本日はカンボジアの南海岸ぞいにある街「カンポット」周辺の観光情報です。
先日にふと知り合ったカンボジア人がちょうどカンポット出身で、洞窟に連れて行ってくれるというので遊びに行ってきました。
「洞窟に連れて行ってくれる」って字で書くとなんか危険な場所へ連れていかれるみたいですね。みなさん気をつけましょう(笑)
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目次
①プノン・クバール・ロメアス【Phnom Kbal Romeas】
カンポットから33号線に沿って東へ向かってまっすぐ進みます。
途中で左折して未舗装で凸凹な、なかなかのコンディションのわるい道を北上します。
だいたいカンポットから30分弱ほど走ると見えてきます。
パッと見のこの外観の迫力と壮大さでワクワクしてきます。
場所の名前も聞かずに連れて来てもらったのですが、グーグルマップで「Phnom Kbal Romeas」と表示されるところです。サイの頭の山という意味だそうです。
クライミングとかできそうなすごい絶壁だなと思っていると、実際にこのあたりでクライミングもやっているそうです。
場所の名前なのか何なのか分かりませんが、「Climbodia」とも呼ばれているそうです。
洞窟内は自分も詳しくないということで、地元の知り合いのガイドを呼んでくれていました。
狭い入り口から洞窟の中へ入って行きます。
入ってすぐのところに仏陀の壁画があり仏陀像が祀られています。
その先は岩の芸術です。
自然の作る壮大な景色につい見入ってしまします。
今にも落ちてきそうな大きな岩。
1、暗闇の隙間からさらに洞窟の奥へ
暗闇の中で「風の谷のナウシカ」に出てくる「オウム」のような不思議な形をした岩がありました。するとその岩の上にある小さな隙間からさらに奥へ行くというのです。
写真では伝わりにくいですが、左下の凸凹の岩がもっと大きくて映画の世界に迷い込むような気分でした。
穴の中は真っ暗です。
スマホのライトだけでは足りないくらいに暗闇が深かったです。
隙間をくぐったすぐのところは地面も少し湿っていて秘密の奥地に入ってきた気分を盛り上げます。
中まで入るとキラキラ光る岩がありました。まるで宝石のようでした。
その他にも岩の姿かたちがさらに不思議で美しく、それでいて奇妙になり独自の空間が広がります。
生き物のようで今にも動きだしそうな岩。
2、さまざまな動物の形に見える岩々
続いては、さまざまな動物の形に見える岩々が登場しました。
大きな「モンキーゴリラの顔」が見下ろしてくるような岩。
象を横から見たような岩。
そして暗闇の洞窟の中に咲く不思議な花々。
チョコバナナとベイビーコーンみたいで美味しそうです。
でもこういうのを食べると違う世界に行ってしまいそうですね。
暗闇の洞窟の中でも植物が息づいています。
これはドラゴンの頭を上から見たような岩。
他にも虎の顔に見える岩とかもありました。
洞窟の中にいたのはおそらく40分くらいでしたが、とても見応えのある魅力的な洞窟でした。
自分で来ていたら奥まで入れなかったと思うので、ガイドが付いて来てくれてよかったです。
②湖の畔のハンモック小屋で休憩
ひとつめの洞窟がよかったので、次も期待しながらバイクの後ろにまたがります。
東方面へ向かって田園風景に囲まれた、またまたかなりの凸凹道をバイクで進みます。
しばらく走ると湖が見えてきました。ここで一休憩です。
みんなで湖のほとりのハンモック小屋でパパイヤサラダを食べました。
次に湖の近くの場所にひとつ行ったのですが着いて時間がおそかったようで、そこはとばして「プノン・チュヌーク」へ向かいます。
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③プノン・チュヌーク【Phnom Chhngok】
湖をはなれて凸凹道を北上していきます。
私は運転してないのですが、ずっと凸凹道が続くので落ちないようにと神経を使ってバイクにしがみついているだけで到着したころには非常に疲れてしまいました。
洞窟の近くに小さな川が流れており、そのにある露店にバイクを停めて徒歩で向かいます。
正面に洞窟っぽいものが見えましたが、そこはスルーして右手の階段へ向かいます。
階段下には大きな仏像もありました。
階段の途中に見晴らしの良い場所があり、田園風景がキレイに見下ろせます。
もう少し上がると大きく開いた洞窟が見えてきます。
洞窟の中には祠堂がひとつ建てられています。
上部から降りてくるような不思議で芸術的な形をした岩に守られているかように、もしくは融合するかのように合体しています。
暗かったので写真では分かりにくいですが、天井ももっと高くかなり神秘的なオーラを放っていました。
他にも牛の顔した岩など。
この洞窟は現在奥まで入れないということで、階段に戻ります。帰り際に入り口にあった洞窟にもよりましたが、こちらも今は水が溜まっていて中には入れなかったです。
帰るころには時間もちょうど夕日の時間帯になって山(丘?)がキレイな夕焼けに照らされていました。
以上、いかがだったでしょうか。
「プノン・チュヌーク」の方が有名なようですが、私は「Phnom Kbal Romeas」の方が断然よかったです。
アクセスもあまりよいとは言えませんが少し遠出して洞窟探検へ、みなさんもぜひ行ってみてくださいね。
↓カンポットの観光情報はこちらも合せてどうぞ。
最後までお読みいただきありがとうございます。