カンポットはカンボジア南部海岸近くにある街です。
海外近くと聞くとビーチを想像するかもしれませんが、なんとカンポットの街にはビーチがないんです。
ですがビーチがなくても、他の街に負けない世界的に認められている特産品である胡椒とドリアンがカンポットにはあります。
また郊外には国立公園や鍾乳洞もあり自然を楽しむこともできます。
この記事ではそんな魅力のつまった「カンポット」の街をご紹介いたします。
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目次
①カンポットへの行き方・場所
シェムリアップからはバスで12時間くらいです。
ほとんどのバスはプノンペン経由になり一度乗り換えが必要となります。
運行しているバスの本数も少ないので、まずプノンペンまで行きプノンペンでカンポット行きを探しすという方法もあります。
街中には川が南北に一本流れており、穏やかな雰囲気です。
(写真はオールドブリッジ)
フレンチ・コロニアルの建物が並び、カンポットに住んでいる外国人も多いです。(主に西洋人)
②カンポット特産品のドリアンと胡椒
1、街を見守るドリアン像
カンポットはドリアンが有名です。
※ドリアンとは(あまり知らない人のために)
ドリアンはフルーツの王様とも呼ばれ固いイガイガの殻の中に濃厚でクリーミーな果実がつまっており、独自の強烈なにおいをはなちます。
特に旬な時期は4~5月あたり。
初めての場合は少し不思議な味がしますが、慣れると非常に美味しくクセになります。
持ち帰る場合は臭いに注意しましょう。
そんな特産品のドリアンが街の真ん中にドリアン像となりランドマークのようにたたずんでおり、街を見守っています。
よく見るとドリアンのまわりにパイナップルやランブータンなどの果物も添えられています。
2、胡椒は世界一級品レベル(カンポットペッパー)
カンポットの胡椒は非常に高品質で、世界的にも認められており世界各国へも輸出されています。
日本の高級レストランなどでも利用されているようです。
↓イカと胡椒の炒めもの
街の郊外にはたくさんの胡椒農園が広がっています。
農園の見学が可能なところもあり、ツアーなども頻繁に行われています。
シェムリアップの市場ではカンポット産と表示された胡椒がよく売られていますが、
安いものは偽物だそうです。
本物のカンポット産の胡椒は、値段も高く香りも全然違うらしいです。
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③カンポット郊外の観光
1、ボーコー国立公園
カンポットの観光というとボーコー国立公園が目玉といえるでしょう。
街から西へ30㎞くらい離れたところあり、標高約1080mの山のような広大な土地にたくさんの見所が広がっています。
入場料にたしか2000リエルくらい払ったと思います。
山を登っている途中で見かけた、モアイ像のような岩。
たまたま見つけたのですが見所なんでしょうか…
まず出迎えてくれるのがこの大きな像。
詳しく分かりませんが「マオ」さんという名前の方の像のようです。
カンボジア人がたくさんお参りに来ていました。
ボーコー山の中心には「タンソワ・ボーコー・ハイランド・リゾート」という巨大なカジノホテルがた建っています。
正面にはお金をくわえたカエルの像。
その先は壮大な景色が広がり、バイクで走るとすがすがしくて非常に気持ちいいです。
ホテルの背後をずっと上の方へ走って行ったところには寺院が建っています。
ここからボーコー山の大自然を見渡すことができます。
こちらは約100年近く前に建てられたという不気味さ聖なる雰囲気をあわせ持つ古い教会。
同じころに建てられたホテルカジノだったとされる建物。
廃墟感のただよう不思議に魅力的な建物で、ボーコー国立公園の目玉のひとつだったのですが、近年改装されリニューアルされてしまったそうです。
他にも滝やアヒルボートの乗れる池、トラッキングの道など、ボーコー国立公園にはまだまだ沢山の見所がありますよ。
2、洞窟寺院や鍾乳洞
ボーコー国立公園とは反対のカンポットの街から東へ進んだところに、「プノン・チュヌーク」と呼ばれる洞窟寺院や鍾乳洞があります。
こちらは別記事で詳しく書きましたのでこちらをどうぞ。
④カンポットの街中を観光する
1、おすすめ人気レストラン「Rusty Keyhoke」
カンポットには「Rusty Keyhoke」という外国人に有名なレストランがあります。
ここでの目玉商品はなんといっても「スペアリブ」
ボリューム満点のスペアリブがなんと400gで$6という破格な価格設定。
注文すると付いてくるポテトはマッシュとフレンチと選べます。
これでもかというくらいのお肉に身も心もいっぱいになること間違いなしです。
※「肉には白ご飯」と思いご飯も注文しましたが食べきれませんでした。。
2、ナイトマーケット
カンボジアではおなじみのナイトマーケットもあります。
ドリアン像のすぐ北側にあって分かりやすいです。
そんなに広くはないですが真ん中に子供用の遊具が設置されていたり、食事ができるお店もあります。
3、手漕ぎサーフボード
街の中心部から少し離れますが、北の方へ進んだところにサーフボードを楽しめる場所があります。
穏やかな流れの川をサーフボードの上に立ちパドルでこぎながら進むというアクティビティです。
しっかりインストラクターが付いて教えてくれるところもあるようですが、私が行ったところはお金を払ったら「自分たちで自由にボート使って遊んでね~」という放任主義でした。
ボートの上に立つとけっこうバランスをとるのが難しく、座りながらまったりと川の上を漂ってました。
地味にだんだん流されていくので、乗り場から離れすぎると戻るのが大変なので注意です!
4、ボートクルーズで夕日鑑賞
カンポットの街中を流れる川でボートクルーズを楽しむこともできます。
これは街の中心部から乗れます。
夕方くらいで人が集まってくると出発となり、ボートの上で食事を楽しみながら夕日鑑賞できます。
しばらく進んだところで蛍鑑賞をして、そこから引き返します。
ボートの高さがギリギリで、しっかりかがまないと橋に頭をぶつけそうになるというアトラクションが途中にありました(笑)
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⑤ビーチが恋しくなっらケップへ
カンポットからケップはバスで1時間弱で移動することができます。
ビーチが恋しくなった方はケップまで足をのばしてみましょう。日帰り可能です。
ケップの情報はこちら
以上、いかがだったでしょうか?
ちなみにクメール語では「カンポット」より「コンポー(ト)」に近いです。
通じない場合は「コンポー(ト)」と言ってみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。