分くらい

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③バンテアイ・サムレの観光

バンテエアイ・サムレの入り口

バンテアイ・サムレへの観光は北側から入って行きます
※遺跡の建物としての入り口は東側向き。

まず道路のすぐそばにチケットチェックがあります。

左手にトイレがありますので、行きたい方は先にいっておきましょう。
アンコール・パスを持っていれば無料で使える遺跡公共のトイレです。

バンテエアイ・サムレの遺跡へ向かう道

チケットチェックを過ぎてから、遺跡まで森の間のような道を歩いて行きます。
左右には絵描き屋さんが多かったです。

最初にあらわれるのが北門です。

バンテエアイ・サムレの北門

破風にレリーフが見られます。

こちらはインドラ神でしょうかね。
頭が3つあるアイラーヴァタという象に乗っています。

バンテエアイ・サムレのレリーフ
北門から中へ入るとこの日はカンボジア人の結婚式の撮影をしていました。

遺跡で結婚式の撮影

純白のドレスがとてもキレイですね
まるで遺跡を舞う白鳥のようです。

外壁の中はけっこうゆったりとしたスペースが設けられています。

バンテエアイ・サムレの城壁の中

中央付近にある台座。

バンテエアイ・サムレ中央付近の台座

中央祠堂の中は壊れたようになっていて特に何も残っていませんでした。
破風にはお馴染みのカーラさん。

バンテエアイ・サムレ中央祠堂の中

壁にはあまりレリーフがほどこされていないのですが、破風には彫が深くはっきりとしたレリーフが多く残っています

バンテエアイ・サムレの破風に残るレリーフ

↓左の方に阿修羅のお尻にかみつく猿のラーマーヤナの一場面が描かれています。

バンテエアイ・サムレのラーマーヤナに関するレリーフ

右の方にはヴィシュヌ神からブラフマー神が生まれる場面をあらわすレリーフ。

本来の入り口である、東の方も見てみましょう。

バンテエアイ・サムレの東参道

まっすぐに森の中へと続いている東参道。

テラスから遺跡をまっすぐに正面から見るとこんな景色。

バンテエアイ・サムレ東側正面から

高さはないんだなってことが分かりますね。

テラスの横側にあるシンハの像。

バンテエアイ・サムレのシンハ像

おしりをプリッと出して、今や目の前にせまった森を見つめている後姿はなんともシュールな雰囲気です。

いったいどんな顔で、森と毎日向き合っているのかとのぞいてみたら…

バンテエアイ・サムレのシンハ像の顔
なんと顔はもうなくなっていました、、
魂はもう別の世界へ飛んで行ってしまってます。

外壁になる第一回廊はわりと無骨な感じで、広めのスペースがとられています。

バンテアイ・サムレ

そういえばアンコール遺跡群では珍しくデバターをひとつも見かけなかった気がします。


以上、いかがだったでしょうか。

バンテアイ・サムレは全体的なつくりがアンコールワットに似ていることから「小アンコールワット」とも呼ばれているそうですよ。

↓バンテアイ・サムレの先にある「プノン・ボック」

↓よくセットで観光する美しいレリーフが満載の「バンテアイスレイ」

最後までお読みいただきありがとうございます。

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