冒険気分で森の小道をすすむと「ターオウン遺跡(Ta Oun)」が見えてきました。
※ターオウン遺跡はシェムリアップのアンコール・トムに近くにあるマイナー遺跡です。
スポンサードサーチ
①ターオウン遺跡への行き方
「ターオウン遺跡」は距離的にはアンコール・トムからわりと近い場所にあります。
しかし周壁外側の北西のあたりに位置しており、有名な「大回りコース」や「小回りコース」からは外れた反対側の場所になり、観光客はほとんど訪れません。
行き方はアンコールトムの北大門を越えたところの道を進んで行くか、もしくはアンコールトムの西側にある道を北上して行くかになります。
ターオウン遺跡の周辺にまで近づいてくると道はかなりローカルな未舗装の細道になります。おそらく車・トゥクトゥクは不可だと思います。
赤土のローカル小道を進んでいき、最後に上画像の左の角を曲がって(おひとり様一歩通行くらいの幅しかありません。)南下し遺跡の北側から接近します。
最初この角を間違えたら民家のような所に入ってしまいめっちゃくちゃ犬に吠えられて、ほんとに怖かったです…
少し進むと木々の隙間にターオウン遺跡が見えてきます。
アンコールパスのチェックはなかったです。
またターオウン遺跡には「Prei Prasat Temple」という呼び名もあるようです。
②シンプルながらも美しいターオウン遺跡
外濠のようなものがあるので、そこを渡ります。
雨季には水がたまるのでしょうか。(でも多分雨季になると、ここまで辿り着くのは厳しそう…)
周壁のようなものも少し残っておりますが、見どころというとほぼ真ん中に残っている建物くらいです。
とはいえなかなか良い雰囲気を出してる遺跡だと思います。
空へと伸びるように細く高く遺跡を取り囲む木々がまた素敵です。
彫刻やレリーフなども残っており、デバターも沢山います。
カビて変色してるのが幻想的で古代へタイムワープしたような感覚になります。
上段のあんな高い所にもデバターさんがいらっしゃいます。
なんだか子供っぽく見えるのは気のせいでしょうか!?
こちらは崩れた周壁東門といったところ。
正面から。
中央祠堂の裏側からの一枚。
さらにその外側、周壁の西側から。
以上、いかがだったでしょうか。
ターオウン遺跡は「シンプルながらも美しい遺跡」だったと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。