3回目となりましたプレアヴィヒアへ自力で行く方法シリーズもこれで最終章です。
前回までにプレアヴィヒアの遺跡観光も終わりましたので後はシェムリアップへと帰るだけです。
最終章として、プレアヴィヒア自力旅のまとめ総費用も合わせてお届けいたします。
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目次
①最後にプチトラブル
シェムリアップまでの乗り合いタクシーもすでに手配済みなので気楽にしていたら、遺跡の帰り際にプチトラブル発生です。
1、ポリスに罰金!?
遺跡観光も大満足に終わりバイタクとの待ち合わせ場所へ戻ります。
すると入り口の入場チケットのチェックポイントで声をかけられます。
「チケット持ってますか?」
「来た時にまだ誰もいなくて、ドライバーに聞くと後からで大丈夫と言っていた。」
と伝え規程のチケット代$10を支払ってその場は問題なし。ですが係員はなんかしっくりしない様子…
無事にドライバーと合流し、下山します。
するとチケット売り場の100mくらい手前の道の途中で、乗り換える前(ゲストハウスから乗ってきた)のバイタクドライバーが待っていました。
チケット売り場がすぐ近くにあるのに、道端の何もない変な場所で待ってるなと思いました。
乗り換え代をまだ払ってなかったのでいくらかと聞くと$8だと言います。(通常は$5)
$5じゃないのかと抗議すると、はっきりせずもごもご言ってます。
何かおかしいなと思い追及します。
どうやら乗り換えのバイタク代は$5だけど朝チケットなしで遺跡に入ったためポリスに$3払わなければいけないらしい。
いやいやドライバーの君が大丈夫だって言ったんだし。しかも罰金が必要ならふつう下山前のチケット・チェックポイントの所で直接ポリスに請求されるはずでしょう。
抗議を続けますが向こうも折れようとしません。
どこかに電話してこいつと話せと電話を渡してきますが、誰かも分かんないしクメール語だし、にっちもさっちも行きません。場所も道端で暑いし、面倒くさくなって$8払いました。
後で考えると推測ですが、勝手に観光客を遺跡内に入れたということで、ドライバー側に罰金があったのかもしれないですね。
(彼は私を降ろしたあと遺跡方面に向かってすぐに引き戻して行きました。)
で、チェックポイントで何も言われずに私がでてきたら、チケット代と言って$10とってそれがバイタクのポケットにでも入る予定だったんでしょう。
2、チケット売り場による
なんかこのまま真っ直ぐ帰るのもいやだったので、お金も払ったんだから記念にチケットが欲しいといってチケット売り場によってもらいました。
早朝とは違い観光客で賑わってました。
ドライバーはチケットはもらえないと言ってましたが、無事にゲットできました。そのついでに窓口でチケット情報を教えてもらいました。
以前必要だったパスポートは現在入場に必要なくなっているようです。
タイ人のみまだ必要だとのこと。
あと12歳未満は入場が無料になるけれど、証明のためにパスポートが必要だそうです。
おそらくアンコール・チケットと同じですね。
ちなみにプレアヴィヒアもカンボジア人は入場無料です。
②エコ・グローバル・ミュージアム【Eco Global Museum】
ちょうど数か月前にプレアヴィヒアに博物館が開館したとの情報があったので、帰りによってもらいました。スラアエムに戻るまでの道沿いにあります。
道の途中ではヤギ家族のお散歩にも出くわしました。
エコ・グローバル・ミュージアムに到着。
中に進みますが、どうやら閉まっているっぽい雰囲気。
入り口付近に関係者っぽい人が座ってたので聞いてみると、「博物館自体のオープンはしているが、今日は休みだから明日また来てくれ」とのこと。(残念なことに日曜日でした。)
「もう今からシェムリアップに帰るよ」というと、別に中に入ってもいいよと言ってくれました。
展示品があるであろう建物は扉が閉まっているので、中の敷地だけでしたが雰囲気は感じられました。
まだ出来たてでエコらしく緑が多いイメージでした。
内容は基本的にプレアヴィヒア寺院に関する博物館だそうです。
入場料は入り口にいた人の言い値は 外国人$2
ゲストハウスの受付のお姉さんのいい値は 外国人$3でカンボジア人$0.5でした。
う~ん、どちらが正しいんだろう…
(ふつうは博物館にいた人の方が正しそうですが、受付のお姉さんに公式っぽい紙を見せてもらいましたが、そこには$3と表示されていました。)
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③乗り合いタクシーでシェムリアップへ
