ケップに来たら「カニ」を食べずしては帰れない。
ケップといったらカニですよね~シンボルのようなカニの像もありますしね。
じゃどこで食べるかというと「カニ市場」です。そういう名前の市場があるんです。
ただし、カニ市場は英語もほとんど通じないうえにシステムが分かりにくいため、カンボジアに慣れていない旅行者の方には手を出しにくいところがあると思います。
私も初めて行ったときは、よく分からないので隣のレストランでメニューから注文して食べました。
そんな方のために、この記事ではカニ市場でのカニの注文の仕方や食べ方、市場全体の様子をご紹介いたします。
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①ケップのカニ市場の場所
街の西海岸沿いにあります。
ケップ・ビーチから1.5kmほど海岸沿いに沿って北へ進むとあります。
「カニ市場」みたいな看板や表記はほとんど見かけなかったです。
市場の北側にたつ目印になる像。
英語では「クラブ・マーケット」、カンボジア語で「プサー・クダム」と呼ばれています。
②市場の中はカニでいっぱい
カニ市場の中はカニでいっぱいです。
海沿いでは海女さん達がリアルタイムでカニを捕まえています。
あちらこちらにカニを捕まえるための籠のようなものが置いてあり、中には生きたカニがうようよしています。
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③シーフード全般イカやエビもある
もちろんカニ以外のシーフードもたくさん売られており、イカやエビが所狭しとマーケット内に並んでいます。
生で売られているものもあれば、すぐに食べられるように串焼きにして売っているお店もあります。
写真右下の大きめのイカ焼きで10000リエル。
また市場の南側にはシーフード料理の楽しめるレストランが並んでいるので、もう少しキレイなところでゆっくりしたい方はレストランで食べるとよいでしょう。
料金は観光地のレストランっといった感じで少しお高めな設定でした。
④獲れたての新鮮なカニ実食
1、カニを注文・仕入れる
カニはケースに入って並べられているものもあれば、カニを獲っている海女さんから直接仕入れることもできます。
↓ケースにはいってる少し大きめのカニ
海沿いで興味深そうにカニの様子を見ていると海女さんが声をかけてきました。
料金は量り売りになっていて1キロで25000リエル($6.25)とのことです。
元気なおばちゃんでガンガン売り込んできます。(クメール語オンリー)
料金の下調べをしていなかったので相場がわからなかったのですが、カニを食わずしては帰れないという思いもあいまって、とりあえず1キロでどれくらいの量か見せてもらいました。
すると籠の中から片手にカニを4匹くらいつかんで、これで1キロだと見せつけてきます。
500グラムくらいでいいかなと思いましたが、なかなか押しが強く「カニって実際に食べられる箇所って少ないからな」と思い勢いに負けて1キロ購入しました。
0.25ドルは切り捨てで6ドルで大丈夫でした。
2、調理屋さんがいる
カニの購入ができたら、持ち帰らずに市場で食べたい場合は調理屋さんのところで調理してもらいます。
鍋やフライパンが並んでるのですぐ分かります。
調理方法は「炒める」か「茹でる」で選ぶことができて、調理してもらうには別料金が必要です。茹でる方が少し安いようです。
今回私は炒めてもらうことにしました。カニ1キロを炒めてもらうのに10000リエルでした。
お願いすると袋に入ったカニを取りだし、まだ生きているカニを調理しやすいようにハサミでザクザク半分に切っていきます。
フライパンで炒めていきます。
カニの色がだんだんと赤く変化していきます。
ただ炒めるだけじゃなくて、味付けもしてくれます。
ネギや生胡椒にチリソースといった味付け。
盛りつけて完成。めちゃくちゃ美味しそうです。
できあがると「白ご飯はいりますか?」と聞いてくるので、欲しいというと1000リエルで付けてくれました。(まさに白ご飯が欲しかったところ、ナイスです。)
3、炒めたカニを食べよう
調理してもらったカニは市場内にあるテーブルで食べることができます。
サトウキビジュースなどを販売しているところにテーブルが並んでいるので、そこでジュースを一杯頼んで座らせてもらいます。
サトウキビ・ジュースは一杯2000リエル(少し大きめ)
では実食。「いただきます!」
はい、一口…
美味しい!
できたての熱々でカニの身はもちろん超新鮮です。
身はとってもやわらかく、食べていてとろけるような「新鮮さ」を感じました。
カニの殻もやわらかくて、少し噛めばパリパリと割れます。
炒め屋さんの味付けも絶妙でめちゃくちゃ美味しかったです。
食べだすともうカニを食べるのに必死で、もくもくとかぶりついていました。
ふと我に返ったころには、あれもうお腹いっぱい、、
白ご飯の存在を忘れていました。
やっぱり1人で1キロは多いですね。半分くらいがいいです。
だけどさっきまで生きていたカニたちを残すもいやなので、がんばって全て完食。
実際に食べたカニの身の量はそんなに多くなかったと思うんですが、気持ちもお腹も満腹・満足!お腹がはちきれそうでした。
カニ炒め1キロ、ご飯、サトウキビジュースで合計9.25ドル!
カニを食べた後は手がベトベトになります。
おかげで写真は食べ始めるまえのキレイな料理の写真しかありません。
となりのお店では手洗い用の水の入った器をだしてもらっていましたが、私のところはなかったです。なので知恵をしぼってサトウキビジュースの氷で手を洗いました。
4、まとめ
「カニを売る人」、「調理をする人」、「テーブルを使わせてくれる人」と各セクションごとに分かれています。
料金もそれぞれ別々に必要になります。
別々なんだけど、市場全体でつながっているという雰囲気です。
分からない場合はお店の人に聞けば次のセクションへ誘導してくれます。
今回、カニの料金と調理代はけっこう高いかなと思いましたが、ゲストハウスに帰ってから受付のカンボジア人に聞くと同じくらいの値段だったので、わりと妥当な料金だったのかなと思います。
カニは大きさや種類によっても、値段が違うようですね。
以上、いかがだったでしょうか。
ケップのカニ市場のご紹介でした。
ローカルな感じで分かりにくいかもしれませんが、ケップに来たらぜひカニ市場で獲れたての新鮮なカニを食べてみてくださいね。
ケップ全体の観光情報はこちら↓
最後までお読みいただきありがとうございます。