シェムリアップから北東約100kmの場所に位置する「コーケー遺跡群」。
行ってみたいけど料金が高いので(遠方のためツアー代が高い)なんとか格安に自力で行きたい、と考えてる人もいると思います。
この記事では私の実体験をもとに体験談風にご紹介していきます。
まずはコーケー遺跡群の最寄りの村スラヨンへ向かいます。
※ちなみに現地で通常1泊は必要だと思っておいてください。
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目次
①自力でコーケー遺跡へ行く方法
ツアーを利用せずに自力で行くとなると主に3種類の選択肢があります。
- 国道6号線沿いにあるローカルの乗り合いバンを使う。
- プレアヴィヒア市行きなどのバスに乗り途中下車する。
- 自分の車やバイクで行く。(カンボジア在住の方など)
結果、最初はローカルバンを使用しようかと思ったのですが、最終的には2のバスの途中下車をねらって行くことにしました。
1、ローカル乗り合いバンをやめた理由
以前に国道6号線を走ったときに軽くチェックしてみたのですが、
それっぽいバンは発見しましたが、どれがその乗り合い用のバンなのか正直よく分からなかった…
次にまず国道6号線まで行くのが遠い。
乗り合いローカルバンはバスよりも安いのが魅力なのですが、国道6号線に行くのにトゥクトゥクなどを使ってしまうとお得感がなくなる。さらに行ってから見つからないとなると、時間的にも金銭的にも無駄になる。
実際に朝がんばって歩いて行ったにもかかわらず、乗り合いバンが見つけられずに帰ってきた方もいました。
それに対してバスだと無料ピックアップ付き。これはうれしいですね。
結果、ソリヤバスでプレアヴィヒア市行きのバスチケットを6ドルで購入しました。
②最寄りの村スラヨンへ向かう
それではバスを利用して最寄りの村「スラヨン」へ向かう当日の様子です。
1、無料ピックアップが来ない
当日の朝、バスの無料ピックアップを待っていたのですが格安バスにありがちなピックアップが来ないという始まり。始まりから何かと不安になります。
電話をしてなんとか来てもらったのですが、ピックアップに来たのが7時半。バスの出発予定時間も7時半。大丈夫かと思いつつとりあえず連れて行ってもらう。
バス停に着くもバス会社のスタッフも「どうする?」みたいな様子です。
前に停まってたこのバスに乗れというから、とりあえず乗ってみる。(プノンペン行きっぽいんだけど…)
出発して30分ほど国道6号線をプノンペン方面へ向かって走ります。
そこで停車。
「ここであなたは降りてください」
いやいやさすがに早すぎるでしょと思っていたら、後ろの方にバスが見えました。
あれに乗り換えてくださいとのことです。
なんと7時半発だったプレアヴィヒア市行きのバスが待っていてくれたようです。
待っていてくれた他の乗客の方には申し訳ないなと思いつつバスに乗り込みます。
そこから左折し国道6号線を離れ、やっとコーケー遺跡方面の北側へ向かっていきます。
とりあえずバスのスタッフに「コーケー遺跡に行きたいから、スラヨンで降りたい」と伝えておきます。
2、スラヨン村へ到着
出発してから約2時間ほどでスラヨン村付近へ到着。
ここでまたしてもハプニング。
スマホのGPSを使って場所の確認をしていたのですが、画面上では到着しているのにバスが停まりそうな気配が全くない。
初めての場所なので街並みなども分からず様子を見ていたのすが、明らかにそのまま通り過ぎようとしているではありませんか。
かなりの田舎町だったので、間違っていたらどうしようかと思いつつも必死でドライバーに伝えて降ろしてもらいました。
降りたところの景色がこれです。これで間違っていたらもうどうしたらいいんだろうって感じですよね。
それでもなんとか無事にコーケー遺跡最寄りの村スラヨンに到着したようです。もちろんここで途中下車したのは私一人だけでした。
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③今夜泊まる宿を探す
その日の宿は予約はしてなかったのですが、事前にネットでいくつかゲストハウスがあるのは確認していました。
とりあえず歩き出すとすぐ近くに1つ目のゲストハウスがありました。
入ってみますが誰も人がいない。
そのうち誰か戻ってくるかなと思いながら時間つぶしに周りの散策に出かけます。
そうこうしているうちに2つ目のゲストハウスに到着してしまいました。
道路沿いの看板がなければ普通の民家のようなたたずまいです。
もう戻るのもめんどくさいのでここで決定。
「Ponloeu Preah Chan Guest House」というゲストハウスです。
グーグルマップにも出てきます。シングル(ファン)で1泊8ドルでした。
※私が泊まった時は(2017年5月)木造りの手桶式トイレでいかにもローカル宿風でしたが、現在ネット上にキレイな写真が上がっていたので、改装したのかもしれません。
蚊に噛まれそうなのが気になったのですが、宿のおばちゃんに言うと殺虫スプレーを貸してくれました。
水シャワーと手桶式のトイレです。
④少し休憩して遺跡観光へ
宿で少し休憩して、いざ「コーケー遺跡」へと向かいます。
コーケー遺跡までの移動は宿のおばちゃんに手配してもらいました。
バイタクで10ドルで、すぐに呼んでくれました。
料金はもう少し安くなるのかもしれませんが、10ドルくらいの価値はあるかと思い特に交渉もせずにOKしました。
ちなみにトゥクトゥクはスラヨン村では一度も見かけませんでしたね。
村からコーケー遺跡群までは約10kmくらいで、バイタクで20分くらいだったと思います。
コーケー遺跡群は「アンコールパス」ではなくコーケーのチケット代$10が必要となります。
(※2020年からは$15に値上がり。)
私はまだ入場のチケットを持っていなかったのですが、バイタクのおっちゃんはなんとチケットブース(たぶんそうだど思われる場所)をチラ見して素通りしました。
係員っぽいのがねそべって寝ていたのが見えましたが、私もそこがチケットブースである確信はないので。。とりあえずバイクの後ろに乗っていました。
そんなこんなでなんとかコーケー遺跡群まで到着でき、無事に遺跡観光の始まりです。
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⑤【番外編】自分のバイクで行く
上記のバスで行ったのとは別に、後日自分のバイクでも行ってみました。(2023年末)
道的には特に迷うようなややこしい箇所はなく、主要な道に沿って走ればほぼ問題ありません。道路の状態も比較的よかったと思います。
※良かったというのはあくまで主観です…(記憶が正しければ)シェムリアップからスラヨンまで未舗装のところはなかったはずです。スラヨンからコーケー遺跡周辺にかけては未舗装ありですが。
でもツアーやチャーターして行くのが一番おすすめです!
以上、いかがだったでしょうか。
まずシェムリアップからコーケー遺跡群までの自力での行き方編でした。
コーケー遺跡についてはこちら↓
スラヨン村の様子や食事、旅の総費用はこちら↓
最後までお読みいただきありがとうございます。