1、ゲストハウス帰着
ゲストハウスに帰って来たのは11時すぎでした。シェムリアップへの乗り合いタクシーは11時半出発の約束です。
まだ少し時間があるのでゆっくりしようかなと思っていたら、ゲストハウスに到着するやいなやドライバーが「入り口で待ってるから、荷物まとめたらすぐ降りて来てね。乗り場まで連れて行くから。」と言います。
どうやら頼んでおいた乗り合いタクシーはドライバーの知り合いらしく、ゲストハウスに到着する前から電話でやり取りしており、タクシーはもう準備して待っていてると言っていました。
朝6時半から遺跡観光してるんだからちょっと休ませてよと思いつつ、出発は11時半の約束だったんでシャワーだけはさっと浴びさせてもらいました。
(ほんとは軽くご飯も食べたかったんだけどね。)
※ゲストハウスの廊下のコンセントに刺さってた謎の生物
2、スラエムからシェムリアップへ
受付でチェックアウトを済まして連れて行ってもらうと、タクシー乗り場はマーケットのラウンドアバウトのところでした。
車は来るときに利用した乗り合いバンとは違いふつうの乗用車です。
料金はシェムリアップまで片道$10
スラエムからの乗客は私一人だけのようで専用車気分で出発です。
道中で二人乗せて、最終的にはドライバー入れて合計4人でした。
広々として、空調も効いていてなかなか快適でした。
ただちょっとスピード出しすぎじゃない!?と思うところもありましたね。
そういう意味では乗り合いバンの方が遅いけど運転は安全だったと思います。
途中のアンロンベンで、よくわからない人待ち時間が30分くらいありました。
3、シェムリアップに到着
シェムリアップ到着は14:30。プサールーの前で降ろされます。
乗客の一人はまだ乗っていたのでもしかしたら街中まで行ってくれるのかもしれません。
スラアエムからシェムリアップまで合計約3時間の旅でした。
乗降時に料金$10を支払って、プレアヴィヒアへ自力の旅は終了です。
④プレアヴィヒアへの自力の旅1泊2日の総費用
- $8 往路 乗り合いバン(スラアエム行き)
- $10 復路 乗り合いタクシー(シェムリアップ行き)
- $10 ゲストハウス宿泊代1泊
- $10 現地バイタク プレアヴィヒア寺院までの往復
- $10 プレアヴィヒア入場料
- $5 山頂までの乗り換え
- $3 ペナルティ
- $5 食事・水など
合計 $61
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⑤自力で行くメリット・デメリット
1、メリット
まだ観光客がいない朝一番に遺跡に行けるのは大きなメリットかと思います。
写真好きな方には最適です。有名な遺跡だとどうしても人が入り込んで来がちですからね。
遺跡だけの写真を撮りたい方にはもってこいです。
人が少なすぎて秘境に来たような気分を味わえました。
まさに遺跡を独占できますよ。
あとはなんといっても自分のペースで観光できること。ツアーと違い時間を気にする必要がありません。
好きなだけ絶景の崖で黄昏ることもできます。帰りに博物館によれるのも自力ならではですね。
2、デメリット
デメリットはいがいと節約にはならないということでしょうか。
ひとつひとつは安くても、乗り合いバンの往復に現地バイタク代、そして1泊分の宿泊が必要になります。
自力で行くと安いイメージがありますが、費用対効果はあまりないようです。
安さを求めるのであれば、日本人宿の乗り合いで人を集めるのが一番ですね。
あと時間も必要になります。
日程に余裕のある旅人さんじゃないと現実味がないです。
3、その他
ローカルの乗り合いはバンよりタクシーの方がよいと思いました。
ローカルバンは時間がかかるのと、時期によってはギュウギュウに乗ってくる可能性が高いです。(あえて現地人の雰囲気を味わいたい方にはよいです。)
食事や宿は特に問題ないかと。
心配な方は今回私が利用したところを使ってもらったら大丈夫かと思います。
スラエムの宿の情報はネット上にもあまり見当たりませんが、グーグルマップで見るとレビューもいくつか投稿されているので参考にしてみてください。(かなり拡大すると出てきます。)
以上、いかがだったでしょうか。
三回にわたってお届けしました【プレアヴィヒアへツアーを使わず自力で行く方法!】
時間に余裕がある方はぜひチャレンジしてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
↓第一回【行き方編】
↓第二回【遺跡観光編】